勝田全国マラソン【ブログレポート】坂と風の攻略がカギ

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2019年1月27日(日)に茨城県ひたちなか市で開催された「勝田全国マラソン」に参加しました。大会の魅力やコースの特徴など、実体験に基づくマラソンレポートをお届けします。

この記事のもくじ

勝田全国マラソン【ブログレポート】坂と風の攻略がカギ

走ってきました!勝田全国マラソン。

大会の魅力

❶ 歴史と伝統あるマラソン大会

勝田全国マラソンは、2019年で第67回目の開催となります。第1回目は1953年に開催。当時は「読売全国マラソン」という名称でした。

昭和28年1月、勝田全国マラソン大会の前身となる「読売全国マラソン」の神宮大会(東京)が開かれる。初代の優勝者は篠崎清氏(茨城)で、記録は2時間31分36秒。ーー公式サイト

1981年には女子マラソンも新設され、大会名が「勝田全国マラソン」となります。大会名にある「全国」は、「読売全国」の名残りなんですね。

❷ 1月に走れる本格フルマラソン

1月のフルマラソンに「勝田全国マラソン」を選ぶ人は多いのではないでしょうか。東京マラソンを始め、2〜3月の本命レースの予行演習としてもうってつけです。

❸ 東京方面からのアクセス抜群

「勝田全国マラソン」は、茨城県ひたちなか市で開催されます。東京から120kmほど離れていますが、特急「ひたち」に乗れば約1時間半で最寄りの勝田駅に到着します。しかも、勝田駅から大会会場までは歩いて10分。

さらに、フルマラソンのスタート時間は10時半なので、当日に現地入りしても余裕を持って移動できるのがいいですね。

コースは高低差あり

スタートとゴールは、勝田駅から徒歩圏内にある「ひたちなか市石川運動ひろば」。一般道を走りながら、原子力関連施設のある東海村をぐるりとまわり、ひたちなか市の市街地を駆け抜けるコースです。

アップダウンは結構あります。最初に以下のコース高低図を見たときは「なんだ大したことないじゃん」と思いましたが、実際に走ってみるとアップダウンによるダメージは小さくありません。


ーー公式サイトより

特に、20〜25kmと30〜35kmのアップダウンは、高低差は大したことないものの、疲れたカラダにずしんと響きます。なので、前半は余力を残して走ることをオススメします。

コースの全貌は、以下のRelive動画でご覧ください。

Relive ‘Katsuta Marathon’

会場アクセス

今回は前泊せずに、当日に現地入りすることにしました。僕が住んでいるさいたま市からだと、車で行った方が近いのですが、できるだけエネルギーを温存するために電車で向かうことにしました。

一旦上野に出てから、特急「ひたち」に乗ります。事前に指定席特急券を購入しておきました。もちろん、帰りの分も合わせて。

上野から勝田までは約1時間半。水戸駅の次が勝田駅でした。

勝田駅に到着すると、人の流れに沿って大会会場まで歩いていきます。無料シャトルバスもあったようですが、歩いて10分ほどなのでウォームアップにちょうど良いです。

会場に到着!すごい活気に溢れています!

参加賞の「完走いも」を受け取ります。ひたちなか市は、日本一の「ほしいも」の産地だって知っていましたか?ぼくは知りませんでした。

更衣室の前で着替えを済ませます。

会場では甘酒や麦茶、日清チキンラーメンを無料で配っていましたが、今回はパスしておきました。

シューズは「ナイキ ズーム フライ フライニット」を使用します。フルマラソンで履くのは今回が初めて。

こちらは荷物置き場です。100円を払って中に入るのですが、しくみがよく理解できず呆然としていると、ボランティアの方が「ナンバーカードの下1桁の数字のレーンに置いてください」と教えてくれました。ただし、レーンは長いので、置いた場所をピンポイントで覚えておかないと、受け取りの時に苦労します(実際、苦労しました…)。

