パタゴニア ストームレーサー ジャケット【徹底検証】雨の中で防水性能をチェック

更新:

パタゴニア ストームレーサー ジャケット【徹底検証】雨の中で防水性能をチェック

雨の日でも走れるようにと防水仕様の軽量シェルを探していたら、パタゴニアのストームレーサー ジャケット(Storm Race Jacket)に出会いました。

防水仕様なのに腕の動きはしなやか。なのにたったの170gと極軽。

ただ、防水とはいえ、実際にどこまで水を防いでくれるかは未知数。そこで、雨の日のランニングで着用し、実戦での防水性能をチェックしました。

結論から言うと、最初の10分間は水を完全に弾いてくれますが、それ以降は浸みてきます。ただし、特殊な構造により、内側の快適性は失われません。

ストームレーサー ジャケットを選ぶ理由

防水性と軽量性の両立

ストームレーサー ジャケットの最大の特徴は、防水性と軽量性を両立させたアウターシェルであること。

  • 素肌に快適なトリコットの裏打ちを施し、羽のように軽量で速乾性を備えたH2Noパフォーマンス・スタンダード採用のリップストップ・ナイロン100%
  • 外側のジッパー式チェストポケットに本体を収納可能。補強済みのカラビナ用ループ付き
  • 使いやすく、周辺視界を妨げないシングルプルで調節可能なフード
  • 部分的に伸縮性を備えフラットにフィットし、かさばらない快適な袖口。裾の後部は伸縮性を備え、体にフラットにフィットしながら風雨の侵入を遮断
  • 左胸と首の後ろ側中央に反射性ロゴ入り
  • ベースレイヤーと軽量なミッドレイヤーの上に最適

ーー公式サイト

ここまで高性能なのに、重量はたったの170グラム。とにかく軽い。しかもストレッチがきくので動きやすい。まるで羽衣を羽織っているような感覚です。

また、帽子のツバが意外と優秀でした。ほんのわずかですがツバが出ているので、雨の中でも下を向いて走れば、雨水が顔に当たりません。このおかげでキャップを被らずに済みます。

普段着としても使える

ストームレーサー ジャケットは、デザイン性も優れているので、普段着としても使えます。実際に僕は、「ストームレーサ ジャケット」を次のような用途で使い倒しています。

  • 春秋の通勤時にちょっと羽織りたいとき
  • 小雨で傘を持ちたくないとき
  • 旅ランの目的地へ移動するとき
  • マラソン大会の前後で羽織りたいとき
  • 長距離フライトの機上で寒いとき

左胸には、パスポートがすっぽり入るジッパーポケットが付いているので、ちょっとした物入れとして使えます。

H2No 防水性能

さて、気になる防水性能をもう少し詳しく見ていきましょう。公式サイトには次のような説明書きがあります。

H2Noパフォーマンス・スタンダード・シェル:防水性/透湿性バリヤーと7デニール・トリコットの裏打ちを施した、3層構造の1.74オンス・12デニール・リップストップ・ナイロン100%。DWR(耐久性撥水)加工済み

Sストーム・レーサー・ジャケットは、パタゴニア独自の防水基準である「3層構造 H2Noパフォーマンス・スタンダード」を満たしています。

  • 2層構造のH2Noパフォーマンス・スタンダード・シェルは完全防水性、防風性、透湿性を備えています。撥水性のあるシェル素材に防水性/透湿性のあるメンブレンを貼り合わせ、肌触りも快適なメッシュやハンギング・ライナーを内側に使用しています。
  • 2.5層構造のH2Noパフォーマンス・スタンダード・シェルは防水性、防風性、透湿性を備え、とてもコンパクトに収納できます。撥水性のあるシェル素材に防水性/透湿性のあるメンブレンを貼り合わせ、外側の保護バリヤーは内側に裏地が不要なデザイン。独特の起伏したパターンを使用しているので、防水性バリヤーを摩耗から守りながら水分管理が向上します。
  • 3層構造のH2Noパフォーマンス・スタンダード・シェルは水分を弾くシェル素材と防水性/透湿性メンブレンを超軽量なニットの裏地に貼り合わせ、防水性、防風性と透湿性を提供します。これにより素肌に快適でとてもコンパクトに収納できるため、極限の天候下での長期間の使用に適しています。

