東京マラソンを「可視化」するインフォグラフィックス・レポート

2018.04.06 > 

突然ですが、インフォグラフィックス(infographics)という言葉をご存知でしょうか?インフォグラフィックスは、情報やデータを視覚的に表現したもので、主に集計や統計分析を「画」にして情報伝達の手助けをします。本来ならば左脳で処理されるべき情報を、右脳で処理できるようにする手法、と言ったほうがわかりやすいかもしれません。
先週、東京マラソン2018の記録証と記録集が郵送されてきたのですが、そこに、ぼくのレースの走行データを A4の画にしてまとめたインフォグラフィクス・レポートが同封されていました。東京マラソンのオフィシャルパートナーであるコニカミノルタが、計測チップで記録したデータを元に作成したものです。
昨年も同じようなインフォグラフィクス・レポートを完走者全員に送っています。

東京マラソンの走りを振り返り、次のトレーニングや大会に繋げられるように、5km毎の区間ペースや全ランナーの走行データをビジュアライズしたレポートを作成しました。(公式サイトより)

それでは、インフォグラフィックス・レポートを見ながら、レースでの走りを振り返ってみたいと思います!

インフォグラフィックス・レポートでわかったこと

まずは 5km毎のペース。前半 20kmは 4分50秒/km前後のペースを意識して走ったので、想定どおりの走りと言えます。

ただ、ここまでは記録証や Stravaのデータを見ればわかることなので目新しさはありません。それよりも「おっ!」と思ったのが、グラフ下に書かれた総合順位の推移。前半 20kmは4000位台後半だったのですね。
後半 20kmは美しいネガティブスプリット(後半に向けてペースアップすること)を描いています。総合順位のほうも、特に30km〜40kmの区間で延べ 1080人ものランナーを追い抜いています。平均すると、10m毎にひとり追い抜いた計算になりますが、実はそんなに追い抜いた記憶はありません。これは非常に意外でした。

フィニッシュタイムも見てみましょう。オレンジのグラフが男女あわせた全員、青のグラフが男子、黄緑のグラフが男子30-39歳のグループです。一応、前のほうに入ることが出来ました。

完走者全員(オレンジ)のグラフを見ると、4時間〜4時間半の間にピークがあることがわかります。ちなみに、男子35歳カテゴリでは 613名中 93位でした。
そして、こちらがフィニッシュシーン。ゴールした時に前後にいたランナーの年齢が表示されていますが、正直これは意味のないデータだと思いました。

最後に、完走者の統計データ。よく見ると、日本国外のランナーはアジア諸国が多いですね。台湾、中国、香港、タイ、韓国、インドネシアがランクインしています。香港は特別行政区だから中国とは別なんでしょうか。

年代別に見ると、40代ランナーが一番多いですね。20代よりも 60代のほうが多いというのも驚きです。他のスポーツとは違って、マラソンは年齢を重ねるごとに有利になる市民スポーツなのかもしれません。

ワンポイントアドバイス

インフォグラフィックスに興味を持たれた方は、入門書をおすすめします。ちょっと工夫してプレゼン資料にインフォグラフィックスを差し込むことで、伝わり方や説得力が変わりますよ。
櫻田 潤『たのしい インフォグラフィック入門』
なお、個人的に気に入っているインフォグラフィックスはこちら。ANAがまとめた、世界のマラソン大会カレンダー。2018年4月までしかないので、今後更新されることを願います!
参照世界のマラソン大会カレンダー

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この記事を書いた人

tomo
埼玉県在住の37歳。マラソンブロガー・会社員・二児の父親

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