どうも!マラソンブロガーのtomo.です。

村上譲顕さんの著書『日本人には塩が足りない!―ミネラルバランスと心身の健康』(東洋経済新報社、2009年)を読み、「塩」に対する自分の間違った考えを正すことができました。

どんな人におすすめ?

スポーツをやっている人、食生活を改善したい人などにおすすめです。

誰が書いているの?

日本の伝統海塩を製造・販売する海の精株式会社の設立者。

要点をまとめると?

日本人には「塩」が足りていない。また、多くの人が「本物の塩=日本古来の海塩」を知らない。減塩ブームに踊らされることなく、ミネラルを豊富に含む伝統海塩を食生活に取り入れることが大切。

減塩神話

よく「塩をとると高血圧になるので、塩分は控えるべき」と言いますよね?

ぼくも健康診断で高血圧を指摘された時、医者からそのようにアドバイスされました。

世間一般的に「塩は体に悪い」という考えが主流だと思いますが、村上さんはその考えの基となった実験データの信憑性を疑問視しています。

その実験とは、1953年にアメリカの高血圧学者のメーネリーが行ったネズミを使った実験。

(実験では)通常では考えられない極端な高塩分食を食べさせられた10匹の(ネズミ)のうち、4匹が高血圧になった。しかし、残りの6匹の血圧は変化しなかったのです。つまり、血圧が変化しなかったネズミのほうが多かったのです。

10匹中4匹が高血圧になったから「塩=高血圧の原因」と決めつけるのはおかしい、というのが村上さんの主張です。

そういえば「東北地方の人は塩分を多く摂るので寿命が短い」という都市伝説も聞いたことがあります。これも村上さんによれば、信憑性が低いとのこと。

塩の不足=熱中症

当ブログの読者さんなら、真夏でもランニングやウォーキングなど、何らかの運動をしている人が少なくないと思います。

夏の運動で怖いのは、何と言っても「熱中症」です。実は体に塩分が足りないと、熱中症になりやすくなります。

水分だけ補給して塩分をとらないと、血液の塩分濃度が薄くなります。体は血液の塩分濃度を一定に保つため、さらに水分を汗や尿として排泄しようとします。そうなるとさらに水分が少なくなり、脱水症状を起こして、熱中症が重症化することになります。

真夏のランニングでは「水分補給に真水は避けるべき」と言いますからね。

ランニングの水分補給には「薄い塩水」がベスト

ではスポーツドリンクを飲めばいいのかというと、村上さんは次のように言います。

若者に人気のスポーツ飲料は、水分と塩分の補給はできますが、糖分を大量に含んでいるため、あまりおすすめできません。

一番おすすめなのは「塩水」とのこと。

熱中症の回復・予防には、水分だけでなく塩分を補給することを忘れてはなりません。薄い塩水を飲んだり、水とともに塩をなめたりといったことを心がけてください。

個人的には塩水は苦手です。そういう場合は、塩タブレットや塩あめでも大丈夫だそうです。

伝統海塩

うちの食卓では伝統海塩「沖縄の海水塩」を使っています。

普通の食塩ではなく、天然の海塩を買い始めたきっかけは、玄関に手作りの「盛り塩」を置くためでした。

正直なところ、ぼくには食塩(塩化ナトリウム)と天然の海塩の味の違いはよくわかりませんが、カリウムやカルシウム、マグネシウムなどのミネラルも摂れるのであれば、天然の海塩のほうがいいですね。

まとめ

塩水は好きになれませんが、ランニングの前の水分補給に、塩をひとつまみ食べる習慣を作ろうと思います。

村上譲顕さんの『日本人には塩が足りない!―ミネラルバランスと心身の健康』は、単行本電子書籍版(Kindle本)があります。

この記事を読んで走りたくなったら

なぜランニングの水分補給には「薄い塩水」がベストなのか?」を最後までお読みいただき有難うございます。

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