市民マラソンで不正が事後発覚

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昨年12月に開催された「所沢シティマラソン」で不正が発覚しました。

埼玉・所沢の市民マラソンで不正発覚…コース逸脱、入れ替え出走 – 芸能社会 – SANSPO.COM(サンスポ)

しかも3人同時に発覚し、失格処分として、記録・順位が抹消されています。

1人目は、約7キロをショートカットして失格。彼は「ハーフ男子60歳以上」の部で優勝していました。2人目と3人目は、男女で入れ替わって走ったため失格。

どうやって不正が発覚したのか?

今回は、インターネットに掲載されている大会結果や書き込みを見た人からの通報で、市の職員が調査をし、不正が発覚したそうです。

1人目の男性のタイムは、前半が55分、後半が34分というので明らかにおかしいですよね。気になって「所沢シティマラソン」のコースマップを確認してみましたが、おそらく第2関門から第4関門へショートカットしたのだと推測します。

それにしても、このコースだと不正をしようと思えばいくらでも出来そうですね…。

大会側の対応

大会ホームページでプレスリリースが出ていました。

第27回所沢シティマラソン大会における競技規則違反による入賞者の繰り上げについて | 所沢シティマラソン大会

日本陸上競技連盟競技規則違反のコース逸脱や、申込規約で禁止された代理出走が認められたため、対象選手を失格とし、記録・順位を抹消する

対象選手以外の参加選手の順位を繰り上げ、影響を受ける入賞者に対し、賞状・賞品を再交付する

不正を行った人の記録と順位は抹消されるので、「入賞者の繰り上げ」という対応になるわけですね。賞状・商品を再交付しないとなので厄介です。

さらに厄介なのは、完走証の扱い。1人の順位が抹消されると、その後の順位がすべて繰り上げになるので、完走証の順位がズレてしまいます。

※たいへん申し訳ございませんが、大会運営上、完走証の再発行は行いません。完走証記載の順位については速報順位であることをご理解いただきますよう何卒よろしくお願いいたします。なお、完走証記載のタイムについては誤りはありませんでした。

とはいえ、再度プリントして全員に郵送するのも手間なので「あくまでも速報順位である」ことを理解してほしいと、大人な対応を求めています。

どうしたら不正を事前に見抜けるのか?

基本的に大会側は性善説に基づいて運営しているので、市民マラソンではそこまで厳しくチェックはしません。

計測チップを使っているので、通過ポイントを増やせば不正は見つかりやすくなります。「所沢シティマラソン」の例でいうと、早稲田大学の左側に通過ポイントを設けておけば今回の不正は見抜けたかもしれません。

データマイニングも不正を見つけるのに役立ちます。一旦プログラムを組んでしまえば、おかしなペース配分のパターンを見つけるのは難しくありません。完走走を印刷する前にアラートでお知らせする、というのもありですね。

あるいは、コースを見直したほうがいいかもしれません。いろんな事情があるとは思いますが「所沢シティマラソン」のようなコースは、不正をしようと思えばいくらでもできてしまいます。いっそのこと狭山湖を一周するコースにすれば、不正のしようがないと思いますが。

とはいえ、こんなことのためにリソースを割いたり、コースを変えたりしなきゃなんて、なんだか悲しい話ですね…。

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