
徹底解説|running.COACHの使い方:プロ監修のマラソン練習プランで自己ベスト更新
←
自己流のマラソントレーニングに行き詰まりを感じているランナーにおすすめなのが「running.COACH」。簡単なプロフィールを入力するだけで、自分仕様の練習メニューが作れます。僕はこれで自己ベストを更新できた。

「HOW TO RUN マラソン世界記録保持者 ポーラ・ラドクリフのランニング・バイブル」の最新価格・在庫状況を今すぐチェックしてみよう!
目次と内容
running.COACHとは?
running.COACH(ランニング.コーチ)は、ヨーロッパ発のマラソントレーニング専門のサービス。
簡単なプロフィールを登録すると、自分の走力や次のレースの目標タイムに基づき、自分仕様の練習メニューを作ってくれる。
コーチ陣には、ポーラ・ラドクリフ(マラソン女子前世界記録保持者)やフランク・ショーター(ミュンヘン五輪マラソン男子金メダリスト)などランニング界の超大物が名を連ねている。
彼らが個別に指導してくれる訳ではないが、彼らのマラソントレーニングの基本思想をベースに、AIが自分仕様の練習メニューを自動的に生成してくれる。
言語は、現時点では英語のみ対応。
自分仕様の練習メニュー
登録方法は簡単。
まず最初に、ランニング歴や練習の頻度など、自分の走力がわかる情報を入力していく。他にも、これまでの自己最高記録や、今後出場予定のレース(6レースまで)が入力できる。

また、ロング走や高負荷トレーニングを行う曜日を指定したり、練習をする・しない曜日を決めたりすることもできる。

登録した情報をもとに、次のような練習メニューが生成された。

トレーニングの内容は毎日異なる。リンクをクリックすると、トレーニングの詳細が見られる。
例えば7月10日は、7.2kmのペース走(Tempo Run)を4:10/kmのペースで。前後に2.7kmのウォームアップ(Warmup)とクールダウン(Cool Down)が入り、合計1時間のトレーニング。

トレーニングが終わると、実際に走った距離とタイムが入力できる。例えば7月9日は、12.3kmを1時間で走る練習メニューですが、目標(Target)に対して、青枠ないの実績(Actual)の数値を入力できる。

また、手持ちのGSPランニングウォッチと連携すれば、ランニングのデータを自動的に読むこむことも可能。
こんな感じで目標レースに向けて、自分に合った練習メニューをこなしていく。
目標レースに向けて、自分に合ったマラソントレーニングを提案してくれる「https://t.co/U9oouBGGr7」のスマホアプリ
— tomo✈︎マラソンブロガー (@tomorunblog) July 10, 2019
毎日練習メニューが更新される。ちなみに今日は、7.2kmのテンポ・ラン、ペースは4'05~4'15/km
使い勝手をまとめていきます👉https://t.co/I7C30sC2Sy pic.twitter.com/m6qNjPhgFN
無料プランと有料プラン
嬉しいことに「running.COACH」は無料でも使える。ただし無料版には以下の制約がある。
- 練習内容は二週間先までしか見れない
- パソコンからしか使えない
- 練習の実績は手入力
有料プランに登録すると、以下の機能が使える。
- 練習内容は全期間見れる
- 専用スマートフォンアプリでも使える
- 練習の実績はGPSランニング時計と同期可能
- その他、分析ツールが利用できる
有料プランは、ブロンズ、シルバー、ゴールドの三段階ありますが、最初は一番シンプルなブロンズで十分。期間は3ヶ月(49ユーロ)、6ヶ月(69ユーロ)、12ヶ月(119ユーロ)から選べる。
シルバーやゴールドになると、ブロンズの機能に加え、トレーニングに関する質問ができたり、電話相談やフィードバックを受けられるようになる。

