7月〜8月のマラソン大会。真夏のレース戦略について考える

マラソンの年間計画を立てる上でいつも悩むのが、7月〜8月の出場予定です。真夏は基本的にオフシーズンなので、参加できる大会の数が限られます。参加できたとしても、熱中症のリスクと常に隣り合わせですし、気温があまりにも高いと、レースが中止・中断される場合もあります。
とはいえ、7月〜8月に頑張って走り込んでおくと、9月以降のマラソン大会で良い結果が期待できるのも事実。
今回は、真夏のレース戦略について、4つの選択肢を考えてみたいと思います。どれも経験しているので、実体験も交えて紹介します。

真夏のレースを避ける

一番無難なのは、真夏はレースに出場しないこと。体力に自信がない方や、持病をお持ちの方は、通常よりも身体に負担がかかる夏マラソンは避けるべきです。
苦しい思いをして身体を壊したり、マラソンが嫌いになったりしたら、悲しいですからね。

撃沈覚悟でレースに挑む

体力に自信のある方は、真夏のレースを経験しておくのは悪くないと思います。しかしそれは、本命レースとしてではなく、あくまでも秋マラソンの予行演習として。
気温とマラソンの完走率には相関関係があり、気温の高い夏マラソンほど完走率は低くなります。それだけ過酷ということです。
夏マラソンは結構な確率で「撃沈」します。僕なんかは苦い思い出ばかりです。8月に開催される「北海道マラソン」では二回とも途中で歩いてしまいましたし、気温35度で開催された「季節の彩湖ハーフマラソン」では、自己ベスト+20分のタイムでかろうじてゴールできました。
ただ、夏マラソンで「撃沈」した経験は、秋マラソンで確実に生きてきます。なので、夏マラソンは撃沈覚悟で走るぐらいがちょうど良いと思います。

早朝のレースに挑む

世界陸連の研究によると、東京五輪のマラソン競技は、朝5時台に行うのが望ましいとのこと。真夏でも早朝であれば気温も低く、熱中症のリスクが軽減できます。
早朝からスタートするマラソン大会でおすすめなのが、7月に長野県小布施市で開催される「小布施見にマラソン(ハーフ)」。スタート時間は朝の6時。完走に2時間かかっても、朝8時には走り終えることができます。
その代わり、レース当日には午前3時に起きる必要がありますけどね。

南半球のレースに挑む

7〜8月は日本では真夏ですが、南半球では冬の季節になります。金銭的に余裕があれば、あえて日本を飛び出すというのも選択肢のひとつ。
オーストラリアなら時差もほとんど無いに等しいですし、「ゴールドコーストマラソン」や「シドニーマラソン」など世界的に有名なマラソン大会があります。
日本ではまだ厳しい暑さが残る9月に「シドニーマラソン」を走ったことがありますが、涼しくてとても快適でした。