僕が通勤ランを再開した理由

マラソンブロガーのtomoです。
通勤ランとは、ランニングで自宅〜職場間を移動すること。
通勤ランにはメリット・デメリットがあり、ライフスタイルによって合う・合わないが分かれると思います。
自分の場合、通勤ランを始めたのは2017年。その後、2018年に通勤ランを止め、2023年に再開しました。

マラソンブロガー御用達のランニングアイテム24選
目次と内容
通勤ランのメリット・デメリット
通勤ランのメリットは以下のとおり。
- 時間が節約できる
- 習慣化しやすい
- 交通費が安くなる(場合がある)
一方で通勤ランにはデメリットがあります。
- 荷物を持って走る必要がある
- 走った後にウェア・身体が汚れる
- 練習に集中できない
他にもあると思いますが、パッと思いつくのはこんな感じです。
通勤ランを始めた理由

自分が2017年に通勤ランを始めた理由は、忙しい平日に練習時間を捻出したかったから。
当時はフルマラソンの自己ベストを目指してトレーニングを週3〜4日から週5〜6日に増やした時期でもありました。
そこで火曜日と木曜日は通勤ランの日に定め、帰宅時にランニングすることに。
職場にはシャワーがないので出勤ランの選択肢はありませんでした。
都内の職場から埼玉県の自宅までの最短距離は30km。それだと長すぎるので、途中駅まで移動して、残り13kmくらいを走って帰宅するスタイル。
ランニング時はポケットにスマホと社員証と自宅の鍵だけを入れ、ほぼ手ぶらで走りました。
着替えは職場に置いておき翌日に回収。ノートパソコンは自費で自宅用を購入し、持ち運びを省きました。
通勤ランを止めた理由

2018年からフルマラソンの3時間切り(サブ3)を意識し始め、練習メニューを忠実にこなすようになります。
しかし通勤ランの日は距離が決まっており、インターバル走や長距離走がやりにくくなります。
それから手段(帰宅)を目的(ラン)にすることで時短につながる一方で、練習に集中できない課題もありました。
「サブ3を達成するためにすべてのトレーニングに全集中しよう」というわけで、通勤ランを止めました。
その後、2019年に念願だったサブ3を達成。
さらに2020年以降はコロナ禍でリモートワーク中心となり、ますます通勤ランから遠ざかりました。
通勤ランを再開した理由

2023年にコロナ禍が終わり、1日のなかで通勤時間が占める割合が再び大きくなりました。
片道ドアツードアで1時間、往復2時間。1日に起きている時間が17時間だとして、そのうち約12%を通勤に使っている計算になります。
コロナ前にはなかった「通勤時間=無駄」の意識が芽生えてきました。
また以前はすべてのトレーニングに全集中していましたが、最近はポイント練習だけ全集中する形でメリハリをつけるようになりました。
そんなわけで、ポイント練習をやらない火曜日と木曜日に通勤ランを再開しました。
通勤ランのアイテム
以前と異なり、今は手ぶらで走っていません。通勤ランで持ち運ぶ荷物は以下のとおり。
- 上下の着替え
- ノートパソコン・充電器
- ワイヤレスイヤフォン
- スマホ・社員証・自宅の鍵
- ランニングライト
- 給水ボトル
これらの荷物を12Lのランニングリュックに詰め込み、背負いながら走ります。

今使っているリュックはNATHANの「トレイルミックス 12L JP」というモデル。
13インチのノートパソコンを安全に安定して運べるのが気に入っています。
荷物に含まれないものは以下のとおり。
- ランニングウェアの上下
- ランニングシューズ
ウェアは普段着の下に着用して出社します。
シューズは職場でも違和感のないオールブラックのランニングシューズを履いていきます。
通勤ランのルート
通勤ランのルートは以前と変わらず、JR赤羽駅から自宅最寄駅のJR北浦和駅まで、約13kmの道のりを走ります。
仕事が終わると、普段着まま都内の職場を出発。そこから赤羽駅まで電車で移動します。
赤羽駅のトイレで普段着を脱ぎ、リュックに詰め込んでから出発します。

関東圏では有名な飲み屋街「1番街」を走り抜けます。

東京都と埼玉県の境にある荒川を渡ります。

映画『キューポラのある街』に出てくる川口。川口駅前にはキュポラのレプリカがお出迎え。

その後、西川口駅と蕨駅を通過して、マンモス団地の横を走ります。

浦和区に入ると、やたらと浦和レッズのエンブレムを目にします。こちらはJR南浦駅前。

JR浦和駅までは緩やかな起伏が続き、足腰に良い刺激を与えてくれます。
終着点のJR北浦和駅前では浦和レッズのマスコットキャラクター、レディアがお出迎え。

JR京浜東北線沿いの道路を走るため、横断道路や信号待ちがほぼ皆無で、夜道でも明るいので安心です。
また、万が一調子が悪くなっても、途中駅から電車に乗って帰宅できます。
おまけ
通勤ランを快適にするために必要不可欠なのがランニングリュック。
以前はトレランで愛用しているSALOMONの「SENSE PRO 5」を使っていましたが、容量が少なすぎるのと、汗で荷物が濡れるのが不満でした。

今はトレラン・通勤ラン兼用のNATHANの「トレイルミックス 12L JP」を使っています。
メイン収納は完全防水ではありませんが、汗や水滴に強く、ノートパソコンや書類を直に入れても安心です。
