【ともらん】読めば走りたくなるマラソンブログ

シンガポール:乗り継ぎ4時間半でビーチラン

シンガポール:乗り継ぎ4時間半でビーチラン

マラソンブロガーのtomo.です。当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

日本からインドのバンガロールに向かう途中、シンガポールのチャンギ国際空港で飛行機を乗り継ぎました。

チャンギ国際空港では4時間半のトランジットがあります。空港で過ごすには長すぎますが、市内観光するには時間が足りません……。

そこで空港と都心部の中間にある「イーストコーストパーク」でランニングすることにしました。園内には砂浜もあり、ビーチランを楽しめます。

更新 作成

目次と内容

5分刻みの計画

今回の乗り継ぎ時間は4時間半。あと1〜2時間あれば余裕のある計画が組めるのですが…。

まず絶対に変えられない条件として、シンガポールに到着してから出国するまでに30分はかかり、出発の2時間前にはチャンギ国際空港に戻る必要があること。

つまり、移動時間も含めて自由に使える時間はたったの2時間という計算になります。

そこでチャンギ国際空港〜イーストコースト公園の往復移動時間に1時間、イーストコースト公園でのランニングに1時間割り当てることにしました。

移動は、地下鉄(MRT)を使います。タクシーよりも地下鉄の方が渋滞に巻き込まれるリスクが少ないですし、運賃もずっと安いですからね。

チャンギ国際空港で荷物を預ける

定刻通りチャンギ国際空港に到着。

天気予報では降水確率が90%だったので、ランニングは諦めていましたが、到着した時は曇りでした。シンガポールではゲリラ豪雨のような「スコール」が突発的に降るので、天気予報は毎日が雨なんですね。

チャンギ空港は広いです。出国まで1キロほどの道のりを歩きました。ウォームアップにちょうど良い。

出国(Immigration)に到着。呆れるほどシンプルで、手続きを終えるのに5分もかかりませんでした。ただ「出発が20時なのに、オマエはなぜ出国するんだ?」と尋問されましたが。

出国ゲートを出てすぐに、有人の荷物預け場所「Left Baggage」があります。小型のスーツケース1個を24時間預けて、料金は300円ほどでした。コインロッカー並みの料金ですね。

着替えは不要。飛行機ではランニングウェアで過ごしていたので、そのまま走りに出かけられます。

メトロ(MRT)で移動

荷物預け場からチャンギ国際空港の地下鉄駅までは歩いて3分。ここから6駅、乗り換えなしでイーストコースパークに最も近い パヤ・レバー(Paya Lebar)駅へ向かいます。

チケットは自動販売機で購入。クレジットカードが使えるはずなんですが、ちゃんと認識してくれなくて現金を使うはめに。しかも両替で50ドル紙幣しか持っていなかったため、地下鉄の窓口で10ドル紙幣に両替してもらいました。思わぬタイムロスにちょっと焦り始めています。

地下鉄は、途中から地上を走ります。いつ雨が降ってもおかしくないような天気です。

リバーサイドラン

パヤ・レバー駅で下車してイーストコーストパークへ向かって走ります。幹線道路を走ると信号待ちが多いので、街中を流れるゲイラン川(Geylang River)沿いを走ることにしました。

カナル沿いには高級マンションが立ち並んでいます。ゲイラン川沿いは歩道が整備されていて、とても走りやすかったです。

イーストコーストパーク

走ること15分、ようやく目的地のイーストコーストパーク(East Coast Park)に到着しました。

自転車は左側、歩行者は右側を走ります。

レンタルサイクルもやっていました。公園に何か所かショップがあるので、乗り捨ても可能です。

喉が渇いたので売店で地元のスポーツドリンク「Sportade」を購入。アイス・ブルーベリーという変わった味でしたが、不味くはなかったです。

ずっとこんな感じで走りつづけます。それにしても、今にも雷が落ちて着そうな天気ですね。

園内にはトイレもあるので安心です。

しばらく走るとビーチエリアに到着しました!海沿いのビーチは、黄土色の硬めの砂なので走ることもできます。見てください、この景色。砂浜のすぐ近くを大型タンカーがビッシリと行き来しています。海運大国シンガポールならではの光景ですね。

こちらはアンバー・ビーチと呼ばれるエリア。南国とはいえ、さすがに11月に泳いでいる人は見かけませんでした。

メトロ(MRT)で移動

時間に余裕があれば、イーストコーストパークをずっと走りつづけてチャンギ空港へ戻ることも可能ですが、タイムリミットが近づいてきました。公園を出て、住宅街を走り抜けて地下鉄ケンバンガン(Kembangan)駅を目指します。

こちらがケンバンガン(Kembangan)駅。

チケットを購入してチャンギ空港行きの車両に飛び乗ります。

予定通り、出発の2時間前までにチャンギ国際空港に戻ってきました。預けた荷物を受け取り、出国手続きを済ませます。

チャンギ空港には有料のシャワールームがたくさんあり、700円ぐらいで利用できます。

おまけ

シンガポールでは南アジア特有のスコール(squall)という気候現象が見られ、晴天から急にゲリラ豪雨に変わることも珍しくありません。

ランニングに出かける時は、防水ウェアを持っておくと安心です。

最後までお読みいただき有難うございます。この記事はマラソンブロガーのtomo.が書きました。当ブログでは紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。