
ニューヨークシティハーフマラソン【バーチャルレース】参加方法まとめ
→2019年3月15日(金)に、仕事が終わってから「ニューヨークシティハーフマラソン」に参加しました。ただし、バーチャルレースですけどね。
日本にいながら、ニューヨークのマラソン大会に参加できるという新しい試みです。
2019年3月開催の「ニューヨークシティハーフマラソン」のバーチャルレースにエントリーしました
参加場所は、ストラバで21.1kmを記録すればどこでもok。もちろん日本でも
参加費は100ドルだけど、2020年の「ニューヨークシティハーフマラソン」の出走権が貰えるのが魅力✨https://t.co/1ECVGIOthx pic.twitter.com/kL7cBZ10KT
— とも✈️マラソンブロガー (@tomorunblog) 2019年1月10日
バーチャルレースの特徴や参加方法について、詳しくご紹介します。
バーチャルレースとは?
バーチャルリアリティ(virtual reality)という言葉をご存知でしょうか?日本語では「仮想現実」と訳され、実在しないものを、あたかも実在しているかのように感じることが出来る体験を意味します。
例えば「VRゴーグル」を装着すれば、家にいながら世界を旅したり、ゲームの世界に入り込んだりすることができます。
バーチャルレース(virtual race)も、考え方はバーチャルリアリティと同じです。自分がマラソン大会の開催場所に実在していなくても、レースに参加することが出来るのがバーチャルレースの特徴です。
ニューヨークシティハーフマラソンのバーチャルレースの場合、ニューヨークにいなくても、スマートフォンとストラバがあれば、世界中どこからでも参加できます。
バーチャルレースのエントリー方法
ニューヨークシティハーフマラソンのバーチャルレースは、New York Road Raceの公式サイトから申し込みが出来ます。
New York Road Raceでは、他にも「ニューヨークシティマラソン」や「ブルックリンハーフマラソン」のバーチャルレースを実施しています。
申し込みの手順は次のとおり。
1. 公式サイトにアクセス
リアルなレースの2ヶ月ほど前に、公式サイトでエントリーページが開きます。
2. 対象レースを選択
バーチャルレースは「5km」と「13.1M(ハーフ)」の2種類があり、どちらにもエントリーすることができます。
- NYRR NYC Half – Virtual 5K
- NYRR NYC Half – Virtual 13.1M
ちなみに「13.1M」とは「13.1マイル」です。1マイルは1.6kmなので、ちょうど21.1kmになります。
「5km」は参加費が無料です。完走すると、2020年の「ニューヨークシティハーフマラソン」の出走権が抽選で当たります。
「13.1M」は参加費が100米ドル(日本円で約1万円)となります。国内のフルマラソン並みのお値段ですが、完走すると、完走メダルと 2020年の「ニューヨークシティハーフマラソン」の出走権の獲得が保証されます。
3. 参加料を支払う
支払いはクレジットカードのみ有効です。
バーチャルレースの参加方法
以下は「ニューヨークシティハーフマラソン」のバーチャルレースの参加条件です。
- 期間:2019年3月14日〜3月17日
- 場所:GPS計測が出来る場所ならどこでも
- 距離:21.1km以上
- 時間:3時間以内
- 記録:ストラバのアクティビティとして記録
僕はストラバと連携したガーミンのGPSランニングウォッチを持っているので、いつも通りにGPSウォッチでハーフマラソンを走るだけでOK。地元さいたま市で走る予定です。
もうひとつ必要なのは、ストラバとNew York Road Raceのデータ連携。New York Road Race公式サイトでストラバと連携すると、ストラバのMyアプリケーションページに「NYRR」と表示されます。
この連携をやることで、ストラバで記録したアクティビティがNew York Road Raceに渡り、バーチャルレースを完走したことが確認できます。
一応、ナンバーカード(Bib Number)もメールで届きました。
バーチャルレースの体験レポート
2019年3月15日(金)に「ニューヨークシティハーフマラソン」のバーチャルレースに参加しました。
仕事が終わってからのハーフマラソンはキツかった…!
バーチャルレースの走り方
いつものランニングと変わりありません。ガーミン時計で計測して、アクティビティデータをストラバに送信し、アクティビティのタイプで「レース」を選択するだけ。
対象期間中に1回のアクティビティでハーフマラソン(21.1km)以上の距離を走ると、バーチャルレースを完走した認識してくれます。
以下は走る前のストラバの画面。「現在進行中のチャレンジ」にバーチャルレースが表示されています。

以下は走った後のストラバ場面。アクティビティのタイプを「レース」にすると、バーチャルレースが「完了」となりました。バーチャルレース専用のリーダーボードもあって、現時点で僕は14位でした。

ちなみに、アクティビティを手入力で作成したり、自転車で走ったりしても完走とは見なされません。インチキは簡単に見破られてしまいます。
ニューヨークシティマラソンへの布石
「ニューヨークシティマラソン」や「ニューヨークシティハーフマラソン」などを手がける New York Road Raceは、バーチャルレースの普及に積極的です。
2018年11月には「ニューヨークシティマラソン」のバーチャルレースを実施しています。完走すると、翌年の「ニューヨークシティマラソン」の出走権がもらえる特典付き。一般ランナーが、抽選倍率の高い「ニューヨークシティマラソン」の出走権を獲得する最も確実な方法かもしれませんね。
3月に開催される「ニューヨークシティハーフマラソン」も人気大会のひとつ。僕は2019年3月のレースにエントリーしましたが、見事に抽選で落とされてしまいました。
今回はバーチャルレースを完走して、2020年のリアルな「ニューヨークシティハーフマラソン」の出走権獲得を狙います!
そして「ニューヨークシティハーフマラソン」では、1時間23分以内に完走して、翌年の「ニューヨークシティマラソン」の基準タイムをクリア。上手くいけば、2021年の「ニューヨークシティマラソン」の出走権が保証されるかも!

