
徹底比較|ランニングシューズウェブ診断ツール4選
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ランニングシューズ選びで悩んでいる人におすすめなのが、スポーツ用品メーカー各社の公式サイトにあるランニングシューズ診断ツール。簡単な質問に答えるだけで、自分に合ったシューズを提案してくれる。今回は、アシックス、ミズノ、ナイキ、アディダスの大手4社の診断ツールを紹介する。
メンズ 24.5cm〜30.0cm、レディース 22.5cm〜26.5cm、幅広ワイドもあり

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目次と内容
アシックス
アシックス(ASICS)は言わずと知れた国内最大手のスポーツ用品メーカー。社名の由来は「足」ではなく、「もし神に祈るならば、健全な身体に健全な精神あれかし、と祈るべきだ」という意味のラテン語「Anima Sana In corpore Sano」頭文字をとっている。
ShoesFinderで診断
アシックスの公式サイトには「ShoeFinder」という検索ツールがあり、以下の6つの質問に答えていくと自分に合ったランニングシューズを診断してくれる。
- 性別:①メンズ、②レディース
- 路面:①ロード/室内、②トレイル/オフロード
- 週間走行距離:①1-16km、②16-32km、③32km以上
- 目標:①長く走る、②速く走る
- プロネーション:①オーバープロネーション、②アンダープロネーション/ニュートラル
- クッション:①Regular(通常)、②Extra(上級)、③Maximum(最上級)
最後の2つの質問は初心者には回答しづらいかもしれない。「プロネーション」は着地したときの衝撃を分散するために足部を内方向に回転する動きを指す。「クッション」は接地の際の衝撃吸収力を指すが、高ければ良いというわけではない。

診断結果
試しに、性別はメンズ、路面はロード/室内、週間走行距離は32km以上、目的は速く走る、プロネーションはアンダープロネーション/ニュートラル、クッションはRegular(通常)を選択してみると、「METARIDE」「GEL DS TRAINER」「HEAT RACER」の3種類が候補に挙がった。

実際に「METARIDE」は僕のお気に入りシューズのひとつ。残りの2種は初めて聞く名前だが、比較的求めやすい価格帯なのが良い。
ミズノ
次は、同じく日本を代表するスポーツ用品メーカーのミズノ(MIZUNO)を見てみよう。
COM-PATH FINDERで診断
ミズノの公式サイトには「COM-PATH FINDER」という検索ツールがあり、「あなたが求める走り心地は?」という問いに対して二択で回答していく。
どれも直感的に答えられる質問ばかりで、同じ質問が繰り返されることもある。僕の場合、回答の流れは以下のとおり。
- ①軽さを感じる走り心地が好き or ②力が伝わりやすい感覚 → ②を選択
- ①楽な走り心地が好き or ②スムーズに流れるような走り心地が好き → ①を選択
- ①抵抗なくスピードを感じながら走るのが好き or ②スムーズに流れるような走り心地が好き → ①を選択
- ①抵抗なくスピードを感じながら走るのが好き or ②しっかり支えられブレのない感覚 → ②を選択

診断結果
ミズノでは、ランナーが求める走り心地をいくつかのタイプに分けているらしい。僕の場合は「Propulsive」。Propulsiveのランニングシューズは、安定性とクッション性を備え、滑らかな足運びをサポートするのが特徴。候補としては「WAVE RIDER 24」「WAVE RIDER NEO」が挙がった。
「ウエーブライダー24」も僕のお気に入りシューズのひとつで、長距離走で愛用している。

ナイキ
ナイキ(NIKE)はアメリカの本社を置く世界最大手のスポーツ用品メーカー。近年は「厚底シューズ」のヒットでランニングシューズ界のトップに君臨している。
ランニングシューズ選び方ガイドで探す
ナイキの公式サイトには「ランニングシューズ選び方ガイド」というページがあり、シューズのタイプやフルマラソンの目標タイム、シューズチャートなどから自分に合った1足が探せる。
例えば、サブ3.5(フルマラソンを3時間半で完走)ランナーがレース・練習の両方に使えるシューズを探しているなら「PEGASUS 37」がおすすめなのがわかる。

シューズチャートのほうが見やすいかもしれない。これを見れば自分が選ぶべきシューズに簡単にたどり着ける。

ナイキの選び方ガイドの欠点は、シューズのデータベースがきちんと更新されていないこと。例えば、先程の「PEGASUS 37」は旧モデルで、今はもう「PEGASUS 38」が発売されている。
アディダス
アディダス(ADIDAS)はドイツに本社を置く世界第二位のスポーツ用品メーカー。近年、ランニングシューズではナイキほどの存在感を出せていないが、「アディゼロ」の新作シューズで巻き返しを目論んでいる。
ランニングシューズチャートで探す
アディダスの公式サイトには「ランニングシューズおすすめチャート比較」というページがあり、目的やランナーのタイプなどから自分に合った1足が探せる。
例えば、エリートランナーの中でもサブ2.5(フルマラソンを2時間半で完走)を狙いたいなら、「ADIZERO ADIOS PRO」がおすすめなのがわかる。
ナイキと同様に、データベースが更新されていないのがこのチャートの欠点。一部の商品画像が表示されなかったりもする。
実店舗で試着してみよう
以上、大手スポーツ用品メーカー4社のランニングシューズ診断ツールを紹介した。
どのメーカーが良いかは一概には言えないので、まずは自分が興味のあるブランドから探してみよう。
近くに取扱店があれば、お店で試着すると良い。その際に店員さんのアドバイスにも耳を傾けてみよう。自分が最初に欲しいと思ったシューズよりもぴったりの1足が見つかるかもしれない。
アシックスラン東京丸の内で「ダイナフライト3」を購入。シューズはいつもネット通販で買うので、店舗で試し履きするのは、なんだか新鮮。
— ともらん✈︎マラソンブロガー (@tomorunblog) August 12, 2018
店員さんに気になることを聞きまくりました😁#アシックス #ランニング #シューズ pic.twitter.com/CwoCXed1gy
ネット通販でも試着可能
実店舗での試着が難しい人は、ネット通販で注文して試着する方法もある。ネットで注文して、自宅で試着し、合わなければ返品する。送料・返品手数料・返品送料が無料のサイトで注文すれば、返品してもお金は1円もかからない。
例えば、ナイキ公式サイトでは、「何らかの理由で自分に合わないと判断された場合は、未使用の場合に限り商品受領後30日以内であれば無料で返品」することが可能。
アマゾンでは、Amazon.co.jpが発送する商品に限り、ランニングシューズの返品手数料・返品送料が無料。詳しくは「自宅で、自由にフィッティング」のページを参照。
他にも「プライムワードローブ」というアマゾンの試着サービスを利用すれば、気になるシューズを自宅に届けて、後日、必要ないものを返送料無料で返品できる。
おすすめの1足
最後に、僕が個人的におすすめするランニングシューズは?と聞かれたら、ナイキのペガサス・シリーズを紹介するようにしている。ペガサス(Pegasus)シリーズはナイキ史上、最も売れているランニングシューズで、1983年以来毎年新作が発売される。
今なら、最新モデルの「PEGASUS 38」か、前モデルの「PEGASUS 37」がおすすめだ。僕は「ペガサス 34」から毎年欠かさずに購入している。

メンズ 24.5cm〜30.0cm、レディース 22.5cm〜26.5cm、幅広ワイドもあり

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ペガサス 38:サイズ26.0cm・重さ265g

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