支払いはクレジットカードやペイパルなどが選べる。
running.COACHの評価
ここからは、実際に「running.COACH」を使ってみて気づいたことをまとめていく。
練習メニューが具体的
日々の練習内容は、スマートフォンの専用アプリでも確認できる。指示が細かく書いてあるので、何をやれば良いか迷う心配がない。練習の目的などもしっかりと説明してくれる。
今宵の練習メニューはインターバル走
— tomo✈︎マラソンブロガー (@tomorunblog) January 8, 2020
⚪︎ 10〜20分のウォームアップ
⚪︎ 360mインターバル 15本
⚪︎ 10〜15分のクールダウン
指示が超具体的なので助かる😊https://t.co/I7C30sC2Sy pic.twitter.com/4MBYlriAYx
ランニングウォッチと連携
ランニングウォッチと連携することで、記録したアクティビティを「running.COACH」に自動的に読み込むことができる。手打ちで入力する手間が省けて便利。
新しいマラソントレーニングを使い始めて2日目https://t.co/I7C30sC2Sy
— tomo✈︎マラソンブロガー (@tomorunblog) July 11, 2019
今日は10kmのリカバリーラン。昼休みに墨田テラスの周回コースを2周
ガーミン時計で計測 → Strava連携 → https://t.co/U9oouBGGr7アプリにアップロード。データがしっかり反映されてました😀 pic.twitter.com/vb9z9yQKum
練習内容が徐々にステップアップ
目標レースに向けて、練習内容が徐々にハードになっていく。これまで自分ではやらなかったような練習も提案されるので勉強になる。
本日のラン👉 2km jog 👉 9km (4'10/km) × 2本 👉 2km jog
— tomo✈︎マラソンブロガー (@tomorunblog) September 11, 2019
11月の本命レース(フル)に向けて、マラソントレーニングの練習メニューがどんどんキツくなっていく😵💨自己流ならこんなに走らないだろうな
現在使用中のトレーニングプログラムはこちら👉https://t.co/I7C30sC2Sy pic.twitter.com/CJfukgB0UF
毎月のまとめレポート
1ヶ月に一度、前月の練習状況のレポートがメールで届く。マラソントレーニングの進捗を把握するのに便利だ。
現在利用中のマラソントレーニング「https://t.co/U9oouBGGr7」から、12月の練習レポートが届きました。目標245kmに対して、実際の走行距離は173kmでした😳
— tomo✈︎マラソンブロガー (@tomorunblog) January 2, 2020
マラソントレーニングの詳細はこちら👉https://t.co/I7C30sC2Sy pic.twitter.com/YNCbWlJuwO
フルマラソンで自己ベスト更新!
2019年6月に使い始め、半年後の2019年12月に参加した「さいたま国際マラソン2019」では、サブ3&自己ベスト更新を達成することができた。
これも「running.COACH」が僕のために作ってくれた、ハードかつ計画的な練習メニューのおかげだと実感している。
#さいたま国際マラソン 完走しました。ネットタイムは2時間57分34秒(PB)やりましたー!!!
— tomo✈︎マラソンブロガー (@tomorunblog) December 8, 2019
前半はサブ3ペース、後半は4’10/km前後のペースを維持。37kmまで楽に走れて、ラスト5kmは気合で走りきりました
大会関係者&応援してくれた皆さま、有難うございました😊 pic.twitter.com/cRXwKiH11h

「HOW TO RUN マラソン世界記録保持者 ポーラ・ラドクリフのランニング・バイブル」の最新価格・在庫状況を今すぐチェックしてみよう!
関連記事
Virtual Trainerの使い方:AIが作ったマラソン練習プランで自己ベスト更新

プロ監修のマラソン練習プラン3選。脱自己流におすすめ

僕のマラソン練習法:ポイントは「脱・自己流」

マラソン完走タイムと月間走行距離:目安はサブ4が150km、サブ3が250km

ザトペック:史上最強のインターバル走でケガしなかった秘密


マラソンブログ"ともらん"を運営している"とも"です。詳しいプロフィールはこちら。この記事が気に入ったら、シェアしてもらえると嬉しいです!