どうも!マラソンブロガーのtomo.です。

ランニングフォームをゼロから学び直したい!という方には、みやすのんき著『誰も教えてくれなかったマラソンフォームの基本 遅く走り始めた人ほど大切な60のコツ』がおすすめ。理想的なランニングフォームとは何か?ということを自分の頭で考えるキッカケを与えてくれます。写真をふんだんに使っているのでランニングフォームもイメージしやすい。

昨年末に発売されてから、ずっと気になっていた本。Kindleの半額セールをやっていた時にポチり、先ほど読み終えました。

誰も教えてくれなかったマラソンフォームの基本 遅く走り始めた人ほど大切な60のコツ

サブ3 × マンガ家

著者のみやすのんきさんの本職はマンガ家ですが、ランナーの間では「ランニングフォーム研究家」の方がしっくりくるかもしれません。

2015年に発売された『走れ! マンガ家ひぃこらサブスリー』はベストセラーとなり、「大転子ランニング」の名でランニング界にプチ旋風を巻き起こしました。

みやすさんのランニング論には賛否両論ありますが、ぼくは基本的に彼のランニングフォームに対する考え方が好きです。理想的なランニングフォームとは何か?ということを自分の頭で考えるキッカケを与えてくれるから。

『誰も教えてくれなかったマラソンフォームの基本 遅く走り始めた人ほど大切な60のコツ』にも、自分のランニングフォームを見直すヒントがたくさん詰まっていました!

写真で解説

本書の特徴は、ムック本のようにビジュアル重視であること。

ランニングフォームは「形」なので、文字だけで理解するには限界があります。その点、『走れ! マンガ家ひぃこらサブスリー』はマンガのイラストが挿入されていて、文中のランニングフォームがイメージしやすかったです。

『誰も教えてくれなかったマラソンフォームの基本 遅く走り始めた人ほど大切な60のコツ』はさらに進化して、写真をふんだんに取り入れています。しかも撮影モデルは、ケニア人ランナーのサイラス・ジェイさんと女性ランナーの横沢永奈さん。

中でもサイラスさんの写真はショートパンツ一枚なので、上半身や下半身の筋肉の動きまでわかる、生々しく、かつ実用的なビジュアルを実現しています。

好きなところから読める

副題に「60のコツ」とあるように、本書はランニングフォームに関連する60の項目に分かれています。なので、必ずしも最初から読む必要はなく、パラパラとページをめくって、自分の気になる部分から読んでも大丈夫。

個人的にためになったアドバイスを3点紹介しておきます。

第13:スピードはピッチでなくストライドで調整する

一般的に180歩/分以上で走ります。およそ1秒間に3歩進むテンポです。ジョグ、快調走、レーススピード、スプリント、基本的にピッチはほぼ一定を保ちます。ゆっくりしたジョグでもピッチの低下は -10程度にします。日頃からピッチを刻む癖をつけましょう。(本書より引用)

なるほど。これはわかっていたようで、わかっていなかった。ピッチが落ちる=ランニング効率が落ちる、という発想は思いつきませんでした。

第40:着地した足はただ地面の真下に押す

斜めに蹴ったり横に地面を履くような動作、いつまでも足裏を後ろに蹴り出してトルクを掛けるような意識は無意味だということです。(本書より引用)

地面からの反力を最大限享受するには、垂直方向での接地が最も優れているということですね。

第58:背中周りの若さを保つのが大切

筋肉の力を最大限に発揮するには、筋肉を固めるのではなく「緩める事」です。力まず肩甲骨を寄せず、ゆるゆるなほど可動域が大きくなり背中の筋肉は動きます。そういう意味で背中の柔軟性は非常に大切です。(本書より引用)

背筋の重要性は認識していましたが、背中の柔らかさとは意外なポイントです。

いっぺんに60項目も頭に入らないと思うので、まずは自分で「あ、これは納得!」と思った項目を2〜3つピックアップし、実践してみるのがおすすめです。

みやすさんも、ここに書かれているコツが「絶対正しい」とは言っていません。あくまでも自分に合ったコツを見つけるヒントだということを忘れずに。

「あとがき」がかなり重要

『誰も教えてくれなかったマラソンフォームの基本 遅く走り始めた人ほど大切な60のコツ』は、「あとがき」もかなり充実した内容でした。みやすさんのランニング論がギュッと凝縮されており、説得力もありました。

要するに、この3つが大事だよ、とみやすさんは強調しています。

  1. 股関節から足を動かすようにする
  2. 設置と着地は地面の反力を足裏全体で受けるように丁寧に
  3. 疲れたときはピッチを維持してフォームの修正のみ意識する

さいごに、余談ですが

個人的に一番響いたのは「スピードはピッチでなくストライドで調整する」でした。これからは、スロージョグもスプリントも同じピッチを維持して走ってみようと思います。

誰も教えてくれなかったマラソンフォームの基本 遅く走り始めた人ほど大切な60のコツ

この記事を読んで走りたくなったら

ランニングフォームの原点回帰 -『誰も教えてくれなかったマラソンフォームの基本』」を最後までお読みいただき有難うございます。

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