どうも!マラソンブロガーのtomo.です。

タイトルに惹かれて『マラソンで絶対にしてはいけない35のこと』(講談社)を購入。

著者は、フィジカルトレーナーで adidas契約アドバイザリーも務める中野ジェームズ修一さん。ランニング関連のイベントや雑誌で名前は聞いたことがありますが、中野さんの著書を読むのは今回が初めてです。

「絶対にしてはいけない」というタイトルが秀逸だと思いました。ランニングの場合、何かを「やる」より「やらない」方が圧倒的にラクなんですよね。

例えばレース前日に「〇〇を摂る」とか「消化に良いものを食べる」とか言われると、やることが多すぎて頭が混乱しますが、「過剰な炭水化物は摂らない」「生ものは食べてはいけない」とアドバイスされれば、単にそれをやらなければいいだけ。

本書が目指すところは、マラソンに悪影響を及ぼす行為を「やらない」ことでマイナス要因を取り除き、最高のパフォーマンスでレースに挑める状態にすること。意外と、良かれと思ってやっていることが、フィジカルトレーナーの視点からは NGだったりします。

NG行為は全部で35あり、5つの章に分かれています。章立てを見ても分かる通り、対象は必ずしもマラソン初心者ではありません。

  • 第1章 マラソン前日にしてはいけない9つのこと
  • 第2章 マラソン当日スタート前にしてはいけない11のこと
  • 第3章 マラソンレース中にしてはいけない7つのこと
  • 第4章 マラソンゴール後にしてはいけない3つのこと
  • 第5章 海外マラソンでしてはいけない5つのこと

個人的には「マラソンゴール後」のセクションが参考になりました。というのも、レース前やレース中はいろんなことに気を配っていても、一旦ゴールしてしまうと何も考えずに行動していることが多いからです。

中でも「お風呂で熱いお湯に浸かってはいけない」は耳が痛かったです。フルマラソンを走った後は温泉や銭湯にゆったりと浸かって汗を流したいものですが、筋肉が炎症を起こしている状態で熱湯に浸かるのは炎症を助長することになり、なるべく控えたほうが良い行為であると中野さんは言います。

本書は「絶対にしてはいけない」と言いつつも、ケースによっては代替案を提案してくれます。例えば「お風呂で熱いお湯に浸かってはいけない」と言いつつ、それでもお風呂に浸かりたい場合は、お風呂に入る前後にアイシングをし、お湯に浸かる時間を極力短くするようにとアドバイスしています。

さいごに、余談ですが

2月はマラソンシーズン本番。レースに備えるためにも『マラソンで絶対にしてはいけない35のこと』を読んでみてはいかがでしょうか。