ベルリンマラソン【ブログレポート】世界最速コースで自己ベストを更新

2018.09.17 > 

完走タイムは、3時間7分36秒(ネット)。5カ月前の《長野マラソン》で出した自己ベストを3分近く更新することができました。
男子エリートの部では、エリウド・キプチョゲが2時間1分39秒で世界記録を1分以上も更新するというすごいレース展開になりましたね。
それでは《ベルリンマラソン》の様子をレポートします!

ベルリンマラソンに向けた準備

《ベルリンマラソン》にエントリーしたのは1年ほど前になります。一般抽選枠でエントリーしたら運よく当選しました。
今回は旅行代理店が主催するマラソンツアーは利用せず、ホテルやフライトは全て自分で手配しました。この辺りは別の機会に詳しく書きます。
マラソン遠征のスケジュールは以下のとおり。

3泊5日と一見ハードに見えますが、丸2日は観光に使えたので気持ち的には余裕がありました。月曜日は祝日なので有給は2日間だけ取りました。
今年の夏は例年にない暑さでしたが《ベルリンマラソン》に向けてしっかりと走り込みました。走行距離でいうと、去年の2倍近く走っています。
米RUNtrix社が提供する Virtual Trainer(ヴァーチャルトレーナー)というトレーニングプランを利用し、6月末から12週間、みっちりと鍛えてもらいました。詳しくはこちらの記事にまとめています。

AIがはじき出した3時間3分〜5分の予想タイムには残念ながら至りませんでした。でも、自己ベストが更新できたので良しとします。

ベルリンマラソンのスタート会場へ

以下はレース当日、起きてからスタートするまでのスケジュールです。

時差の関係で自然と4時過ぎに目が覚めました。日本にいるよりも早起きがしやすいのがいいですね。

朝食

朝食は、昨晩食べ残したダックライスの白米。冷めて美味しくないんですが、やはりコメが食べたくなるのは日本人だからでしょうか。
その他、バナナ2本とスポーツドリンク「MAURTEN」を250mlをお腹に流し込みました。

ホテル出発

今回はベルリン東駅(Berlin Ostbahnhof)のホテルに泊まりました。S-Bahn(電車)に乗って10分ほどで最寄り駅のベルリン中央駅(Berlin Hauptbahnhof)に到着です。

駅からスタート会場までは歩いて15分ほど。

現地到着

スタート会場は入場制限があり、参加するランナーしか入れません。EXPO会場で装着してリストバンドとナンバーカードを見せて中へ入ります。

会場は案内がわかりやすくて迷うことはありませんでした。

荷物預け入れ

持ち物はEXPOで受け取った透明の袋に入れます。エントリー時に「荷物ドロップオフ」のオプションを選んだ人だけが袋をもらえるようです。

自分のナンバーカードと同じブースを探して荷物を預けます。

トイレ

トイレは結構な数がありましたが、それでも5分ほど並びました。日本ほど清潔でなく、中は悪臭が漂っていました…。スタートブロックに近いトイレは比較的空いていました。

スタート1時間前にスタートブロックへ移動します。

スタートブロック整列

スタートはAからHの8つのブロックに分かれており、スタート直後の混雑を避けるためウェーブスタートとなっています。

ブロック ウェーブ 自己申告タイム
A 1 ~2:40:00
B 1 2:40:01~2:50:00
C 1 2:50:01~3:00:00
D 1 3:00:01~3:15:00
E 1 3:15:01~3:30:00
F 2 3:30:01~3:50:00
G 2 3:50:01~4:15:00
H 3 4:15:00~

スタート時間は、ウェーブ1が9時15分、ウェーブ2が9時35分、ウェーブ3が10時0分。
ぼくは「Eブロック」からのスタートです。自己ベスが3時間10分40秒なので、本来ならば「Dブロック」のはずですが、エントリーした時の自己申告タイムなので仕方ないですね。
こちらは「Eブロック」の様子です。1時間前だとほとんどランナーがいないので先頭に陣取りました。

モニターにはランナーを盛り上げるためのいろんなコンテンツが映し出されるので待ち時間は飽きずに過ごすことができました。

なお、スタート直前にウェーブの内容が変更となり「Dブロック」はウェーブ2となってしまいました。なので、ウェーブ2の先頭からのスタートです。

ウェーブ1の後ろからスタートすると混雑するので、結果的にウェーブ2になってよかったのかもしれません。スタート直後から設定ペースで走ることができました。

ベルリンマラソンの42.195km

高速フラットコース

《ベルリンマラソン》はコース上にほとんど坂がなく、高速フラットコースとして知られています。数多くのマラソン世界記録がここベルリンで生まれていますし、今日もエリウド・キプチョゲが男子世界記録を大幅に1分以上も塗り替えました。
やはり坂がないというのは心肺に負担がかからなくていいですね。今回は終始イーブンペースで走りきることができました。

スタート〜10km

急きょウェーブ2の最前列のスタートとなったため、スタート直後は混雑せずに走り出せました。最初の1kmからキロ4分30秒を切るペース。ちょっと早すぎるかなとも思いましたが、調子が良いのでそのまま維持しました。
スタート〜10kmは息も上がらず、スムーズに走れたと思います。
見どころといえば、スタート直後、ティーアガルテンの中央にそびえ立つ「勝利の塔」でしょう。現地の《ベルリンマラソン》のポスターにも使われています。

円形になっているので左右どちらを回っても良いのですが、ぼくは右側を走りました。
《ベルリンマラソン》はシリアスランナーが多いのか、コスプレをしているランナーは少数派ですが、少数派なりに凝った衣装で走っている方を見かけました。
こちらはドイツの古城を模したコスチューム「走るお城」です。ぼくより前のスタートブロックにいたので、こんな格好で3時間15分を切るんでしょうね。

10km〜21km

次の10kmも余裕でキロ4分30秒を切るペースを維持できました。
この区間で特に印象に残っているのは「Vattenfall」の巨大な工場。

それから行く先々で教会をよく見かけました。これとか。

これとか。教会を目指してひたすら走り続けました。

21km〜30km

やっとハーフマラソンの地点を通過しました!

