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なぜランニングは脳にいいのか?脳科学者&ランナーの茂木健一郎が解説

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ランナーのみなさん、こんにちは。読めば走りたくなるブログ tomo.run(ともらん)にお越しいただき有難うございます。

茂木健一郎さんの『走り方で脳が変わる!』(講談社)を読みました。

これまで「ランニング」と「脳」の関係について深く考えたことはありませんが、ランニングが「脳にいい」ことは経験的に理解しています。

何時間考えても解けなかった問題がランニング中にスッと解けたり、自分でも惚れ惚れするようなアイデアがポンとひらめいたり、これまでランニングには勉強や仕事、メンタル面でずいぶんと助けられました。

では、なぜ「ランニングは脳にいい」のか?その疑問に答えてくれるのが、ランニングを日課としながら脳科学者・作家として活動する茂木健一郎さん。『走り方で脳が変わる』では、最新の脳神経学の研究を参照しながら、運動と脳のメカニズムを解明していきます。

デフォルト・モード・ネットワーク

なぜ、ランニングは脳にいいのか?茂木さんによると、近年、脳神経学の分野で注目を集めているデフォルト・モード・ネットワーク(default mode network)と呼ばれるいう脳内ネットワークがカギを握ると言います。

デフォルト・モード・ネットワークは、何も考えていない時、すなわち脳が「オフ」の状態の時に活動し始める脳内ネットワークです。

アイドリング状態になったときに「今のうちにいろんなメンテナンスをしておこう」とデフォルト・モード・ネットワークが活動し始めるのだ。このメンテナンスには、気持ちの整理、感情のバランスの回復も含まれる。

そしてランニングこそ、このデフォルト・モード・ネットワークが働いている状態だと茂木さんは言います。

ただ、足を前に動かしているだけの状態。無意識にやっていたが、デフォルト・モード・ネットワークの活動する絶好の条件が揃っていた。

現代人の脳は常に「オン」の状態

スマートフォンの普及により、インターネットを介して世界中の情報や人々と 24時間つながることができるようになりました。

しかしそれは、脳が常に「オン」の状態であることを意味します。起きている間はデフォルト・モード・ネットワークが働く時間がなくなり、脳内のメンテナンスや気持ちの整理、感情のバランスの回復などが疎かになってしまいます。

そういう意味でランニングは、日常生活の中でデフォルト・モード・ネットワークを働かせられるツールとして捉えることができます。

ただし注意が必要なのは、あくまでも無意識な状態に近いランニングであること。音楽を聴いたり、考え事をしたり、走るスピードを細かく調整したり、頭を使いすぎるとデフォルト・モード・ネットワークは活動しません。

ちょっとでもいいから走り始める

茂木さんは、少しの距離でもいいから「毎日」走ることを奨めています。最初は、ほんの数分でもいいから近くのコンビニや郵便局に行くついでに走ってみる。

脳科学的な実験のパラダイムでいうと、刺激は数秒与えるだけでもかなり長いとされる。0.1秒くらいでも脳の活動は劇的に変わる。少なくとも脳の血流は確実に上がっている。

まずは「ランニングは脳にいい」ことを実感することが大事。そこから走る距離や頻度を徐々に増やしてランニングの習慣を作るのが理想ですね。

実は茂木さん、ランニングを本格的に始めたのは48歳の時。それまでは研究や執筆に追われて脳が「オン」でしたが、ついに限界に達します。そこで始めたのがウォーキング。それから少しずつ走り始め、今では毎日ランニングを欠かさず、フルマラソンにも出場しているとのこと。

また、仕事で国内を旅することの多い茂木さんが最近ハマっているというのが、旅先でランニングをする「旅ラン」。結構いろんな所を走られているようですね!

さいごに、余談ですが

何よりも僕自身がランニングの効用を実感している。それゆえに、自信を持って皆さんにすすめられる。「ランニングは体にも、脳にもいい」と。

脳科学者であり、ランナーでもある茂木さんが言うと説得力がありますね。

最近、頭がモヤモヤしている方は『走り方で脳が変わる!』(講談社)を読んでみてはいかがでしょうか?

  • 第1章 わかってきた!ランニングの脳への効用
  • 第2章 仕事力アップに、ランニングがもたらすメリット
  • 第3章 「めんどうくさい」から「走りたい」へ、ランニングを習慣にする
  • 第4章 ランニングをもっと楽しく「旅ラン」&フルマラソン
  • 第5章 ランニングでマインドフルネスを体験しよう
  • 第6章 走るとは人生そのもの

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