
【比較】メンズ「日焼け止め」商品6種。おすすめはロート製薬スーパーモイスチャージェル
→男性は女性ほど紫外線対策に敏感ではありませんが、夏のランニングでは男性も日焼け止めは必要。でも、どれを選んだら良いかわからない!という男性のために、人気のメンズ日焼け止め商品を6つ選び、比較してみました。
この記事では、ネット通販で入手しやすいメンズ日焼け止め商品、「ニベアサン プロテクトウォータージェル」「大塚製薬 UL・OS 日やけ止め」「ビオレ さらさらUV パーフェクトミルク」「ロート製薬 スキンアクア スーパーモイスチャージェル」「ニベアメン UVプロテクター」「ギャツビー パーフェクトUV スプレー」を紹介します。
- 男性も、日焼け止めは必要
- ニベアサン プロテクトウォータージェル
- 大塚製薬 UL・OS 日やけ止め
- ビオレ さらさらUV パーフェクトミルク
- ロート製薬 スキンアクア スーパーモイスチャージェル
- ニベアメン UVプロテクター
- ギャツビー パーフェクトUV スプレー
男性も、日焼け止めは必要
夏の日焼け止めは女子供が使うもの。男には必要ない。
20代の頃は、そんな「偏見」を持っていました。日焼け止めなんて買ったことも、使ったこともありません。
30歳を過ぎたあたりから、肌の衰えを感じ始めます。ぼくは思春期にニキビがひどくて、その跡が今でも残っているのですが、強い日差しに長時間当たるとヒリヒリするようになりました。また、紫外線が皮膚に及ぼす弊害を学ぶにつれて「男にも日焼け止めが必要だ」と思うようになりました。
特にぼくの場合はランニングが趣味なので、真夏の炎天下を2〜3時間走り続けることは珍しくありません。そこで3年前から1時間以上のロングランに限り、日焼け止めを使うようにしています。
毎年4〜5月になると急激に日差しが強くなるので、日焼け止めを買い求めます。しかし、世の中には「日焼け止め」の商品が溢れています。女性のように普段から化粧品を使っているわけではないので、男性からすると、どのブランド、どの商品を買えば良いのかわからない。
今回は自分の勉強も兼ねて、男性に向いてそうな「日焼け止め」を6種まとめて Amazonで購入してみました。実際に6商品を使い比べてみて、気に入った点、イマイチな点を含めレビューをまとめました。
どの日焼け止めを買ってよいかわからない!と悩んでいる男性のお役に立てれば幸いです。
選んだ基準は次のとおり。
- SPF が50以上
- 1500円以下で買えること
- なるべく「男」「メン」と書いてあること
- ジェル、クリーム、スプレーなど異なるタイプを試せること
SPFはSun Protection Factorの略で、UV(紫外線)の防止効果の強さを表しまし。数値が高いほど効果があり、「SPF30」と「SPF50」では、後者の方が日焼け止め効果が強くなります。また、「SPF50」より高い値は「SPF50+」と表記されます。
一方で、日焼け止め効果には PAという、もうひとつの指標があります。Protection Grade of UVAの略で、UVAの防止効果を表します。「PA+」「PA++」「PA+++」「PA++++」の4段階あり、「+」の数が多いほど防止効果があります。
日焼け止め効果は「SPF」と「PA」の組み合わせで見るべきです。
改めて、今回購入した6商品はこちら。
写真の左から順番に、SPF値・PA値・価格・タイプ・耐水に関する情報を表にまとめてみました。
商品名 | SPF | PA | 価格 | タイプ | 耐水 |
---|---|---|---|---|---|
ニベアサン プロテクトウォータージェル | 50 | +++ | 6.2円/g | ジェル | × |
大塚製薬 UL・OS 日やけ止め | 50+ | +++ | 51.6円/ml | クリーム | × |
ビオレ さらさらUV パーフェクトミルク | 50+ | ++++ | 12.7円/ml | クリーム | ○ |
ロート製薬 スキンアクア スーパーモイスチャージェル | 50+ | ++++ | 5.2円/g | ジェル | ○ |
ニベアメン UVプロテクター | 50+ | ++++ | 18.6円/ml | クリーム | ○ |
ギャツビー パーフェクトUV スプレー | 50+ | ++++ | 41.3円/ml | スプレー | ○ |
価格は2018年5月11日時点の Amazonの販売価格をもとに、g(グラム)または ml(ミリリットル)単位の単価を算出しています。ジェル・クリーム・スプレーでタイプが異なるので、あくまでも目安ということで。
