蝋人形のリアクションが生々しすぎて「博物館 網走監獄」から脱走したくなるレベル

読めば走りたくなるブログ「走りずむ」をお読みいただき有難うございます。管理人のtomo.@tomo3run)です。

「オホーツク網走マラソン」を完走してから10日目にして、ようやくフルマラソンの疲れが抜けました。今日は仕事が終わってからJR京浜東北線の赤羽駅〜南浦和駅の約10キロを軽くジョギング。4日後のシカゴマラソンに向けて準備が整いつつあります。

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網走といえば、一番肝心なことを書き忘れていました。。。そう、「博物館 網走監獄」のことです。事前に郵送されてきたレースの参加キットの中にも、ひと際目立つパンフレットが入っていました。プリズン・ミュージアムって、、かなり興味をそそられません?

網走監獄へ入獄

ということで、女満別空港から網走市内のホテルへ向かう途中に「博物館 網走監獄」へ行ってきました。最寄駅のバス停は「天都山入口」、なーんにもない所です。

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博物館の敷地内に足を踏み入れると、まず目にするのが「鏡橋」と呼ばれる木製の橋。

網走刑務所の囚人は皆、収容される時も出所の時も、刑務所の外堀に沿って流れる網走川に架かる橋を、必ず渡らなければなりません。「川面に我が身を映し、襟を正し、心の垢をぬぐいおとす目的で岸を渡るように」と誰とはなしに鏡橋と呼ばれるようになりました。

こちらは網走刑務所の2代目の鏡橋を復元したものになります。この橋を渡り、博物館の中へと進んでいきます。

ちなみに「オホーツク網走マラソン」のフルマラソンの部は、現網走刑務所からスタートし、現鏡橋を渡ってオホーツク海を目指します。現鏡橋はコンクリート製のモダンな造りです。

受付で入館料を支払い、コンロッカーに荷物を預け、博物館の正門にたどりつきました。門の右側には、ちょっとレトロな蝋人形が通行人を監視しています。

ちなみにこちらが現網走刑務所の正門です。ちょうど「オホーツク網走マラソン」のスタート地点なのですが、忠実に再現されていることがわかります。レンガ造りの正門が作られたのは1909年(明治5年)なので、100年の歴史があるんですね!

網走刑務所の設立は1890年。レンガ造りの正門が出来る前は木製の門が置かれていました。当時のものなのかレプリカなのか、区別がつきませんでしたが、「釧路集治監網走囚徒外役所正門」と書かれた門を見つけました。

リアルすぎる囚人の蝋人形

「博物館 網走監獄」は、明治時代に建てられた網走刑務所の設備一式を移築し、博物館として一般公開しています。当然ながら、博物館には服役中の人たちはいないのですが、当日の生活感を醸し出すために、至るところに囚人の蝋人形に出くわします。これが非常にリアルで怖いんです。。

例えば、こちらの三角屋根の建物は「休泊所」と呼ばれる仮小屋です。

受刑者が堀の外に出て、日帰りできない作業をする場合は「休泊所」と呼ばれた仮小屋で寝泊まりをしました。明治24年の網走から札幌へと続く中央道路開削工事では、延べ1,200人の受刑者が投入され、工事の進行にともない、休泊所を解体しては移動してきました。

中をのぞいてみると、いきなり「撮影NG」かと思いきや、寝起きで眩しい様子を再現した蝋人形を発見。

小屋の中央には、小さなテーブルを囲むように4人の囚人が立ちながら日の丸弁当をガツガツ食べていました。

こちらは「鎮静衣」と「防声具」 を身につけた囚人(の模型)。生々しいので、さすがに蝋人形を使うのは憚られたのでしょうね。。

とはいえ、苦しんでいる囚人ばかりではありません。農業で汗を流しながらニンマリ笑う囚人もいれば、

気持ち良さそうに入浴する囚人もいました(表情は確認できませんでしたが)。

網走監獄の一番の見どころ

蝋人形も面白いですが「博物館 網走監獄」の一番の見どころは、国の重要文化財でもある「舎房」ですね。「網走監獄五棟放射線状舎房」と書かれた平面図を見てわかる通り、放射線状に5つの舎房が建てられ、中央の見張所から全てが見渡せるようになっています。合理性と建築美を兼ね備えた芸術作品と言えます。

こちらは中央見張所からの眺め。第1舎と第2舎がカメラに収まりました。パノラマ撮影にすればよかった、、とあとでちょっと後悔しました。

5つある舎房はそれぞれデザインや仕様が異なります。こちらは第3舎の様子。コバルトブルーのドアが洒落ています。

まあ、これらはまだ良いほうで、、敷地内には「独房」と呼ばれる舎房もありました。いわゆる「お仕置き部屋」ですね。真っ暗で狭くて、長時間閉じ込められたら、閉所恐怖症のぼくなら発狂しそうです。

現代の囚人の生活

博物館をひと通り歩いて回ると、刑務所内の生活がどんなものだったかがわかります。

でも、これって昔の話でしょ?今の刑務所はどうなの?そう疑問に思ったら、敷地内にある「監獄歴史館」へ行ってみましょう。網走刑務所の歴史だけでなく、現網走刑務所の生活を垣間見ることができます。

こちらは独居房。やはり狭いですね。布団を敷いたら足場がほとんどなくなりそうです。

囚人の一日のスケジュールも展示してありました。

「自由がない、分刻みで決められた規則正しい生活」の言葉どおり、5分刻みで行動するんですね。

  • 6:40 起床
  • 6:55 点検
  • 6:50-7:10 朝食
  • 7:25 出房
  • 7:40-11:40 午前中の刑務作業
  • 11:40-12:00 昼食
  • 12:10-16:20 午後の刑務作業
  • 16:20 還房
  • 16:40 点検
  • 17:00-17:20 夕食
  • 19:00-21:00 仮就寝
  • 21:00 就寝

特に驚いたのが食事の時間。朝・昼・夕食はそれぞれ20分間しか割り当てられていません。しかし冷静に考えてみると、ぼくは10〜15分でいつも食べてしまうので、20分もあれば余裕かもしれません。

まとめ

ということで「オホーツク網走マラソン」のついでに訪れた「網走監獄」について紹介しました。刑務所の博物館というだけで興味をそそられますし、ヴェールに包まれた刑務所の中の様子を垣間見ることができる貴重な施設です。

2時間ほど見学した後は、脱走して宿泊先のホテルへと向かいました。

  • 名称:博物館 網走監獄
  • 住所:099-2421 北海道網走市字呼人1-1
  • 電話:0152-45-2411
  • 公式サイト:http://www.kangoku.jp/
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