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猫ひろしが「芸能人兼オリンピアン」の肩書きを手にするまで

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ランナーのみなさん、こんにちは。読めば走りたくなるブログ tomo.run(ともらん)にお越しいただき有難うございます。

芸能生活を続けながらフルマラソンを2時間半で走り、カンボジア代表としてリオ五輪に出場。そんなユニークすぎる人生を歩んできた、猫ひろしの新著『ぼくがカンボジア人になった理由』を読みました。

前著『猫ひろしのマラソン最速メソッド』は芸能生活とマラソンを両立するノウハウがテーマでしたが、『ぼくがカンボジア人になった理由』は自身のランニング哲学に踏み込んだ「濃い」内容となっています。

芸能人兼オリンピアン

特に印象に残ったのが、オリンピアン(五輪出場選手)であることへの強いこだわりとプライドを持っていること。

肩書きは芸能界最速ランナーと聞くと「ふーん、すごいね」で終わりますが、芸能人兼オリンピアンと聞くと「えぇ!?どういうこと?」と思わず反応してしまうほど強烈なインパクトがありますよね。

実際は、リオ五輪の男子マラソンではビリから2番目。自己ベストも準エリートの市民ランナーのレベル。それでもオリンピアンであることに変わりないですし、オリンピアンの肩書きは一生使えるわけです。

最近ではアスリートと二足のわらじを履く芸人も出てきていますが、さすがにオリンピック出場となると難しいのではないでしょうか。

最強の市民ランナーと言われている川内(優輝)選手も世界陸上には出ていますが、オリンピックには出ていません(僕よりタイムは、全然速いですが…)

ただ、2足のわらじと言いつつも本人にとって本業はあくまでも「芸人」だそうです。

僕の中では自分は芸人という思いが強いですし、あくまでマラソンはその引き出しの一つだと思っています。

カンボジア人へ国籍変更

これは芸人としての、非常に優れた戦略だなと思いました。実際にカンボジア人に国籍を変えて五輪を目指すようになったことで、仕事の依頼が急増したとのこと。

しかし「カンボジア代表選手」として認められるまでの道のりは平坦ではなかったようです。『ぼくがカンボジア人になった理由』では、ロンドン五輪の代表内定と取消から、リオ五輪出場までの経緯が詳しく記されています。

特に国籍を変更することに対して、日本国内から批判の声が上がります。意外ですよね。五輪選手枠を取られてしまうカンボジア人選手が批判するならまだ理解できなくもないですが。

日本でいろいろな人が批判していることを知り合いから聞きました。僕は確かに、批判されるようなことをしました。だから、カンボジアの選手から批判されるならまだわかります。でも、なんで日本人に批判されるだと悩みました。

アスリートの世界では国籍変更は決して珍しくありません。長距離界の世界的スーパースターのモー・ファーラー選手もソマリアからイギリスに国籍を変え、今やエリザベス女王からサー(Sir)の称号を持っていますからね。

「あの人ヤバくない?」

自分がどういう老後を過ごしたいか、について明確なビジョンを持っている人は素敵だと思います。猫ひろしも例外ではありません。理想は還暦を過ぎても「ラッセラー、ラッセラー」とギャグやり、若い人に「あの人ヤバくない?あの年でラッセラーとか言っちゃって。でも、昔オリンピックに出たらしいよ。しかもカンボジア国籍で」思われることだそうです。

凄まじき芸人魂。

さいごに、余談ですが

2020年の東京五輪はどうするのか?という問いに対し『ぼくがカンボジア人になった理由』では、まだわからないと答えを濁していますが、最新情報によると五輪出場を目指しているようです。

月刊誌『ランニング・マガジン』に「オリンピックへの道」という連載があります。芸人界最速男こと猫ひろしが日々の練習風景を紹介する企画です。2018年5月号では、東京マラソンのレースレポートと東京オリンピックへの抱負について語っています。

そして2020年の東京オリンピック。そこで走るために、自己ベストを更新するぞ!来年の東南アジア大会で、カンボジア陸上チーム悲願のメダルを取って、東京オリンピックを猫まっしぐらに走る。覚悟は決まった。(『ランニング・マガジン』2018年5月号)

ぜひ、芸人魂ならぬ猫魂で東京を駆け抜けて欲しいと思います。


猫ひろし『ぼくがカンボジア人になった理由』

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