どうも!マラソンブロガーのtomo.です。

先週末に参加した長野マラソンの前日受付会場で、Mizunoのランニングフォーム診断「F.O.R.M.」を体験してきました。たった 30分間で自分のランニングフォームが科学的に分析でき、専門家の方に今後の課題をアドバイスいただきました。

診断システム「F.O.R.M.」とは?

F.O.R.M.(フォーム)とは、Mizunoが開発したランニングフォーム診断技術。英語のForm Optimizer of Running Methodologyの頭文字を取っています。

まず、複数の研究者のランニング、スポーツ科学の知見と、複数のランニングコーチの実践の知見を融合させた暗黙知(知識や経験)とさまざまなレベルのランナーのスポーツバイオメカ二クスデータの形式知(力学・動作データなど)の関係を統計的に導き出すことにより、よいとされる共通のランニング動作のポイントを発見し、それを得点に結びつけた独自のランニングフォーム診断技術なのです。(公式サイトより)

計測器具を装着して、トレッドミルの上を走るだけでランニングフォームを 3次元動作解析できるすごい技術です。計測後はランニングフォームの専門家が結果についてわかりやすく解説。今のランニングフォームの良い点、改善すべき点をわかりやすく解説してくれます。最後に診断シートももらえます。

所要時間はトータルで約 30分。料金は3000円(税抜)。18歳以上のランナーであれば、ビギナーからベテランまで誰でも利用が可能ですが、計測できるのは東京、京都、大阪(淀屋橋)、大阪(茶屋町)、熊本の 5サイトに限定されます。

今回、長野マラソン 2018の前日受付会場に計測ブースが設けられていたので、「F.O.R.M.」でランニングフォームを診断してもらいました。しかも、料金は特別価格で 2000円(税込)でした!

フルマラソンのレースペースで計測

Mizunoは長野マラソンのオフィシャルスポンサー。受付会場でも一際目立つ場所に出展ブースを構えていました。

「F.O.R.M.」は予約制でしたが、20分ほど待てば計測できるとのこと。マラソン自己ベスト(3時間18分)、月間走行距離(200km)、走歴(10年)などの個人情報を記入し、料金の 2000円(税込)を支払いました。

計測の流れは非常にシンプル。まずスタッフの方が腕、ひじ、足首、腰、肩などに計測機器を装着してくれます。

それからトレッドミルの上へ移動。時速 7kmで 2分間ウォームアップをした後、時速 12.7kmで 3分間走りって計測を行います。基本的にはマラソンのレースペースが計測中ペースとなるそうです。トレッドミルの上だとメチャクチャ速く感じました。

ちなみにランニングシューズもレンタルできるようでしたが、ぼくは「Salomon XA PRO 3D GTX」を履いていたので、何も言われずにそのまま走りました。Salomon XA PRO 3D GTXはトレランシューズなので、今思えば普通のランニングシューズに履き替えた方が良かったかもしれません。

5つの項目でランニングフォームを数値化

さて、気になる計測結果を見ていきましょう。計測結果をまとめた診断シート(以下写真)は最後にもらえます。

まずは 5項目評価から。点数は 100点満点。

Safety(体への負担) 71点

ランニング中の身体の左右ブレやBMIなどを中心に評価する項目です。評価は「標準的」ですが、5項目中で 2番目に低い点数でした。左右のブレについては、後ほど詳しく。

Posture(ランニング姿勢) 76点

ランニング中の姿勢を評価する項目です。評価は「良い」とのこと。

Relax(リラックス) 62点

ランニング中の腕振りを評価する項目です。評価は「改善しましょう」で、5項目中で最も低い点数でした。

Ride(乗り込み) 79点

ランニング中の接地を評価する項目です。評価は「良い」とのこと。

Swing(脚の動き) 87点

ランニング中の脚のスウィングを評価する項目です。評価は「大変良い」とのことで、5項目中で最も高い点数でした。

そして、総合評価は 78.9点でした。一般ランナーの平均が 70m点なので、悪くない点数だと思います。

ここで指摘された改善点は、ランニング中の肘の角度。スローモーション動画を見ると、腕を後ろにスウィングする時に肘の角度が大きく開いていることがわかりました。これが無駄なエネルギーロスの原因となるので、肘の角度はなるべく固定するようアドバイスをいただきました。

診断シートには、改善するための「フォームアドバイス」や「トレーニングアドバイス」も載っていました。これを参考にしながら、次期フルマラソンに向けて準備したいと思います。

足部の状態とおすすめシューズ

診断シートはまだまだ続きます。

着地パターンは、ややフォアフット寄りのミッドフット。つまり、つま先でも踵でもなく、足裏で着地しているということ。そして、プロネーションは、ややオーバープロネーション寄りのニュートラルプロネーション

Mizunoのランニングシューズの中では、ニュートラルカテゴリーのレーシングシューズ、「ウェーブエンペラージャパン 2」と「ウェーブエンペラー 2」をおすすめされました。

最新モデルの「ウェーブエンペラー 3」が載っていないのが気になりましたが、恐らく「F.O.R.M.」のデータベースに最新モデルが更新されていないのでしょう。ちなみに、ぼくは長野マラソンを新調したばかりの「ウェーブエンペラー 3(ワイド)」で走りました。

膝の内外ブレ幅とおすすめウェア

最後に、もうひとつの改善として指摘されたのが、着地中の左右のブレ(膝ブレ量)。これは着地の際の膝の左右ブレを測る項目ですが、ぼくの場合は内外ブレ幅が 17.4mmと平均の 11mmを大きく上回りました

問題は、太ももの内側にある内転筋が弱いため、着地の際に足をまっすぐにキープできず、外側にブレてしまうそうです。内転筋を強化するには、座った状態でボールを膝で挟み、ギュッと力を入れる体操を取り入れると良いそうです。これも、次期フルマラソンに向けて取り組みたいと思います。

また、Mizunoの機能性タイツ「BG 5000 II」を勧められました。うーん、でもタイツは苦手なんですよね。

今後の課題

今後の課題を整理すると、以下の2点に集約できます。

  • 腕振りの肘角度を固定する。そのために、肩関節の柔軟性を高める運動を行う。
  • 内転筋を鍛えて膝の外ブレを抑える。そのために、膝でボールを挟む運動を行う。

わずか 30分間、しかも2000円(税込)で、ここまで課題がわかったことは大きな収穫です!ちなみに肘角度については、長野マラソンのレース当日にも意識して走りました。

さいごに、余談ですが

長野マラソンを走り終え、フルマラソンは 9月のベルリンマラソンまでしばらくお休みです。その間に、上の二つの課題に取り組みたいと思います。