トイレを済ませ、軽くウォームアップをしてからスタートラインへ向かいます。

レースレポート

スタート

レース当日は天候に恵まれ、日向にいれば半袖・半ズボンでも寒くありません。ただし日陰だと体感温度がグンと下がります。スタート5分前に日陰に入ると急に寒くなりました。整列するなら日光がよく当たる(進行方向)左側に整列した方が良いですね。

前半(スタート〜中間地点)

今回は「Cブロック」からのスタートだったので、号砲が鳴ってからスタートラインに到達するまでに1分半もかかりました。最初の1kmは片道1車線の狭い道路を通るのでかなり渋滞します。目標ペースは4’30/kmでしたが、5’30/kmから始まり、頑張って出せても4’40/kmくらい。

1kmあたりで片道2車線の大通りに出ます。ここからようやく普通に走れます。

5kmの手前でダラダラとした坂を上っていきます。勝田全国マラソンのコースは、このような緩やかなアップダウンが多いですね。しばらく住宅街を走った後は、国道245号を一直線に走ります。フラットなので走りやすい。

しばらく走ると、原子力関連施設がある東海村に入ります。13kmあたりで高低差20mのアップダウン。これは結構脚にきましたね。

15kmで「日本原子力研究開発機構」の横を通過します。「テロ警戒」の看板が印象に残りました。

しばらくフラットな直線コースを走ります。この辺りは沿道の声援も多かったですね。

そういえば、勝田全国マラソンの給水ポイントはわかりにくく、何度かスルーしそうになりました。一回だけ受け取りが間に合わずに、完全にスルーしてしまいました。すると、後ろから男性ランナーが「これ飲みなよ」と飲みかけたコップを手渡してくれました。優しさに思わずグッときてしまいました。

フルマラソンを走るのは決して楽ではありませんが、こういうドラマがあるからやめられません。

さて、それでは後半に突入します。

後半(中間地点〜ゴール)

ここまでは4’25/kmペースで順調に走ってきました。呼吸は落ち着いており、脚も疲れていません。ペースアップしたい気持ちはありましたが、まだ半分。少なくとも30kmを過ぎるまではペースを維持することにしました。

結果的にそれで正解でした。しばらくアップダウンが続き、一気に脚が重くなりました。25kmあたりで初めて「疲れ」を意識し始めます。それでもランニングフォームを崩さないように姿勢を正して走り続けました。

しばらくフラットコースが続きます。時折手元の時計を見ながら 4’25/kmペースをキープ。

30kmを過ぎてから「そろそろペースアップしようかな」と思いきや、延々と続くアップダウンを目にして気が失せました。今回は余力を残して走ってきたのでペースダウンせずに乗り切れましたが、「30kmの壁」とこのアップダウンは相当きつい。

35kmからアップダウンが収まり、4’15/kmまでペースアップしました。ところが今度は向かい風がピューピュー吹いてきます。緩やかなアップダウンもあり、35〜40kmはかなり体力を消耗しました。それでも4’20/kmはなんとか維持しました。ここはもう粘るしかない。

ラスト2kmは気合いで走りました。時計を見る余裕もなく、自分がどれくらいのペースで走っているのかもよくわかりません。

ゴール会場が見えてからフィニッシュするまでは異様に長く感じましたが、最後はダッシュして3時間6分台でゴール!

ゴール

結果は以下のとおり。

  • グロスタイム:3時6分27秒
  • ネットタイム:3時5分0秒

グロスタイムでも昨年の「ベルリンマラソン」でマークした自己ベストを上回っています。ネットタイムでは、自己ベストを2分36秒更新したことになります。

ストラバのアクティビティデータはこちら

本日の戦利品はこちら。

まとめ

初めて参加する大会でしたが、昨年の「ベルリンマラソン」で出した自己ベストのペースを維持しつつ、ラストは少しだけペースアップして自己ベストを更新することができました。

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プロフィール

埼玉県さいたま市在住のマラソンブロガー&IT会社員&二児パパ。地元浦和から世界の果てまで、そこに道があれば走っています。マラソン遠征や大会レポ、話題のランニングシューズや最新ガジェットのレビューをブログで発信中。