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高野参詣道トレイル:慈尊院〜六本杉

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ランナーのみなさん、こんにちは。読めば走りたくなるブログ tomo.run(ともらん)にお越しいただき有難うございます。

先日、世界遺産「高野参詣道」をトレイルランニングで走ってきました。

全長20キロ、標高差800メートルの登山道は、高野山の麓と山頂の「弘法大師御廟」を結ぶ、日本で最もスピリチュアルなトレランコースと言えます。

慈尊院〜六本杉〜矢立〜大門〜弘法大師御廟の4つのエリアに分け、今回は慈尊院〜六本杉のルートを写真・動画とともに紹介します。

コース概要

慈尊院から六本杉までの距離は4.7キロ。町石で数えると「180町」から「136町」まで。1町は109メートルの距離です。

※写真は現地案内板を元に加工

慈尊院を起点とする「町石道」を走り、みかん畑の中を通って山道に入ります。前半は急勾配ですが。後半は徐々に緩やかなになり、気持ちよく走れました。

主な見どころ

まずは高野参詣道の起点である慈尊院にて参拝。

正真正銘の高野参詣道の表玄関です。

平成16年7月世界遺産に登録された慈尊院は、弘仁7年(816年)弘法大師(空海)が、高野山開創に際し、高野山参詣の要所にあたるこの地に表玄関として伽藍を草創し、一の庶務を司る政所、高野山への宿所、冬期の避寒修行の場所とされました。(九度山町公式サイトより)

と同時に、弘法大師の母公のゆかりの地でもあります。

「我が子が開いている山を一目見たい」弘法大師の御母公が香川県の善通寺より訪ねてこられました。しかし、当時の高野山は女人禁制でありましたので、弘法大師の元には行くことができず、この慈尊院で暮らしておられました。(九度山町公式サイトより)

子授け、安産、乳癌完治などを願って乳房型の絵馬を奉納する習わしがあります。最初に見たときはドキッとしました。

ここから高野参詣道が始まります。最初は細いコンクリート道を上っていきます。

しばらく走ると竹やぶに囲まれた山道に入ります。

再びコンクリート道へ。急勾配なので走り続けるのがキツい。一気に高度を上げていきます。

あっという間にこの高さ。展望台からの景色に癒されます。

ここからみかん畑を通って山道に入ります。みかんが一袋100円って安すぎませんか!?ハイキングなら持って行けたのに。

こんな細い道も通ります。標識がなければ完全に見過ごすレベル。


しばらく山道を走り続けると榧蒔石(かやまきいし)と呼ばれる奇石を発見。

弘法大師ゆかりのオブジェですね。

弘法大師がこの道を通り高野山まで登る途中、当時の山崎の集落の貧しさを見かね、この石の上から榧(かや)の種を蒔きました。榧の木はアクが強く、虫に食われることもなく、成長に大変時間がかかることから、歪みも少なく木材として大変優れており、現在でも基盤の材料や住宅の柱材につかわれているほどです。(…)山崎の地はこの榧のおかげで大いに栄えたと伝えられています。(現地案内板より)

さらには銭壷石(ぜんつぼいし) と呼ばれる石も発見。小銭がジャラッと置いてありました。

1265年、覚きょう上人の発願により、20年という長い歳月をかけ町石道が整備されました。整備作業の際、北条時宗の外戚である安達泰盛が、この石の上に置いた壺に給金を入れ、作業員につかみ取りをさせて与えたという伝承があります。(現地案内板より)

雨引山分岐までたどり着きました。六本杉まで残すところ2キロ弱。

こんな感じで細い山道を走り続けます。


人がひとり通れるレベル。

町石

高野参詣道を走っていると必ず目にするのが町石(まちいし)と呼ばれる石造りの道しるべ。

麓の慈尊院から高野山へ通じる180町(胎蔵界)と壇上伽藍から弘法大師御廟までの36町(金剛界)を高野山町石道といい、弘法大師(空海)が高野山を開創されたとき、1町(109m)ごとに木製の卒塔婆を建てて道しるべとした道で、鎌倉時代には覚きょう上人の発願により、朽ちた木製の代わりに20年の歳月をかけて石造りの五輪塔形の町石が建てられた。(現地案内板より)

約100メートル間隔で建っているので、数えながら走ると楽しいですよ。上の写真は「150町」の町石。慈尊院は「180町」なので、30町=3キロ強の道のりを走ってきたことがわかります。

動画も撮影して見ました。山道とはいえ100メートルなので30秒もあれば1町分を走れます。


ひとつずつお参りする人もいるそうですが、今回はトレイルランニングなので軽く会釈して通り過ぎます。

あっという間に六本杉に到着しました。

さいごに、余談ですが

慈尊院から弘法大師御廟まで高野山トレイルの全貌について以下の記事をご覧ください。

関連日本一スピリチュアルなトレイル「高野参詣道」を走る旅

コースの詳細はこちら。4つのエリアに分けてまとめています。

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