
【アシックス】ターサージール 5 徹底レビュー
→この記事では、ASICS(アシックス)のレース用ランニングシューズ「Tartherzeal 5(ターサージール 5)」の特徴・評価・耐久性について解説します。
軽くてグリップ力に優れ、適度なクッション性を持つレースシューズ。アシックススポーツ工学研究所が開発したミッドソール素材「FlyteFoam」を搭載。
レース専用のランニングシューズが欲しい人におすすめです!
Tartherzeal 5を選ぶ理由
今回紹介する「Tartherzeal 5(ターサージール 5)」の特徴は以下のとおり。
まず、アシックス史上最軽量のミッドソール素材「FlyteFoam(フライトフォーム)」を採用したことで、軽量性とクッション性が向上しています。
これまでは軽量性を求めればクッション性が損なわれ、クッション性を求めれば軽量性が損なわれるのが常識でしたが、FlyteFoamの登場により一変しました。今や軽量性とクッション性は共存できるのです。これは練習用に履いている「ダイナフライト」でも実感します。
次に、かかと部や補強パーツの面積を大きくすることで足首周りのフィット性とホールド性が向上しています。足首周りが不安定だと蹴り出し時にエネルギーロスが生じるので、足首がブレないよう固定することが重要です。たとえ一歩一歩のエネルギーロスが小さくても、フルマラソンだと5〜7万歩ですからね。
最後に、中足部〜前足部にプロパルションプレートを内蔵し、前足部に路面をしっかりとらえるDUOSOLE®(デュオソール)を配置することで、反発力とグリップ力が恋有上しています。
外観と仕様
それでは、「Tartherzeal 5(ターサージール 5)」を詳しく見ていきましょう!
前から見た写真。今回は「ワイド」を選びました。
「虎走」の文字がカッコイイ。。
側面(外側)。
側面(内側)。
上から見た写真。
裏側。黄色の部分が反発力を高めるプロパルションプレート、前足部がグリップ力を高めるデュオソールです。
履いてみた感想
実際に「Tartherzeal 5(ターサージール 5)」を履いてみた感想です。
ファーストインプレッション
キロ5分のペースで13.5キロ走ってきました。第一位印象は、足首をガッチリ包み込むホールド感が素晴らしい!以前履いていたレースシューズはホールドが弱くて着地の度にミリ単位のズレが生じしていました。僅かなズレでも何万回も着地を繰り返していると、かなりのエネルギーロスになります。
それから驚いたのがクッション性。以前のレースシューズでは足裏で着地をダイレクトに感じていましたが、「ターサージール5」は、レースシューズにしては厚めのクッションが着地の衝撃を吸収してくれます。
これまでレースシューズは軽量化を実現化するために薄底が常識でしたが、テクノロジーの向上により、厚底でも軽量が当たり前になりつつあります。サブ2を目指すトップアスリートの世界ですら、最新鋭のシューズは軽量&厚底ですからね。
サブ3.5達成!
ターサージール5 を購入してから1か月後に「黒部名水マラソン」に出場しました。サブ3.5が達成できたらいいなと思っていたら、昨年の「さいたま国際マラソン」の自己ベストを13分22秒も更新する3時間21分41秒(グロス)でゴールすることができました。
フル3回走ったらボロボロに。。
ターサージールは軽いけどすぐにボロボロになる、という噂を耳にしたことがあります。常識的に考えても軽量性と耐久性は両立しませんが、実際のところはどうなんでしょう?
6月の黒部名水マラソン、9月のオホーツク網走マラソン、10月のシカゴマラソンの3大会(いずれもフルマラソン)で着用した後の状態がこちら。
前半部分のデュオソールはまったく問題なく、グリップ力も落ちてはいませんが、後半部分のダメージが目立ちます。かかとのフチが擦り切れていますし、ミッドソール(白い部分)にヒビが入ってしまいました。
ランニングシューズは消耗品とはいえ、ターサージール 5のようなレースシューズは寿命が短いですね。まあ、自己ベストを取るための投資だと割り切るしかありません。
よくある質問
どこで買えますか?
ASICSの直営店・取扱店や公式サイト、Amazonなどのネット通販で購入することができます。今回僕は、Amazonで注文しました。
サイズ感はどうですか?
通常は25.5cmを履いていますが、25.5cmでちょうどよく感じます。僕は足幅があるので、ワイドタイプを選びました。
まとめ
この記事では、ASICS(アシックス)のレース用ランニングシューズ「Tartherzeal 5(ターサージール 5)」の特徴・評価・耐久性について解説します。
レース専用のランニングシューズが欲しい人におすすめです!