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高野参詣道トレイル:大門〜弘法大師御廟

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ランナーのみなさん、こんにちは。読めば走りたくなるブログ tomo.run(ともらん)にお越しいただき有難うございます。

先日、世界遺産「高野参詣道」をトレイルランニングで走ってきました。

全長20キロ、標高差800メートルの登山道は、高野山の麓と山頂の「弘法大師御廟」を結ぶ、日本で最もスピリチュアルなトレランコースと言えます。

慈尊院〜六本杉〜矢立〜大門〜弘法大師御廟の4つエリアに分け、今回は大門〜弘法大師御廟のルートを写真・動画とともに紹介します。

コース概要

大門から弘法大師御廟までの距離は4.1キロ。町石で数えると、大門から壇上伽藍まで「6町」、壇上伽藍から御廟まで「36町」。1町は109メートルの距離です。

ここからはフラットなアスファルト道が続きます。高野山は日本有数の仏教都市であると同時に、世界各地から観光客が集まる世界遺産でもあるので、コンビニやレストラン、売店や宿泊施設などが揃います。

主な見どころ

大門からは一見すると日本のどこにでもあるような温泉街の風景が続きます。

走り始めてすぐに壇上伽藍(だんじょうがらん)に到着。

お大師さまが高野山をご開創された折、真っ先に整備へ着手した場所です。お大師さまが実際に土を踏みしめ、密教思想に基づく塔・堂の建立に心血を注がれました。その壇上伽藍は、〈胎蔵曼荼羅〉の世界を表しているといわれています。高野山全体を金剛峯寺という寺院と見たとき、その境内地の核にあたる場所で、古来より大師入定の地である奥の院と並んで信仰の中心として大切にされてきました。(高野山ホームページより)

言わば高野山の中心地ですね。高野山町石道はここ壇上伽藍を起点に慈尊院へ180町、弘法大師御廟へ36町の道のりを結びます。

麓の慈尊院から高野山へ通じる180町(胎蔵界)と壇上伽藍から弘法大師御廟までの36町(金剛界)を高野山町石道といい、弘法大師(空海)が高野山を開創されたとき、1町(109m)ごとに木製の卒塔婆を建てて道しるべとした道で、鎌倉時代には覚きょう上人の発願により、朽ちた木製の代わりに20年の歳月をかけて石造りの五輪塔形の町石が建てられた。(現地案内板より)

ちょうどお寺の鐘が鳴っていました。


ここから弘法大師御廟まで、新たに36町の高野山町石道が始まります。標高900メートルだけあって、気温は2.5℃。かなり冷え込むのでレイアリングを1枚追加しました。所どころに雪が残っています。

走り始めて間も無く、今度は金剛峯寺の横を通りかかりました。時間がないので観光せずに走り過ぎます。

高野山は、平安時代のはじめに弘法大師によって、開かれた日本仏教の聖地です。「金剛峯寺」という名称は、お大師さまが『金剛峯楼閣一切瑜伽瑜祇経(こんごうぶろうかくいっさいゆがゆぎきょう)』というお経より名付けられたと伝えられています。東西60m、南北約70mの主殿(本坊)をはじめとした様々な建物を備え境内総坪数48,295坪の広大さと優雅さを有しています。(金剛峯寺ホームページより)

高野町の中心街に来ました。建物のデザインが統一されていて、絵になりますね。

弘法大師御廟へ行く前に腹ごしらえを。南山料理「いけだ」で天ぷらうどん定食をいただきました。炭水化物が多くて助かります。

さて、高野参詣道トレイルもいよいよラストステージへ。ここからは日本で最もスピリチュアルな場所といわれる高野山奥之院の敷地内へ入ります。

実は何の予備知識もなしに来てしまったのですが、この奥之院には度肝を抜かれました。辺り一面、年季を感じる墓碑がズラリと立ち並んでいます。それも誰もが知っている有名人の墓碑ばかり。

入口付近は諸大名の墓碑が多く、こちらは加賀前田家のお墓。

こちらは薩摩島津家。最初は「すごーい!」と立ち止まっていましたが、あまりにも凄すぎて感覚が麻痺して来ました。

小雨が降り始めたので防水シェルを着用して走り始めました。普段は大勢の観光客で賑わう奥之院の12月のオフシーズンは人もまばら。

こういう時でないと走れないですよね。


本当に不思議な場所でした。まるで時間が止まっているかのような感覚。

奥之院の墓碑の多くは五輪塔と呼ばれる形をしています。

仏教では「宇宙は、空・風・火・水・地の五つの要素から構成されている。」といわれている。五輪塔はこの五つの構成要素を宝珠・半月・三角・円・方形にかたどったもので、それぞれの部分に空・風・火・水・地を意味する梵字(サンスクリット文字)が刻まれている。(現地案内板より)

上の五輪塔にも円には「水」、方形には「地」の文字がうっすらと見えました。

ちなみに、高野参詣道に建つ「町石」も実は五輪塔の形をしています。高野参詣道は、登山口である慈尊院から奥之院まで、つながっているのですね。

武田信玄や上杉謙信など、戦国武将の墓碑もたくさんありました。

こちらは織田信長の墓碑。意外と質素ですね。

弘法大師御廟は奥之院の最深部にあります。手前の「御廟の橋」から先は写真撮影が禁止されていました。

ここからは脱帽し、歩いて弘法大師御廟へ向かいます。

御廟参拝のあとは、お守りと開運厄除のお札を購入しました。高野山奥之院のお守りならご利益がありそうです。

その後、高野町の中心部に戻って名物「やきもち」を買って食べました。

さいごに、余談ですが

慈尊院から弘法大師御廟まで高野山トレイルの全貌について以下の記事をご覧ください。

関連日本一スピリチュアルなトレイル「高野参詣道」を走る旅

コースの詳細はこちら。4つのエリアに分けてまとめています。

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