どうも!マラソンブロガーのtomo.です。

エリウド・キプチョゲやジョフリー・カムウォロルなど、マラソンの世界トップ選手を育て上げたランニングコーチ、パトリック・サング(Patrick Sang)のインタビュー記事がとても勉強になったのでシェアしておきます。

参照The Mastermind – Spike(英語)

パトリック・サングは、ランニングコーチとして「選手の能力を理解する」「フィードバックメカニズムを作る」「選手の人生を指導する」ことを心がけてきたと、インタビューで述べています。

選手の能力を理解する

ケニア出身のパトリック・サングは、もともと 3000メートル障害の陸上選手。1991年と1993年の世界陸上で銀メダル、1992年のバルセロナ五輪で銀メダルの実績を残しています。

コーチを始めたのは 1995年から。ナイロビで IAAFのコーチ育成プログラムに参加し、2005年には最高位のコーチに認定されています。そんなサングが大切にしていることは、コーチングの知識をフル活用するために選手の能力をよく理解すること。

To be successful is to have the knowledge of coaching, and to learn the abilities of the athlete very well so you do the proper training for that level
コーチとして成功するにはコーチングの知識を学ぶだけでなく、選手の能力をよく理解し、その能力に適切なトレーニングをさせることが重要だ(拙訳)

どんなに優れたトレーニングプログラムも、選手の能力に適切でなければ意味がないですからね。

フィードバックメカニズムを作る

コーチと選手の間には揺るぎない信頼関係が必要。しかしサングがそれ以上に大切にしているのが、選手からフォードバックを得るための仕組み作りだと言います。

The biggest teacher to me is the feedback mechanism from the athlete
選手を理解するためのフィードバックメカニズムこそ、私の最高の教師である(拙訳)

選手の人生を指導する

ランニングコーチ=ランニングの指導者ではありません。本当に優れた選手を育てるためには、彼らの人生の指導者になるべきだとサングは言います。

Coaching is all-round; they have to be a parent, a physician – all the aspects that make an all-round person

コーチングとは全人教育。コーチは選手の「親」でもあり「医師」でもあり、全人教育をサポートする(拙訳)

ここに一枚の写真があります。


キプチョゲが「ベルリンマラソン2017」で優勝した後に、自身のアカウントで投稿したツイート。「コーチと二人三脚の最高の瞬間」のコメントが、キプチョゲとサングの関係が師弟関係を超えた特別なものであることを物語っていますね。

さいごに、余談ですが

パトリック・サングが育てた逸材は、エリウド・キプチョゲだけではありません。ニューヨークシティマラソン2017で優勝したジョフリー・カムウォロレもパトリック・サングの弟子のひとり。エリウド・キプチョゲのトレーニングパートナーも努めています。

「兄弟同士」でも仲がいいんですね!


この記事を読んで走りたくなったら

キプチョゲを育てたマラソンコーチ、パトリック・サングが選手指導で大切にしていること」を最後までお読みいただき有難うございます。

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