
浦和で一番人気のランニングスポット「別所沼公園」
→ぼくが住んでいる埼玉県の「浦和」は、東西南北すべての駅名が揃う、全国でも珍しいところです。浦和駅を中心に、北浦和駅、東浦和駅、南浦和駅、西浦和駅。そこに武蔵浦和駅と中浦和駅、ちょっと遠いですが浦和美園駅も入れると、「浦和」の付く駅が8つもあります。
そんな浦和駅から徒歩20分、中浦和駅から徒歩4分のところに別所沼公園があります。浦和住民の憩いの場として知られ、ランニング・スポットとしても人気です。
別所沼公園のランニングコース
週末になると、早朝からウォーキングやランニングを楽しむ人たちで賑わいます。別所沼公園のランニングコースの特徴は、
- 歩行者・ランナー専用トラックがある
- 距離は1週940メートル
- トイレ・水飲み場がある(長時間のジョギングでも安心)
- 全体的に木が生い茂っている(夏場も涼しい)
- 子供の遊び場がある(子連れでもOK)
別所沼公園の案内図。赤い部分が1周940メートルのコースです。
ぼくはインターバルやスピードランをやるときは、だいたい別所沼公園に来ますね。クルマや自転車を気にせずにランニングに集中できますし、夏場は涼しくて結構走りやすいです。トイレと水飲みがあるので、長時間ゆっくり走る「LSD」にも適していますよ。
地元のランニングクラブの方たちや、中学・高校の陸上部の学生たちもよく見かけます。初心者から上級者まで楽しめるランニング・コースと言えます。
スタート地点。赤いトラック部分は歩行者・ランナー専用なので、安心してランニングに集中できます。
公園の中央には、大きな池があります。エサ釣りOKなので、週末は釣り人で賑わいます。
トイレもちゃんとあります。向かい側には水飲み場があるので、ウォーターボトルは必要なし。
公園の一角には子供用の遊具も。子供を遊ばせている間に走ることもできますね。1キロごとに顔を合わせられますし。
トレーニングの後は
走ったあとは、クールダウンを兼ねて公園を散策すると面白いですよ。こちらは「ヒアシンスハウス(風信子荘)」と呼ばれる変わった独居住宅です。
水曜・土曜・日曜・祝日の10時~15時のみ入室見学ができます(無料)。以下は案内板より。
詩誌「四季」を舞台に活躍した詩人立原道造は、卒業設計で辰野賞を受賞し、卒業論文や評論などで豊かな思想を表現した建築家としても知られています。1937年東京帝国大学卒業、その翌々年24歳の若さで病に倒れるのですが、なくなる数年前から自らの独居住宅をこの別所沼畔に建てようと試案を重ね
「風信子荘(ヒアシンスハウス)」と名付けていました。残念ながら実現しなかったこの建物を、彼を私淑する詩人や建築家たちの呼び掛けで建設しようという市民運動が盛り上がり、2004年秋、詩人の夢は別所沼畔に竣工しました。
コースの一角には、埼玉県原爆死没者の「慰霊の碑」が立っています。