ロボットの走行能力はここまで進化していた!ボクト・イッショニ・ハシロウヨ
ランナーのみなさん、こんにちは。読めば走りたくなるブログ tomo.run(ともらん)にお越しいただき有難うございます。
歩行ロボットがここまで進化していたとは驚きました。ランニングパートーナーはロボット、という時代が来るかもですね!
走るロボット
歩行ロボットの領域はアメリカのボストン・ダイナミクス社が有名です。もともとマサチューセッツ工科大学 (MIT)からスピンアウトし、国防高等研究計画局の支援を受けて四足歩行ロボットを開発。2013年にはグーグル社に買収され、2017年にはソフトバンクグループが買収を発表しました。
こちらは最新の四足歩行ロボットのスポット(Spot)君。体重は72キロ。油圧駆動を電子制御することで、パワフルかつ滑らかな動作を実現しています。
同じくボストン・ダイナミクス社が開発したチーター・ロボット(Cheetah Robot)は短距離が専門。最高時速はなんと時速45.5キロ、本物のチーターには及びませんが、最高時速37キロのウサイン・ボルトには圧倒です。
本家のマサチューセッツ工科大学 (MIT)でも歩行ロボットの開発が進められています。こちらは障害物競走が専門。目の前の障害物を察知して楽々と乗り越えていきます。
走る動作の本質について考えさせられる
日本のロボット研究の第一人者である大阪大学の石黒浩教授は、ロボット研究の本質は、人間の本質を知ることだと言います。
確かにロボットが走る動画を見ていると、走る動作の本質について深く考えさせられます。例えば、本田技研工業のアシモ君の走る様子を見てみましょう(6分40秒〜)。
以下は、高速度カメラで撮影した映像のスクリーンショットを切り出したもの。
これを見ていると、
- 着地はかかとですべきか、つま先ですべきか?
- 脚はどの程度曲げるべきか?
- 膝に負担をかけないフォームとは?
- 大転子を意識して動かすにはどうしたら良いか?
など、「そういえば自分はどう走っているんだっけ?」と考えさせられました。
あなたはロボットが走る様子を見て、何を感じましたか?
さいごに、余談ですが
ランニングパートナーといえば、友達や家族、犬などが思いつきますが、10年後にはロボットと一緒に走っているかもしれません。真面目に考えても、走行ロボットはレース中の伴走や医療サポートなど、いろんな分野で応用ができそうです。
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