【ともらん】読めば走りたくなるマラソンブログ

「北海道マラソン2016」フルを3:40:56で完走

「北海道マラソン2016」フルを3:40:56で完走

マラソンブロガーのtomo.です。当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

2016年8月28日に参加した「北海道マラソン」の大会レポートをお届けします。

種目はフルマラソン。コースはすすきのや中島公園、北海道大学や北海道庁をめぐり、レースを走りながら札幌観光が楽しめます。

しかし19〜32kmの新川通りは直射日光を遮るものがなく灼熱地獄と化しました。最高気温は30℃。夏の北海道はとても暑かったです。

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目次と内容

北海道マラソンの特徴

北海道マラソンは毎年8月に北海道札幌市を舞台に開催されるマラソン大会です。

スタートとゴール地点のある大会会場は、札幌市の中心部である大通公園に設置されます。最寄りの地下鉄大通公園駅を出てすぐの場所です。

遠征日程

今回は家族旅行の途中で「北海道マラソン」に参加しました。

旅行は4泊5日の日程で札幌〜洞爺湖〜函館をめぐるプラン。北海道入りした初日に受付を済ませ、2日目がレースとなります。

レース前日

新千歳空港から札幌市内まではバスで移動。大通公園のバス停で下車して、大会会場へ直接向かいました。

大通公園は東西に長い公園です。どこも同じに見えるので、会場案内を確認しないと迷子になります。

こちらがナンバーカード引換カウンターのある大通公園7丁目です。

無事に到着したと思ったら、肝心のナンバーカード引換証を自宅に忘れてきました…。幸い身分証明書を提示し、手数料(200円)をお支払いすれば再発行できるとのこと。

次にタイム計測に使う「RSタグ」を機会に通して照合します。

メインスポンサー「スボルメ」の出展ブースが気になりましたが、家族が待っているので今回はスルーしました。

最後に大通公園6丁目で参加記念Tシャツを受け取ります。

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レース当日

レース当日の日程は以下のとおりです。

今回はレースの後も同じホテルに滞在するので、荷物は置いたままでOK。手ぶらで走って来られるのは楽ですね。

スタートラインへ

家族を起こさないように注意しながら支度を済ませ、8時にホテルを出発。

中島公園の隣にあるホテルから会場までは徒歩で向かいました。スタート40分前に到着すると、テレビ塔がお出迎え。

スタート地点はすでにランナーでごった返していました。今回は「Cブロック」からのスタートです。すでに場所取りをしている人がいて、ブロックの後方で待機します。

朝なのに直射日光がギラギラと照りつけます。幸い、ブロックの後方はビルの日陰になるので助かりました。

コース攻略

ここからは「北海道マラソン」を走った時の様子を振り返ります。

前半戦

スタート直後は、道路の幅が広いおかげで集団がいい感じにバラけます。1km地点を過ぎれば隣のランナーを気にせずに走れます。足元がボコボコしているなと思ったら、路面電車(?)のレールの上を走っていました。

すすきの・中島公園を通り過ぎて、8kmあたりで豊平川にかかる南7条橋を渡ります。その先で妻と娘たちが「パパがんばれ〜」と応援してくれました。

10kmあたりで創成トンネルに入ます。

トンネルの中はさすがに空気が悪いですね。ランニングウォッチのGPSが挙動不審になりました。

トンネルを出ると冷たい風が吹いてきて気持ちよかったです。しばらく走ると、ファンランとフルマラソンの分岐点が見えてきます。

それから北海道大学の横を通り、北西を目指します。

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19kmを過ぎたあたりで新川通りに入ります。ここから32k地点までは平坦な直線コースを往復します。一見走りやすそうに見えますが、天気の良い日は直射日光を遮るものが何もなく、灼熱地獄と化します。

往復コースなので、反対側の車線には先導車と先頭集団が見えました。

後半戦:21km〜30km

今日は雲ひとつない晴天。新川通りには直射日光から隠れる場所はありません。

24km地点の様子。反対側の車線にはランナーの数が次第に増えてきました。

こちらは北海道札幌手稲高等学校のみなさん。素敵なブラスバンドの演奏に勇気づけられました。ありがとうございます!

暑いのでとにかく水が欲しい。2km毎に設置された給水ポイントでは、コップ2杯分の水分を補給します。

やっと折り返し地点まで来ました。ここまで来れば、灼熱地獄は残り半分。

28km地点。かつてないほどの疲労感を感じます。

ようやく30km地点を通過。タイムは2時間33分台です。

後半戦:30km〜

新川通りを出て、市街地を走ります。36〜38kmはまるで地獄を彷徨っているようでした。我慢の限界を超えて、ついには歩いてしまいました。そこから歩く・走るの繰り返しです。

北海道大学のキャンパスに入ると、少し元気が出てきました。

緑豊かなキャンパスは、日陰が多くて助かりました。

正門につづく大通りを走ります。

キャンパスの外に出ると、ゴールまであと2km。ピンクの制服を着た交通整理のおばさまと目が合いました。

北海道庁の赤れんがの建物が見えてくると、ゴールまであと1km。

そして無事完走しました。後半戦の苦しみが大きかった分、ゴールした時の達成感は半端なかったです。これだからマラソンはやめられないのですよね。

ゴールの後で

完走タイムは、ネットで3時間40分56秒、グロスでグロスタイム3時間42分9秒でした。

2年前に「北海道マラソン2014」を走った時はネットタイムが3時間42分15秒でしたので、約1分半の短縮することができました。

ゴールしてからは、フラフラしながら完走メダル、スポーツタオル、ミネラルウォーター、完走証を受け取ります。

もう思考能力がゼロに近く、ベルトコンベアに乗せられたモノのように前進することしかできません。

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あの「白い恋人」が冷たいブレンドコーヒーを配っていました。これは飲まずにスルーできませんね。

ゴール会場を後にして、宿泊先のホテルまで歩いて戻りました。1.5kmほどですが、フルマラソンを走った後だと異常に長く感じます。

おまけ

後日、大会公式記録集が自宅に届きました。30~34歳の区分で961人中279位でした。

気象情報も載っており、スタート時は18℃で涼しかったようですが、35km地点では30℃越えだったようです。どおりで苦しかったわけだ……。

最後までお読みいただき有難うございます。この記事はマラソンブロガーのtomo.が書きました。当ブログでは紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。