セコイアキャピタルも出資。Strava(ストラバ)の正体とは

日本でもじわじわ人気が高まりつつあるStrava(ストラバ)。ランニングやサイクリングなどのフィットネス管理の定番サービスとしてプレゼンスを高めていますが、運営する企業の実態はあまり知られていません。そこで今回は、サービスを運営するStrava社について、情報をまとめてみました。

注:サムネイル写真はStravaの社員一覧(公式サイトより)

「Strava」の意味とは?

ちなみに「Strava」ってどういう意味か知っていますか?

Strava はスウェーデン語で「一生懸命取り組む」という意味です。これはまさに私たち Strava を一言で表す言葉です。目標や能力の大小に関係なく、向上するために一生懸命取り組む人、そのすべてが Strava の仲間です。(引用元

ぼくは昔スウェーデンに住んでいたことがあるので、語感的になんとなくそうかなと思っていました。英語だと「Strive」に当てはまります。要するにランニングやサイクリングなど、単なるアクティビティに止まらず、目標に向かって一生懸命取り組むことが、Stravaの企業精神を表しています。

アスリートのためのソーシャルネットワーク

Stravaを語る上で欠かせないのが、ユーザー同士が繋がるソーシャルネットワーク機能。フェースブックのアカウント同期やアクティビティの位置情報で「友達」を探すことができ、気になる人を「フォロー」すれば、その人のアクティビティを随時確認することができます。

Strava はアスリートのためのソーシャルネットワークです。数100万人のランナー、サイクリスト、トライアスリートからなる世界規模のコミュニティで、スポーツを愛する人々が集う場です。そして、Web サイトやモバイルアプリを使ってお互いに – 個人的にもコミュニティとしても – インスピレーションとなり能力を高め合っています。オリンピック選手から週末アスリートまで、毎日世界中のロードやトレイルで活動しています。(引用元

2009年創業

Stravaは、iPhoneが発売された2年後の2009年に、Mark GaineyMichael HorvathMark Shaw等ファウンダーによって設立されました。

ちなみに創業の地はスウェーデンと思いきや、スウェーデンにオフィスを構えたことは一度もないそうです。Stravaはなぜスウェーデン語なのかというと、ファウンダーのひとりMichael Horvathがスウェーデン人で、子供の頃にスウェーデンに住んでいたことから、スウェーデン語の名前にこだわったそうです。

当初からランニングやサイクリングなどの「フィットネス」に特化したサービスを展開しており、ウェブサイトや無料のスマホアプリを通じてユーザー同士が繋がることができるSNSプラットフォームの先駆けでもあります。最近では、プレミアム会員向けのサービスを強化したり、プロアスリートをフィーチャーしたサービスなどを立ち上げています。

資金調達総額40億円超の非上場企業

本社はアメリカのサンフランシスコにあり、非上場企業ながらこれまで過去に6回の資金調達を行っています。現時点の資金調達総額は4000万ドル(約44億円)。出資者にはセコイア・キャピタルなど著名なベンチャー・キャピタルも名を連ねることから、Stravaがいかに有望な企業かが伺えます。

2017年5月には、元インスタグラム副社長のJames QuarlesがStravaのCEOに任命され、Mark GaineyはChairmanとして、Michael HorvathはボードメンバーとしてStravaに残留しています。

参照Strava Names James Quarles as CEO

毎週1000万のアクティビティが更新される

以下は先日の記事で紹介されていたStravaの統計データです。全世界に数百万人規模のユーザーを抱え、毎週1000万を超えるアクティビティが更新されています。ぼくでさえ、毎週3アクティビティは更新していますからね。

  • 1秒間に16アクティビティ、毎週1000万のアクティビティが更新
  • 100以上のスマホやGPS時計に対応
  • (米)サンフランシスコ、(独)ハノーファー、(英)ブリストルに130以上の写真が在籍
  • 600以上のプロ・アスリートが登録
  • 1万7千以上の開発者がStrava APIを利用
  • 45日毎に100万人が新規登録

以上、Stravaの企業情報について調べてみました。上場企業でないので、あまり情報が出回っていませんが、先進的で面白いサービスを手がけているので、今後もちょくちょく紹介していきたいと思います。

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