ーー公式サイト

一見すると「2層」より「3層」のほうが防水性が高そうな印象を受けますが、実際はその逆です。「2層」は完全防水なのに対し「3層」は防水性能を備えていますが完全防水ではありません。

ここは大事なポイントなのですが、ストームレーサ ジャケットは、完全防水仕様ではありません。ただ、防水性能は高いので長時間雨にさらされてもびしょ濡れになることはありません。

それでは、実際に雨の中で使って見て、防水性を確かめてみます。

実戦レビュー

今回は雨の中、7kmのコースをジョギングしてきました。所要時間は35分。インナーはTシャツ、アウターに「ストームレーサー ジャケット」を着ています。

スタート地点に着きました。左腕には「H2No」のロゴがさりげなくプリントされています。GarminのGPSウォッチは、いつでも見えるようにアウターシェルの外側に装着。

まだ走り始めてもないですが、アウターシェルには水玉がびっしり。この時点では完全に雨水を弾いています。

5分後。まだ雨水を弾いてくれますが、さっきよりも撥水性が落ちましたね。水玉から立体感が失われてきました。

10分後。アウターシェルの内側はまだサラッとしていますが、やはり外側の撥水性が落ちてきました。

15分後。もはや撥水性は失われ、内側が徐々に湿ってきました。

20分後。内側が湿っているものの、肌にベタッと付かないので、身体の動きはスムーズなままです。

25分後。先ほどと変わらず。ある一定レベルまで水が浸透すると、それ以上は水が入ってこないようです。「水のバリア」ができた感じでしょうか。

30分後。先ほどと変わらず。

終了。内側は湿った感じがするものの、やはり肌にベタッと付かないので快適です。写真を見てもわかるとおり、シェルの立体感が失われていないですからね。

以上でテスト完了。開始から10分を経過すると撥水性能が失われ、水を弾かなくなりました。それでも肌にベタッと張り付くわけではないので、走行中にストレスを感じることはありません。

この記事をシェアする

この記事が気に入ったら、シェアしていただけると嬉しいです。

運営者「とも」について

マラソンがライフワーク。外資系IT会社員・二児パパしながら「マラソンブロガー」として活動中。非エリート系プロランナーを目指しています。 ⇒ 詳細プロフィールへ

以下アカウントでも活動を発信中。フォロー・登録いただけると嬉しいです。

tomo.run

当ブログに関するお問い合わせはこちら

徹底レビュー

ランニングに役立つモノを徹底的にレビューします。話題のシューズウェアギア補給食など、自信を持っておすすめ出来るグッズだけを紹介。⇒ 記事一覧

マラソン大会

ブログレポートを中心に、国内・海外のマラソン大会に関する情報をお届けします。⇒ 記事一覧

旅ラン

日本国内海外旅先で見つけた素敵なランニングコースをご紹介します。⇒ 記事一覧

週刊ともらん

毎週日曜日に1週間の出来事をまとめてお届け。⇒ 記事一覧

テクノロジー

GPSや心拍計、フォーム分析など、ランニングを科学するテクノロジーの活用方法を紹介。個人的にはガーミンストラバが好き。⇒ 記事一覧

トレーニング

無理せずに、楽しく走り続けるためのコツをご紹介。ランニングが楽しくなれば、タイムは後から付いてくる。⇒ 記事一覧

一流の条件

書籍やインタビューなどを参考に、一流のマラソン選手やコーチの考え方、習慣を研究します。⇒ 記事一覧

ランニング豆知識

ランナーが知っておくと便利でお得な情報をまとめました。⇒ 記事一覧