どうも!マラソンブロガーのtomo.です。

今日は台風18号の影響で朝から晩まで雨が降り続けています。昨日は練習をサボってしまったので、さすがに今日もサボるのはマズいと思い、Patagonia(パタゴニア)の防水アウターシェルを羽織って走りに出かけました。

アウトドア・ブランドとして有名なPatagoniaには防水アウターシェルのラインアップが豊富ですが、ぼくが相棒に選んだのは、Storm Racer Jacket(ストーム・レーサー・ジャケット)。実は雨の中を走るのは今回が初めてなので、気になる防水性能にフォーカスしながらレビューします。

防水アウターシェルって、実際のところ、どれくらい水を防いでくれるのでしょうか?

Storm Racer Jacketの特徴

ストーム・レーサー・ジャケットの最大の特徴は、防水性と軽量性の両立

アウターシェルとしては、かなり高性能なスペックです。

  • 素肌に快適なトリコットの裏打ちを施し、羽のように軽量で速乾性を備えたH2Noパフォーマンス・スタンダード採用のリップストップ・ナイロン100%
  • 外側のジッパー式チェストポケットに本体を収納可能。補強済みのカラビナ用ループ付き
  • 使いやすく、周辺視界を妨げないシングルプルで調節可能なフード
  • 部分的に伸縮性を備えフラットにフィットし、かさばらない快適な袖口。裾の後部は伸縮性を備え、体にフラットにフィットしながら風雨の侵入を遮断
  • 左胸と首の後ろ側中央に反射性ロゴ入り
  • ベースレイヤーと軽量なミッドレイヤーの上に最適

(Patagonia公式サイトより)

ここまで高性能なのに、重量はたったの170グラムですよ!とにかく軽い。しかもストレッチがきくので動きやすい。まるで羽衣を羽織っているような感覚です。

ランナー的に嬉しいポイントを2つ紹介しておきます。

ひとつは左胸のポケット。パスポートがすっぽり入るサイズで、大型のスマートフォンも余裕で収納できます。アウターシェルそのものを収納することもできます。

もうひとつは帽子のツバ。ほんのわずかですがツバが出ているので、下を向いて走れば雨が顔に当たりません。このおかげでキャップを被らずに済みます。

Storm Racer Jacketの防水性能

さて、気になる防水性能をもう少し詳しく見ていきましょう。Patagonia公式サイトには次のような説明書きがあります。

H2Noパフォーマンス・スタンダード・シェル:防水性/透湿性バリヤーと7デニール・トリコットの裏打ちを施した、3層構造の1.74オンス・12デニール・リップストップ・ナイロン100%。DWR(耐久性撥水)加工済み

Storm Racer Jacketは、Patagonia独自の防水基準である「3層構造 H2Noパフォーマンス・スタンダード」を満たしています。

  • 2層構造のH2Noパフォーマンス・スタンダード・シェルは完全防水性、防風性、透湿性を備えています。撥水性のあるシェル素材に防水性/透湿性のあるメンブレンを貼り合わせ、肌触りも快適なメッシュやハンギング・ライナーを内側に使用しています。
  • 2.5層構造のH2Noパフォーマンス・スタンダード・シェルは防水性、防風性、透湿性を備え、とてもコンパクトに収納できます。撥水性のあるシェル素材に防水性/透湿性のあるメンブレンを貼り合わせ、外側の保護バリヤーは内側に裏地が不要なデザイン。独特の起伏したパターンを使用しているので、防水性バリヤーを摩耗から守りながら水分管理が向上します。
  • 3層構造のH2Noパフォーマンス・スタンダード・シェルは水分を弾くシェル素材と防水性/透湿性メンブレンを超軽量なニットの裏地に貼り合わせ、防水性、防風性と透湿性を提供します。これにより素肌に快適でとてもコンパクトに収納できるため、極限の天候下での長期間の使用に適しています。

(Patagonia公式サイトより)

一見すると「2層」より「3層」のほうが防水性が高そうな印象を受けますが、実際はその逆です。「2層」は完全防水なのに対し「3層」は防水性能を備えていますが完全防水ではありません。

ここは大事なポイントなのですが、Storm Racer Jacketは完全防水仕様ではありません。ただ、防水性能は高いので長時間雨にさらされてもびしょ濡れになることはありません。

それでは、実際に雨の中で使って見て、防水性を確かめてみます。

雨の中で防水性能を徹底検証

今回は雨の中、7キロのコースをジョギングしてきました。所要時間は35分。インナーはTシャツ、アウターに「Storm Race Jakcet」を着ています。

スタート地点に着きました。左腕には「H2No」のロゴがさりげなくプリントされています。GarminのGPSウォッチは、いつでも見えるようにアウターシェルの外側に装着。