この区間のテーマは「ひたすら耐える」こと。体力に余裕があるのでペースアップしたい誘惑に駆られますが、そんなことしたら30km以降で苦しむことになります。
また、所どころで息が乱れてくるので、ペースが落ちないようにランニングフォームを意識して走りました。
そんな中、特に印象に残っているのがこちらの建物。

ちょうど息が乱れ始めたところでタイミングよくベリー味のエナジージェルをもらいました。水と一緒に飲んだら元気になりました。

30km〜40km

ここまでは自分にとっては結構攻めなペースで走って来ましたが、幸い「30kmの壁」は無事に通り過ぎて行きました。
マラソンは30kmを超えてからが勝負と言いますよね。「ここから一気にキロ4分10秒台にペースアップするぞ!」と意気込んでペースを上げていったら、32kmあたりで急に脚が重くなって来ました。
原因のひとつは気温の上昇ですね。日陰だと涼しいのですが、直射日光を浴びると汗をたくさんかきます。日本の真夏のランニングで暑さには慣れているとはいえ、身体へのダメージは侮れなかったです。
この区間はいかにキロ4分30秒を切るペースを維持するかが課題となりました。32km〜34kmあたりが今回のレースで一番苦しく感じたところですね。
弱気にもなりました。「やっぱり自己ベストは無理かも…」と考えてしまったり。それでもランニングフォームを意識しながらペースダウンしないように気をつけました。
35km付近ではちょっと嬉しい出来事が。なんと目の前にカイザー・ヴィルヘルム記念教会(Kaiser-Wilhelm-Gedächtniskirche)がぼくを応援してくれているではありませんか。

第二次世界大戦の空襲で崩れたままの姿が保存されています。ボロボロの姿でも堂々と威厳を保っている姿には感動すら覚えました。ボロボロになりかけていたぼくの脚にパワーをもらった気がします。
ラスト7kmはなぜか異様に喉が乾きました。《ベルリンマラソン》の給水ポイントは基本、水が多いです。水といってもベルリンの水(Berliner Wasser)を呼ばれるミネラルを豊富に含んだ水なので、ミネラルが不足しがちなマラソンランナーには適しています。
ちなみに一般ランナーでもマイドリンクを設置できるようでした。見つけるのが大変そうですけどね。

40km〜ゴール

ラスト2kmは脚が鉛のように重く感じましたが、気力だけで走りきりました。走っているときはキロ4分10秒台までペースアップできている感覚でしたが、あとでタイムをチェックしたらそんなことなかったですね。
理想的にはラスト7km、せめてラスト5kmはキロ4分10秒台で走りたかったです。ラストスパートは今後の課題です。
最後の2kmは《ベルリンマラソン》のハイライトともいうべき観光名所がずらり。
まずはジャンダルメンマルクト(Gendarmenmarkt)をぐるりと回ります。

それからウンター・デン・リンデン(Unter den Linden)に入り、ゴールのブランデンブルグ門を目指します。

ベルリンの象徴とも言える「ブランデンブル門」。この瞬間をずっと待ち望んでいました!

ちなみに《ベルリンマラソン》のゴールはブランデンブルグ門かと思っていましたが、実際には門を通過して約200m先にフィニッシュラインがあります。
ゴールの瞬間を動画に収めました。

ベルリンマラソンのゴール会場

30kmを過ぎたあたりでは「自己ベストは無理かも…」と弱気になりましたが、自己ベストを3分近く短縮して3時間7分36秒で完走することができました。
フィニッシュエリアでは記念に1枚写真を撮ってもらいました。

こちらが完走メダル。ブランデンブルグ門がモチーフになっており、紐の部分はドイツの国旗の色です。

ドリンクの水はやはりベルリンの水(Berliner Wasser)が提供されていました。ミネラルが豊富なので助かります。

スポーツドリンクの方はオレンジ色をした不気味な液体でした。隣にいたランナーの「これって何?」と聞いていたほど。恐る恐る飲んでみると、果汁系のジュースのラッシーを混ぜたような不思議な味でした。
率直にいって不味かったです。

最後に完走キットをもらい、荷物を受け取りに行きます。

本日の戦利品はこちら。右上のチョコレートクロワッサンがめちゃくちゃ美味しかったです!

ベルリンマラソンの走行データ

STRAVAの走行データはこちら
《ベルリンマラソン》の公式の記録証は受け取れませんでしたが、こちらから速報データが入手できます。
以下は5kmごとのスプリットタイム。

スプリット タイム ペース
5km 22:22 04:29
10km 22:10 04:26
15km 22:26 04:30
20km 22:19 04:28
25km 22:19 04:28
30km 22:18 04:28
35km 22:01 04:25
40km 22:06 04:26
フィニッシュ 09:38 04:23

こうやってみると、ほぼイーブンペースで走っていますね。30km以降は気持ち的にはキロ4分10秒台で走っているつもりでしたが、実際にはキロ4分20秒台でした。

ワンポイントアドバイス

以上、長くなりましたが《ベルリンマラソン》のレポートをお届けしました。

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この記事を書いた人

tomo
埼玉県在住の37歳。マラソンブロガー・会社員・二児の父親

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