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Maurten「GEL100」レビュー:キプチョゲのエナジージェル

Maurten「GEL100」レビュー:キプチョゲのエナジージェル

マラソンの補給食におすすめの「モルテン GEL100」を紹介します。

スポーツドリンクの常識を変えた「モルテンドリンク」のエナジージェル版です。特徴は以下のとおり。

  • 天然由来の成分を配合
  • 独自技術「ハイドロゲル」を採用
  • カフェイン入りもあり
  • 1袋あたり100kcal / 40g

ハイドロゲルは1時間あたり100gの炭水化物を摂り続けても吸収効率が下がらず、世界トップクラスのエネルギー吸収率を誇ります。

ただし高価なので、出番は本命レースに限られます。

当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

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目次と内容

キプチョゲのエナジージェル

モルテン(MAURTEN)は、北欧スウェーデンに本社を置くエナジードリンクの会社です。

同社は「ハイドロゲル(HYDROGEL)」という革新的な技術を用いて、高濃度の炭水化物を体内に急ピッチで取り込めるスポーツドリンクを開発・販売しています。

そのドリンクはマラソンの世界王者エリウド・キプチョゲを始め、トップアスリートが愛用しており、エリート選手の間で絶大な人気があります。

市販もされており、「Drink Mix 320」を水で溶かせば我々のような市民ランナーでも世界最高峰のドリンクが使えます。1袋1,000円もする高価なものですが「tomo」は本命レースの時だけ飲んでいます。

今回紹介する「GEL100(ゲル100)」は、そのエナジージェル版です。主な特徴は以下のとおり。

  • 天然由来の成分を配合
  • 独自技術「ハイドロゲル」を採用
  • カフェイン入りもあり
  • 1袋あたり100kcal / 40g

最大の特徴は、炭水化物を急ピッチで体内に吸収できること。

通常、短い時間に炭水化物を摂りすぎると胃が萎縮してしまいますが、ハイドロゲルは1時間あたり100gの炭水化物を摂り続けても吸収効率が下がりません。

1袋あたり100kcal / 40g

それでは「GEL 100」を詳しく見ていきましょう。通常タイプとカフェイン入りタイプの2種類あり、栄養成分と原材料を表にまとめました。

GEL100GEL100 CAF100
重さ40g40g
成分表示エネルギー 100kcal、タンパク質 0g、脂質 0g、炭水化物 25g、食塩相当量 0.2159gエネルギー 100kcal、タンパク質 0g、脂質 0g、炭水化物 25g、食塩相当量 0.2159g
原材料水、グルコース、フルクトース、炭酸カルシウム、グルコン酸、アルギン酸ナトリウム水、グルコース、フルクトース、炭酸カルシウム、カフェイン、グルコン酸、アルギン酸ナトリウム

重さは1袋40g。カロリーは100kcalなので、1gあたり2.5kcal。

いずれも自然由来の6つの成分で作られており、人工加物を使用していません。

公式サイトによると、フルクトースとグルコースを4対5の割合でブレンドすることで、炭水化物の高い吸収効率を実現しているそうです。

飲んでみた感想

「tomo」は2017年頃から「モルテン」のドリンクを愛用しています。まだ日本では未発売でしたので、マラソン遠征や出張で海外へ行った時にまとめ買いしていました。

「GEL100」は2018年に発表され、「ベルリンマラソン2018」の開催にあわせて発売されました。たまたまその大会に参加し、エキスポ会場でいち早く入手することができました。

以下は参加者オリジナルパック「THE BERLIN’18 BAG」です。「Drink Mix 320」が1袋と「GEL100」が6袋入っていました。

パッケージを開けると、透明なゼリーがニュルッと出てきます。ジェルというより、固体に近いですね。

手のひらに出すとこんな感じ。適度に水分を含んでおり、水なしでも何とか飲み込めます。甘味はありますが、味は無機質というか、美味しくも不味くもないです。

デメリットとまでは言いませんが、エナジージェルにしては結構かさばるので、レースに携帯するなら5〜6袋が限界かなと思います。

飲むタイミングと効果

「GEL100」は運動中に飲むのがおすすめです。運動前は「Drink Mix 320」のドリンクを飲みます。

飲み方については「THE BERLIN’18 BAG」のチラシが参考になります。

  • 朝食に「Drink Mix 320」を半分を、レース30分前に残り半分を飲む
  • レースでは6km毎に「GEL 100」を1袋飲む
  • 給水ポイントでは水を飲む

サブ4.0ランナーなら35分に1袋、サブ3.5ランナーなら30分に1袋、サブ3.0ランナーなら25分に1袋がひとつ目安になります。

給水ポイントの200〜300m前から飲み始め、コップの水で流し込み、袋はコップと一緒にゴミ箱に入れるとスムーズです。

実際に「ベルリンマラソン2018」では、レース中に「GEL100」を5本飲みました。結果、フルマラソンの自己ベストを更新することができました。

おまけ

マラソン世界王者のエリウド・キプチョゲはエリート選手なので、レースではスペシャルドリンクを使用します。

実際に「GEL 100」を使ってわけではないのですが、彼をはじめ世界のトップマラソン選手が愛用する「モルテン」のブランド力は絶大です。

世界最強のエナジージェルと言っても過言ではありませんが、唯一のデメリットはその価格。ネット通販だと単品で1,000円近くもします。

本命レースの時だけなら分かりますが、練習としてレースや長距離を走る時には気軽に使えないですよね。

もっと気軽に飲みたいなら「アミノショット パーフェクトエネルギー」がおすすめですよ。

最後までお読みいただき有難うございます。この記事はマラソンブロガーのtomo.が書きました。当ブログでは紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

この記事で紹介した「Maurten GEL100」の最新価格・在庫状況は以下の通販サイトで確認できます。

Maurten GEL100