ロンドンマラソン「サブ3ランナー」の練習内容を Stravaが公開中!週 70kmは当たり前?

ロンドンマラソン「サブ3ランナー」の練習内容を Stravaが公開中!週 70kmは当たり前?|ともらん


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アスリートのためのソーシャルサービス Strava(ストラバ)が、ロンドンマラソンに関するビッグデータを Twitterで公開しています。

データソースは、ロンドンマラソン 2017を完走した Stravaランナーのレース当日とレース前 12週間分のアクティビティ。サンプル数はなんと 11000人。ロンドンマラソンの参加者 4万人なの実に 1/4以上が Stravaユーザという計算になります。

ロンドンマラソンを「サブ3」で完走するランナーは週に何km走っているのか?レース中にペースダウンしやすいのはどの年代か?など、興味深いデータをピックアップして共有します。

サブ3なら週 70km、サブ4なら週 40km

昨年のロンドンマラソンの完走者の Stravaデータを元に、完走タイムと練習で走った距離の相関をまとめたもの。サブ3ランナーは週平均 70km、サブ4ランナーは週平均 40kmと、「サブ3」の壁の厚さを物語っています。


レース 3週間前にピーキング

こちらはロンドンマラソンに向けた 12週間の練習距離をまとめたグラフ。上がサブ3ランナーで、下がサブ5ランナー。こうして見ると、サブ3ランナーはレース 9週間前にヤマ場をつくり、3週間前にピーキングを迎える練習をしていますね。


マラソンは60歳から本領発揮できる

忍耐力が試されるマラソン。こちらはレース後半でペースダウンするランナーの割合を年代別にグラフにしたものですが、なんと 60歳以上(Age 60+)が男女ともに最もペースダウンが少ない結果となっています。他の年代に比べてランナー人口が少ないというのもあると思いますが、長い人生経験が活きているのではないでしょうか。


ペースは女性ランナーのほうが安定している

こちらはスタートからゴールまでのペース変化をグラフにしたもの。男性ランナー(青)はレース後半で 17%もペースダウンしているのに対し、女性ランナー(紫)は 11%しかペースが落ちていません。女性のほがペースに安定感があります。


最もペースが速くなるのは 11km

走るのに慣れてきて最もペースが速くなるのは、11kmあたり(7mile)。平均ペースは 5分30秒/km。


最もペースが遅くなるのは 40km

逆に最もペースが速くなるのは、40kmあたり(25mile)。意外と「30km壁」でペースダウンしていないんですね。平均ペースは 6分27秒/km。


Stravaにしかとれないデータ

こういう切り口のデータをとれるのは、全世界で唯一 Stravaだけでしょうね。

精度の高さはアンケート調査とは比べ物になりません。だってレース当日とレース前の12週間分の「生データ」を全部持っているわけですから。

ランナーチップの計測データを分析すればレース中の情報は取れますが、どういう練習をしたかはわかりません。Garminもアクティビティデータは持っていますが、「ロンドンマラソンに向けた練習」というメタデータが欠けているため、データに意味付けすることができません。

ワンポイントアドバイス

昨今、個人情報の収集・利用について風当たりが厳しくなっていますが、こういう使い方ならアクティビティデータをどんどん役立てて欲しいと思います。

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