
ランニングシューズの使い分け(履き分け)がおすすめな理由
→昔はたった1足のランニングシューズを履き潰すスタイルを貫いていましたが、最近は常時10足以上のランニングシューズを使い分けています。
練習用・レース用だけでなく、練習の中でも長距離走やインターバル走で使うランニングシューズを選んでいます。
使い分けのメリット
2018年はランニングシューズを14足も購入しました。今では用途に分けて、常時10足以上のシューズを使い分けています。
ランニングシューズを使い分けるメリットは以下のとおりです。
- 最適なパフォーマンスが出せる
- シューズ固有のクセがつかない
- シューズの消耗が軽減できる
最適なパフォーマンスが出せる
例えば、スピード重視のインターバル走と距離重視の長距離走では、シューズに求められる要素は異なります。
スピード重視なら軽くてレスポンスに優れたシューズが良いですし、距離重視ならクッション性に優れて脚に負担のかからないシューズが望ましいです(もちろん、個人差はありますが)。
シューズ固有のクセがつかない
どのランニングシューズにも、そのシューズ固有のクセというものがあります。カカトの反発力を利用するシューズもあれば、フォアフットに転がすように走るシューズもある。
同じシューズを履き続けていると、シューズのクセと自分の走り方が同化してきます。それが自分に合っているなら問題ないのですが、合っていない場合はケガや故障の原因になります。
シューズを使い分けることで、いろんな走り方を体験でき、ケガや故障のリスクも軽減できます。
シューズの消耗が軽減できる
ランニングシューズに限ったことではありませんが、シューズを履きまわすことで、シューズの消耗を抑えて寿命を高めることができます。
休みが欲しいのは人間だけでなく、シューズも同じです。
練習用・レース用で使い分ける
目的にあったシューズを選ぶことで、パフォーマンスを最大限発揮できるようになります。まずは、レース用と練習用で使い分けるだけでも、レースのタイムが劇的に変わったりします。
僕がレースでよく使っているシューズはこちら。
レースの内容によっても使い分けています。
例えばハーフ以上の長距離でアップダウンが多い場合は、脚への負担を軽くするため「ナイキ ズーム フライ フライニット」を履くことが多いです。
今日の《円谷幸吉メモリアルマラソン》の相棒は、 #ナイキ の「ズーム フライ フライニット」。
冒頭から自己ベストペースを上回る4:00/kmで仕掛け、そのまま完走。自己ベストを1分39秒更新。
16km辺りがキツかったけど、ラスト5kmは気持ち悪いくらいスピードが出た👍
👉https://t.co/KV1ocLdLjp pic.twitter.com/oZUh6puTva
— tomo✈️マラソンブロガー (@tomorunblog) October 21, 2018
10kmぐらいのレースでスピード重視の場合は「ニューバランス Hanzo V2」の出番が多いですね。
深谷シティハーフマラソンの10kmの部を完走!フラットコースで走りやすい
⌚ネットタイムは37分00秒
👟シューズはNB Hanzo V2 pic.twitter.com/fio0TJaD4s— tomo✈️マラソンブロガー (@tomorunblog) February 24, 2019
練習用の中でも使い分ける
練習も同じで、インターバル走などスピード重視のものから、長距離走などの距離重視のものまで色々あります。僕が練習用のシューズで重視しているのは、とにかく脚に負担がかからないこと。負担がかかるとケガ・故障の原因になるので。
負担がかからない→ケガ・故障しにくい→きちんと練習ができる→速く走れるようになる、という風に考えています。
例えば「メディフォーム イテン」は、1〜2kmのインターバル走によく履いています。
ロードでインターバル走をやると脚にメチャクチャ負担がかかるので、イテンのようなリカバリーシューズが理想的だと思っています。イテンはスピードもしっかり出せるので、最適な状態でインターバル走に挑むことができます。
本日の練習は 1.6kmインターバル5本、3'55/kmペースで。比較的涼しかったけど湿度が高くて汗がダッラダラ
シューズは、ロングインターバルで出番が多いメディフォームの「イテン」。リカバリーシューズなので脚の負担が軽減できる。
レビューはこちら👉https://t.co/4yK6mf0LXI pic.twitter.com/f3xnVqTVP8
— tomo✈️マラソンブロガー (@tomorunblog) August 14, 2019
一方で、20km以上の長距離を走るときは「ホカオネオネ クリフトン6」の出番が多くなります。20km〜30km走っても疲れが残らないのが最高です。
今日のロングラン(27km)のお供は、ホカオネオネの「クリフトン6」
長時間走り続けてもブレない・ズレないホールド感が素敵。クッション性抜群でロード&長距離走の頼れる相棒です pic.twitter.com/0MgeqcOFKB
— tomo✈️マラソンブロガー (@tomorunblog) July 13, 2019
シーンによって使い分ける
また、練習・レースという軸以外にも、走る場所や走るときの天候によってシューズを履き分けています。
山道をメインに走るトレイルランニングでは、トレラン専用シューズの「On(オン) クラウドベンチャー」を履いています。
特に足場の悪いレースでは、普通のランニングシューズで走るのはキツいですし、転倒するリスクもあります。
On(オン)のクラウドベンチャーを履いて「両神山麓トレイルラン」の20kmの部に参加🏃
雨上がりで足場の悪いコースでしたが、最後まで安定したランニングをサポートしてくれました✨基本的に滑りにくいですが、木の根っこだけ注意が必要
自慢のソールには土がギッシリ。意外と重く感じます😳 pic.twitter.com/yFAHWHxRdG
— tomo✈️マラソンブロガー (@tomorunblog) June 23, 2019
雨の日に威力を発揮するランニングシューズもあります。
「ミズノ ウェーブエンペラー3」は、サブ3ランナーにおすすめのレース用シューズですが、雨の日のレースで随分お世話になりました。2019年の「東京マラソン」は冷たい雨風が吹き付ける過酷な天候でしたが、このシューズのおかげで自己ベスト&初サブスリーを達成しました!
#東京マラソン2019 は雨だったので、シューズはミズノの「ウェーブエンペラー3」を召還
昨年の長野マラソンの時も雨だったけど頑張ってくれたよね
そして今回も期待を裏切らず、というか期待を上回り、サブ3に導いてくれて有難う
あまり目立たないシューズだけど、君の実力はちゃんと理解してるよ pic.twitter.com/44iXycB6PP
— tomo✈️マラソンブロガー (@tomorunblog) March 3, 2019
また、雨の日に練習で長距離走を走りたいときは、「アシックス メタライド」との相性が抜群です。長距離を走っても疲れないですし、グリップが効いて滑りにくいので濡れた地面でも高い安定感を保ちます。
アシックスの #メタライド #Metaride を履いて雨の中、20km走ってきました✨🏃✨
靴底のラバーがいい感じに地面を捉え、グリップ抜群。雨の日ランの候補シューズのひとつ pic.twitter.com/XOhd6Mo09d
— tomo✈️マラソンブロガー (@tomorunblog) July 7, 2019
という感じで、常時10足以上のランニングシューズを履き分けています。
もちろん、そのための出費は相当なものです。僕の場合、お酒もタバコもやらないですし、趣味はランニングだけなので、可処分所得のほとんどをつぎ込んでいるという感じです。
また、株主優待やネット通販を賢く活用すれば、新作シューズであってもお得に購入することができます。
さいごに
ランニングシューズの使い分けはメリットしかない。唯一のデメリットは、出費がかさむことと、玄関がシューズで溢れかえっていること(=妻が不機嫌)。