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【書評】その1秒をけずりだせ 駅伝・東洋大スピリッツ by 酒井俊幸

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どうも!マラソンブロガーのtomo(とも)です。

東洋大学を箱根駅伝総合優勝へと導き、設楽悠太・服部優馬選手等を育てた酒井俊幸(さかい としゆき)さんの著書『その1秒をけずりだせ 駅伝・東洋大スピリッツ』を読みました。

一言でいうと、駅伝徒競走とビジネスの世界は似ているということを気づかせてくれる一冊です。

共感した言葉

その1秒をけずりだせ 駅伝・東洋大スピリッツ』を読んで、僕が共感した言葉を3つご紹介します。

箱根駅伝は、どれだけ練習を積み上げるか、継続してできるか、ピークを合わせられるかが大切で、チームとしてしっかりとした戦術を持っていなくてはならない。自分が外されて初めて、さまざまなことを客観的に見ることができた。指導者となった今、あの経験が根本にある。

現役時代の自分は「三流選手」だったという酒井監督。思うように結果が残せなかったり、くやしい思いをしたり、現役時代の辛い経験が、監督時代の糧となっていると言います。

優れた選手が優れた指導者になるとは限らない。それはビジネスの世界にも通じる話ですよね。

朝早くから始めるメリットはたくさんある。練習の幅が広がるし、普段から朝練習を早く始める習慣があると、合宿期間中も時間を有効に使える。これが大会に好影響を与えていると思う。朝練習は、東洋大陸上競技部の生命線でもある。

当たり前ですが、箱根駅伝を走るランナーは大学生なので、日中は学業をこなさなければならない。彼らにとって、練習は大事ですが、もっと大事なのは部活動と勉強を両立させるためのタイムマネジメント。

まとまった時間が確保できるという意味では「朝活」は有効ですね。ちなみに僕は「朝ラン」は苦手です…。

トレーニング方法にしても、日本の伝統的な練習ももちろん大事だが、その日本のやり方を海外の選手に持っていかれ、向こうはそれをさらに発展させている。日本型の経済や経営と同じだ。

日本の長距離陸上界が「元気がない」ことを、経済に例えているのが面白いなと思いました。そんな危機感を持ちながら、箱根駅伝をひとつの通過点としてとらえ、選手たちに積極的に世界に目を向けるように工夫されたとのこと。

本書が書かれたのは2014年。それから5年後に、教え子の設楽悠太さんや服部優馬さんが日本のマラソンをリードしていることを考えると、酒井監督は先見の明があったのですね。

読みどころ

本書のほとんどは駅伝に関する内容です。駅伝ファンなら必読書ですが、興味がない人には退屈に思うかもしれません。

今や日本の長距離陸上界の牽引役となった設楽悠太選手や服部優馬選手の若かりし頃を知りたい人にはおすすめ。

自分が現役時代にできなかったことを「反面教師」として、学生を指導するスタンスは、人間味があっていいなと思いました。

さいごに

ビジネスの世界では仕事ができることと、マネージャーとして優秀であることは別なんですよね。駅伝の世界でも同じなんですね。

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Profile

tomo(とも)です。マラソンがライフワークの36歳。外資系IT会社員・二児パパしながら「マラソンブロガー」として活動中。夢は、福岡国際マラソン出場と、非エリート系プロランナーになること。

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