耐水は、米国 FDA試験法に則った「80分間にわたる耐水性試験」を実施し、紫外線防止効果の持続性を確認できたものことを表します。
UV防止性能、使いやすさ、使用感、コスパなど総合的に見ておすすめ出来る日焼け止めは、「ロート製薬 スキンアクア スーパーモイスチャージェル」でした。競合する「ニベアサン プロテクトウォータージェル」と比べても、SPF、PA、耐水の面で優れています。
ニベアサン プロテクトウォータージェル
キャッチコピーは「化粧水感覚の UVジェル」。
男なので「化粧水感覚」と言われてもいまいちピンときませんが、ポンプ式で出しやすい上、ジェル状で皮膚に伸ばしやすいが気に入りました。クリームタイプの日焼け止めは、使う前にシャカシャカ振るのが面倒なんですよね。たまにシャカシャカやり忘れると、透明な液体しか出て来ないこともあります。
実際に使ってみると、サラッと冷んやりします。「浸透型ヒアルロン酸」を配合しているからですかね。ほんのりアルコール臭がします。
大塚製薬 UL・OS 日やけ止め
キャッチコピーは「強い紫外線に負けない」。
去年の夏はこれを使っていました。6つの商品の中で最もコンパクトで外出や旅行での持ち運びに便利です。
ハーバルミントの香りが配合されているので爽やかな印象。男性向けブランド「UL・OS」の日焼け止めなので、完全に「男用」ですね。
ただし、他の商品に比べるとクリームの「のび」がイマイチですね。顔・首・両腕・両足に全部塗るには8回ぐらいに分けてやらないとです。あと結構割高なのも、マイナスポイント。
ビオレ さらさらUV パーフェクトミルク
キャッチコピーは「1日中ベタつかない!さらさら UV」。
6つの商品の中で、最も無難というか、いい意味で特徴のない日焼け止めがこれ。香りも普通、のびも普通、価格も普通。
ロート製薬 スキンアクア スーパーモイスチャージェル
キャッチコピーは「瞬間水感ジェル」。
ロート製薬といえば「目薬」のイメージがありますが、日焼け止めも出していたのですね。こちらもポンプ式のジェルタイプ。
確かに「水感」はありますね。うるおい成分に、スーパーヒアルロン酸、ヒアルロン酸 Na、コラーゲン、アミノ酸を配合。ただし、若干ですがアルコール臭がします。「ゲル=アルコール臭」なんでしょうか。
ニベアメン UVプロテクター
キャッチコピーは「強烈紫外線までカット」。
こちらは「ニベアメン」ということで、完全に「男用」ですね。
なんかすごい効果がありそうですよね。また、皮脂吸着成分を配合することで「皮脂によるテカリ、ベタつきを長時間抑える」のがポイントらしいです。
実際に使ってみると、クールシトラスの香りに癒されます。肌にもサラッサラと馴染みます。その反面、クリームの「のび」は6つの商品の中で一番良くないので、すぐに空っぽになりそうです。
⑥ ギャツビー パーフェクトUV スプレー
キャッチコピーは「UV強力ブロック」。
ラストは初のスプレータイプ。使用する前に4〜5回振り、10〜15cm離れた場所から肌に吹き付けます。これは新感覚で便利でした!
コツを掴めば、5秒もあれば片腕の紫外線対策が完了。急いでいる時は重宝しそうですね。あと背中など、ジェルやクリームでは塗りぬくい場所でシューと一発で吹き付けられるので便利です。
唯一の欠点は、、吹き付けた直後の匂いが、トイレの消臭スプレー(シトラス系)に似ていることですかね。まあ、すぐに引いて、ほんのりシトラスの香りが残るので我慢できないわけではないですが。
まとめ
この記事では、ネット通販で入手しやすいメンズ日焼け止め商品、「ニベアサン プロテクトウォータージェル」「大塚製薬 UL・OS 日やけ止め」「ビオレ さらさらUV パーフェクトミルク」「ロート製薬 スキンアクア スーパーモイスチャージェル」「ニベアメン UVプロテクター」「ギャツビー パーフェクトUV スプレー」を紹介します。
男性は女性ほど紫外線対策に敏感ではありませんが、夏のランニングでは男性も日焼け止めは必要。でも、どれを選んだら良いかわからない!という男性のために、人気のメンズ日焼け止め商品を6つ選び、比較してみました。
6商品を公平に使い比べてみた結果、UV防止性能、使いやすさ、使用感、コスパなど総合的に見ておすすめ出来る日焼け止めは、「ロート製薬 スキンアクア スーパーモイスチャージェル」でした。競合する「ニベアサン プロテクトウォータージェル」と比べても、SPF、PA、耐水の面で優れています。