まだ走り始めてもないですが、アウターシェルには水玉がびっしり。この時点では完全に雨水を弾いています。

5分後。まだ雨水を弾いてくれますが、さっきよりも撥水性が落ちましたね。水玉から立体感が失われてきました。

10分後。アウターシェルの内側はまだサラッとしていますが、やはり外側の撥水性が落ちてきました。

15分後。もはや撥水性は失われ、内側が徐々に湿ってきました。

20分後。内側が湿っているものの、肌にベタッと付かないので、身体の動きはスムーズなままです。

25分後。先ほどと変わらず。ある一定レベルまで水が浸透すると、それ以上は水が入ってこないようです。「水のバリア」ができた感じでしょうか。

30分後。先ほどと変わらず。

終了。内側は湿った感じがするものの、やはり肌にベタッと付かないので快適です。写真を見てもわかるとおり、シェルの立体感が失われていないですからね。

以上でテスト完了。今回の検証では開始から約15分ほどで Storm Racer Jacketの撥水性能が失われ、水を弾かなくなりました。ただ、15分を経過しても肌にベタッと張り付くわけではないので、走行中にストレスを感じることはありません。ストレッチが効いているのも快適性をグッと上げています。

Storm Racer Jacketの価格

防水性と軽量性を両立させた Patagoniaの Storm Racer Jacket。一枚持っていると重宝しますが、唯一のデメリットはその価格。 定価は35,640円(税込)。Amazonでも型落ちモデルでない限り、定価とほぼ変わりありません(2017年9月時点)。

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ランニング用のレインウェアとして買うのであれば正直かなりコスパが悪いです。ぼくは Storm Racer Jacketを雨の日のランニングだけでなく、日常生活のいろんなシーンでフル活用しています。

  • 春秋の通勤時にちょっと羽織りたいとき
  • 小雨で傘を持ちたくないとき
  • 旅ランの目的地へ移動するとき
  • マラソン大会の前後で羽織りたいとき
  • 長距離フライトの機上で寒いとき

その他の防水×軽量シェル

Patagonia Storm Racer Jacketを購入する際に、比較検討した防水×軽量シェルを3つ紹介します。高い防水性、軽量性(200g前後)、しなやかさ(腕の動きの邪魔にならない)の条件を満たすのが、Patagonia Storm Racer Jacketを含めて次の3つでした(2017年9月時点)。

  • ノースフェイス「エンデュランスフーディ」
  • モンベル「ストームクルーザー ジャケット」
  • サロモン「BONATTI PRO WP JKT」

ノースフェイス「エンデュランスフーディ」

言わずと知れたアウトドアのトップブランド、ノースフェイス。今使っているアウターシェルもノースフェイスのものです。「エンディランスフーディ」は、GORE-TEX® C-Knit Backer(3層)の防水素材、重量215グラム、腕振りがしやすい独自設計がセールスポイントです。フロントと左右裾のファスナーは、止水ファスナーが使われているのもいいですね。定価は、37,800円(税込)とかなりお高め。

しなやかさ、耐久性、軽さを高次元で融合させた、13デニールの極薄素材GORE-TEX®C-Knit™Backer採用の防水ランニングシェルです。腕振りがしやすい独自設計のパターンで仕上げ、より動きやすい着心地へと進化。さらに、雨が浸入しにくいフード形状を追求し、袖口にはミトン風のハンドカバーを設けることで、雨天時への対応力が向上しています。大きく開閉するフロント両サイドのベンチレーション兼用ポケットと、内側に圧着ポケットを装備。天候悪化が予想されるレースシーンに真価を発揮する機能とデザインです。(公式サイトより)

モンベル「ストームクルーザー ジャケット」

日本を代表するアウトドアブランドのモンベルも良さげなプロダクトを出していますね。「ストームクルーザー ジャケット」は、ノースフェイスと同じGORE® C-ニット™バッカーを使用しています。ただし、重量は257グラムと他に比べるとかなり重たくなります。反面、価格は21,060円(税込)と、他社製品に比べるとお手頃です。

モンベルを代表するレインウェア「ストームクルーザー」は、GORE® C-ニット™バッカーテクノロジーを採用することでしなやかさが向上。縫製箇所を減らすなどの大幅な軽量化と同時に、これまでにない柔らかな着心地を実現しました。すそやアルパインカフは、接着することで保水しにくくし、ポケット部分にもシーム処理を施し防水性を高めるなど、細部に至るまで徹底した防水・撥水処理を施しています。豊富なカラーバリエーションを展開し、すっきりした無駄のないシルエットを採用。ウインドブレーカーや防寒着としても活躍します。(公式サイトより)

サロモン「BONATTI PRO WP JKT」

最後は、フランスのアウトドアブランド、サロモン。半袖シャツやランニングソックスはサロモンを愛用しています。「BONATTI PRO WP JKT」は、防水加工にはPERTEX SHIELDの素材を採用しており、重量は190グラム。価格はモンベルの製品より少し高いめの24,840円(税込)。

過酷なスポーツに挑むアスリートのために。Bonatti Pro WP Jacket は、テクニカルトレイルランニングに必要な機能をすべて備えたシンプルなジャケット。あらゆる天候でその実力を発揮し、常にドライで快適な状態をキープします。軽くて着心地が良く、さらなるパフォーマンス向上が期待できます。(公式サイトより)

さいごに、余談ですが

防水性と軽量性の両立が素晴らしい!の一言に尽きますが、完全防水ではないので、そだけ注意が必要です。実際に雨の中を走った結果、10分は雨を弾いてくれますが、1それ以降は内側まで浸透してきます。ただし素材の作りが良いので肌にベタッとつかず、腕の動きはスムーズなままでした。

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PATAGONIA Storm Racer Jacket レビュー・評価:防水×軽量シェルの防水性能を徹底検証」を最後までお読みいただき有難うございます。

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