【2021年最新】Garminウォッチの選び方。ランニングにおすすめモデルはどれ?

解説・まとめ

Garminウォッチは、世界中のランナーが愛用するウェアラブル端末。中でもランニング向けのForeAthleteシリーズは、走行時間・距離・ペースを正確に教えてくれるだけでなく、心拍数やトレーニング負荷、睡眠時間など、パフォーマンスを最高の状態に持っていくための支援をしてくれる。ここでは主要モデルの機能比較と、おすすめのモデルをわかりやすく解説する。

この記事の目次

Garminウォッチとは?

Garmin(ガーミン)は、米国に本社を置くGPS技術の世界的企業。地球上どこにいても正確な位置情報が計測できるGPS(Global Positioning System)技術を応用し、航空・船舶・自動車・フィットネス&スポーツ・アウトドアの分野で世界最高峰のハードウェアとソフトウェアを展開している。

売上の約1/4を占めるフィットネス&スポーツ事業の中核をなすのがウェアラブル端末、いわゆるGarminウォッチ(時計)だ。高性能なGPS受信機を搭載し、ランニング中の移動距離やペースを極めて正確に捉えることができる。

他にも、心拍数や最大酸素摂取量(VO2max)、ストライドやピッチの計測・分析に長けており、Garminウォッチは世界中のランナーに愛用されている。

ランニングに必要な機能

一旦ここで、ランニングに必要なGarminウォッチの機能をおさらいしたい。

位置情報の計測

GPSにより位置情報が分かれば、ランニングの走行距離が分かるし、時間と掛け合わせれば走行ペースも分かる。位置情報の精度が高ければ高いほど、時間・距離・ペースをより正確に捉えることができる。GPS技術の世界企業であるGarminは、ここが強い。

心拍数の計測

光学式心拍センサーが普及したことで、手首から簡単に心拍数が計測できるようになった。安静時心拍数や最大心拍数が分かると、より高度で科学的なパフォーマンス分析やトレーニングの提案ができる。最近はGarminウォッチのエントリーモデルにも光学式心拍センサーが標準搭載されている。

ランニングアプリとの連携

ウェアラブル端末(ハード)を選ぶ際に意外と見落とされがちなのが、データの管理・活用(ソフト)だ。どんなに精度の高いデータでも、可視化したり、パフォーマンの改善に繋げたりできなければ、宝の持ち腐れなる。Garminウォッチには、Garmin Connectという強力なプラットフォームが用意されており、他社サービスとの互換性も高い。

あると便利な機能

以下はあると便利だが、なくても困らないGarminウォッチの機能。

パフォーマンス分析

Garmin独自の理論に基づき、トレーニング負荷やトレーニングステータスを分析してくれる機能。他にも、有酸素・無酸素のトレーニング効果やリカバリータイム、レースタイム予測機能などもある。参考にはなるものの、これだけでマラソントレーニングを組み立てるのは難しいので、うまく活用するのが難しい。

通知機能

スマートフォンと連携することで、Garminウォッチでメールやメッセージの受信通知や、カレンダーのリマンダーなどが受け取れる。スマートウォッチとして使う分には便利な機能だ。ランニングに集中したい場合は、アクティビティ中の通知をOFFにすることも可能。

睡眠モニタリング

最近Garminが注力している分野で、Garminウォッチを着けたまま寝ると、睡眠の質を計測・分析してくれる。

音楽ストリーミング

Spotify、Amazon Music、AWAなどのメジャーな音楽ストリーミングサービスと連携している。お気に入りの楽曲をGarminウォッチに保存すれば、音楽を聴きながらランニングが楽しめる。ただし、いずれのサービスでも有料プランに加入する必要があり、Bluetooth対応のイヤフォンが必要。

電子マネー決済

Garmin独自の決済プラットフォーム「Garmin Pay」に対応したモデルであれば、Garminウォッチだけで電子マネーの決済ができる。ただしSuica対応モデルでないと、ほとんど使いものにならない。スマートフォンを持たずに走りに出かけ、コンビニや自販機を使いたい時に便利だ。

地図ナビゲーション

Garminウォッチに地図データを保存して、地図表示やナビゲーション機能に対応したモデルもある。便利ではあるが、土地勘のあるコースを走っていれば使わないし、スマートフォンを持って走ればそもそも必要ない。

ランナーなら「ForeAthlete」

Garminウォッチには、ライフログに最適な「vivo」シリーズ、ランニングに最適な「ForeAthlete」シリーズ、そしてフラグシップモデルの「fenix」シリーズなどがある。

ランナーにおすすめなのは「ForeAthlete(フォアアスリート)」だ。欧米では「Forerunner(フォアランナー)」の名称が使われており、名前からもランナー向けモデルであることが分かる。

ちなみに僕のGarminウォッチの使用歴は、ForeAthlete 220 → 935 → 945だ。現在は「fenix 6X」を使っている。

主要モデルの機能比較

ForeAthleteの主要モデルは以下のとおり。リンクをクリックすると、Amazonで最新価格が確認できる。括弧内は定価の税込価格。

上で紹介した機能の対応・非対応の状況を簡単にまとめておく。

ForeAthlete 45 245 745 945
位置情報の計測
心拍数の計測
ランニングアプリとの連携
パフォーマンス分析
通知機能
睡眠モニタリング
音楽ストリーミング
電子マネー決済
地図ナビゲーション

大事なポイントだけ補足すると、「ForeAthlete 245」には「245 Music」という音楽ストリーミングに対応した派生モデルがある。

また「ForeAthlete 745」は「ForeAthlete 945」の後に発売されている。両者とも電子マネー決済に対応しているが、Suicaに対応しているのは「ForeAthlete 745」のみ。

「ForeAthlete 645」というモデルもあるが、ポジショニングが曖昧で公式サイトでも最近はあまり取り上げられていない。

おすすめのモデル

以上を踏まえると、エントリーモデルなら「ForeAthlete 45」、上位モデルなら「ForeAthlete 745」をおすすめしたい。

ForeAthlete 45

これが本当にエントリーモデルか?と思うほど、「ForeAthlete 45」はランニングに必要最低限の機能を網羅している。ディスプレイのサイズは直径26.3mm、解像度は208×208ピクセル。電池の持ちはGPSモードで最大11時間と、フルマラソンを走るには十分すぎる。

パフォーマンス分析の機能は省略されているが、自由気ままに走りたい、あるいは自分自身でトレーニングプランを組み立てたい人には問題ない。音楽ストリーミングや電子マネー決済といった機能は、スマートフォンがあれば必要ない。

一方で、通知機能には対応しているので、ビジネスシーンやプライベートでスマートウォッチとしても使える。

Garmin ForeAthlete 45




ForeAthlete 745

Garminウォッチの機能を最大限に活用したいランナーには、「ForeAthlete 745」をおすすめしたい。ディスプレイは大きめのサイズで直径30.4mm、解像度は240×240ピクセルだ。

音楽ストリーミングや電子マネー決済にも対応しているので、スマートフォンを持たずに走りに出かけても、音楽を聴いたり、コンビニや自販機でドリンクを購入することができる。Suicaにも対応しているので、電子マネーが使える場所は多い。

Garmin ForeAthlete 745