江戸時代のマラソン大会!?安中宿から碓氷峠を越えを目指す「安政遠足侍マラソン大会」

5月14日(日)に群馬県安中市で「安政遠足侍マラソン大会」が開催されます。これまで聞いたことのないマラソン大会でしたが、先週、旧中山道を走って旅する「ナカ旅」の道中で初めて知りました。

実は、今年で43回目の開催を迎える歴史あるマラソン大会なんです。その起源はもっと古く、江戸時代までさかのぼります。

“遠足”と書いて“とおあし”と読みます。毎年5月の第2日曜日に開催される行事で、毎回たくさんの仮装したランナーが走ります。この遠足の歴史は古く、江戸時代(西暦1855年)に当時の安中藩主「板倉 勝明」(いたくらかつあきら)公が藩士の鍛錬のために碓氷峠の熊野権現まで7里余りの中山道を徒歩競走をさせ、その着順を記録させたことがはじまりで、日本のマラソンの発祥です。参加者は午前8時の「明け六つ」の大太鼓を合図に安中城址(武家長屋)をスタートします。(引用元

コース紹介

種目は以下の2種類。

  • 関所・坂本宿コース(20.15km):安中城址(武家長屋)~くつろぎの郷
  • 峠コース(28.97km):安中城址(武家長屋)~熊野神社

いずれも安中市内の武家長屋からスタートし、碓氷峠に向かって旧中山道を走るルートです。「関所・坂本宿コース」は、距離こそハーフマラソンですが、スタートからゴールまでゆるやかな上り坂が続き、コース全体で獲得高度が500メートルに達します。「峠コース」は、そこからさらに碓氷峠を越え、熊野神社を目指します。こちらは上級者向けのコースと言えるでしょう。

先週、偶然にも「ナカ旅」で「安政遠足侍マラソン大会」とほぼ同じコースを走ってきました。道中で写真をたくさん撮ってきたので、参考までに紹介します。

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関所・坂本宿コース

こちらはスタート地点となる「武家長屋」です。

安中市街を出ると、旧街道の面影が残る「安中原市の杉並木」を通り過ぎます。

そういえば杉並木の手前に、安政遠足の様子が描かれた絵があるのでお見逃しなく。

基本的には県道沿いを走るのですが、たまに大きく脇道にそれたりもします。

「安政遠足侍マラソン大会」のレース当日、コースとなる旧中山道は交通規制が敷かれるため、混雑が予想されます。

松井田宿と坂本宿の間で「15キロ地点」の看板を発見。

JR信越本線の終点横川駅を通り過ぎると「碓氷関所」があります。

スタートから20キロあたりで坂本宿に到着です。

峠コース

峠コースは、ここからさらに登山道を9キロ弱走ります。安中宿から坂本宿までの高度獲得は500メートルほど。ゴールの熊野神社までは、さらに700メートル。キツすぎます。。

こちらが登山道の入り口。

熊野神社までの距離は9キロか。

登山道は道が狭くて傾斜がきついため、ここでの追い越しは難しいでしょうね。

崖と隣り合わせのところもあるので、登山道を走る際はお気をつけ下さい。

最初の1キロの急な上り坂を乗り切ることができれば、しばらく平坦な道が続きます。

そしてこちらがゴールの「熊野神社」。ちょうど真ん中が群馬県(右)と長野県(左)の県境になります。

まとめ

以上、「安政遠足侍マラソン」コースをたまたま試走する機会があったので、写真を交えてコースの特徴をご紹介しました。

昨年「碓氷峠ラン184」を走ったときは、高低差400メートルの坂を上り降りして苦しみましたが、坂の傾斜と高度獲得で見ると、「安政遠足侍マラソン」のほうがより過酷なような気がします。

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