
人気マラソン大会の「クリック合戦」の攻略法。事前の準備がカギを握る
→不人気のマラソン大会が廃れていく一方で、全国的に知名度の高いマラソン大会は年々人気を増しつつあります。
中でも、先着順で出走権が得られる大会にはエントリー開始と同時に大勢のランナーが殺到し、出走権を奪い合う「クリック合戦」が繰り広げられます。
昨日は、別府大分毎日マラソンのクリック合戦に参戦してきました。その時の様子を紹介しつつ、クリック合戦の攻略法について、わかりやすく解説します!
レースはエントリー前から始まっている
マラソン大会のエントリー方式は、「抽選式」と「先着式」の二つに分かれます。
抽選式は、エントリー期間内に誰でもエントリーできますが、定員オーバーの場合は抽選になります。先着式は、言葉どおり早い者勝ちなので、定員オーバーの場合はエントリーが締め切られます。
それぞれの代表的なマラソン大会は以下のとおり。
抽選式 | 先着式 |
---|---|
東京マラソン・京都マラソン・金沢マラソンなど | 長野マラソン、別府大分毎日マラソン・北海道マラソンなど |
東京マラソンのような抽選式のマラソン大会の出走権を得るには「運」が必要です。一方で、長野マラソンのような先着式は、誰よりも速くエントリーすれば良い。
つまり、先着式のマラソン大会では、レースはエントリー前から始まっているのです。
クリック合戦とは?
最近はほぼ全てのマラソン大会が、インターネットでエントリーを受け付けています。
人気のマラソン大会は、エントリー開始と同時にアクセスが殺到し、サイトに繋がりにくくなります。何度もリロードしてエントリー画面が表示されて、ようやくスタートラインに立つことができます。
でも勝負はそこから。エントリーに必要な情報を素早く入力し、支払いを済ませ、エントリーが完了するまでは気が抜けません。
先着式の場合は、エントリーの途中で定員オーバーとなり、エントリーが締め切られてしまうケースもよくあります。
このような出走権の争奪戦を「クリック合戦」と呼びます。
クリック合戦の攻略法
それでは、クリック合戦を勝ち抜くための攻略法を見ていきましょう。
- 事前にエントリーの準備をする
- むやみにリロードしない
- 複数の端末でアクセスを試みる
事前にエントリーの準備をする
事前の準備で勝敗が8割決まると言っても過言ではありません。
ランネットやスポーツエントリーなどのポータルサイトでエントリーする場合、アカウントを作っておくことはもちろん、プロフィールや支払い情報など、エントリーに必要な情報を事前に登録しておくことは鉄則。
他にも、過去大会の完走タイムや緊急連絡先などがすぐに出せるようにしておきましょう。
また、エントリー開始5分前にはログインを済ませておくと、後でIDとパスワードを入力する手間が省けます。
むやみにリロードしない
エントリー開始と同時に、サイトに繋がない・繋がりにくい状態になります。通常ならば「アクセスを試みています」というメッセージが表示されるので、焦らずに待ちましょう。
ページをリロード(再読み込み)したくなる気持ちはわかりますが、過去の経験から、リロードすればするほど、ページが表示される順番が遅くなります。
複数の端末でアクセスを試みる
それでも繋がらない場合は、異なるOS・端末でアクセスすると繋がる場合があります。パソコンで繋がらないなら、スマートフォンで試してみる、というように。
実戦レポート
昨日、別府大分毎日マラソン(通称:別大マラソン)にエントリーしました。毎年2月に大分県別府市で開催される、言わずと知れた人気マラソン大会です。
エントリー開始は20時から。予想どおりサイトが繋がりにくくなり、クリック合戦が繰り広げられました。
その時の様子を時系列で詳しくまとめておきます。
19:50
エントリーの準備を始める。ランネットにアクセスし、登録情報を再確認。
19:55
パソコン・スマートフォンの以下の3つの環境でランネットにログイン。
- MacBook Pro: Chrome
- MacBook Pro: Safari
- Xperia: Chrome
19:59
エントリー開始1分前からサイトに繋がらなくなり、「ただいま大変混雑しております」のメッセージが表示される。
別府大分毎日マラソンのクリック合戦に参戦中!
陸連登録ならカテゴリ3でもエントリーできたけど、登録切れたままだからカテゴリ4で🤔 pic.twitter.com/bUNAsysjGW
— tomo✈️マラソンブロガー (@tomorunblog) September 9, 2019
20:01
エントリーページが表示され、エントリーボタンをクリックすると、再び繋がらなくなる。
20:08
MacBook Pro: Safariの環境でエントリー画面が表示される。
東京マラソンの完走タイムと順位の入力を求められ、記録証を探し出すのに時間がかかった。タイムは把握していても、順位は覚えていないので。
20:13
無事にエントリー完了!最後まで気が抜けませんでした。
別府大分毎日マラソンにエントリーできました!レースはエントリー前から始まっている😀✨✨ pic.twitter.com/rQoqB3cAFt
— tomo✈️マラソンブロガー (@tomorunblog) September 9, 2019
さいごに
実際のレースと同じで、クリック合戦を勝ち抜くには、事前に準備しておくこと、焦らず落ち着くことが大切!