気分は18世紀末の武将?世界遺産「水原華城」の山頂からの眺め

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世界遺産「水原華城」を走るシリーズ第二弾。水原華城を知らない方は、まず次の記事を読んでください。ソウルから特急列車で30分で行ける世界遺産の城郭都市です。

関連記事:1周5.7キロ。ソウル近郊の世界遺産「水原華城」を走る

シリーズ第一弾の記事はこちら

水原華城の西部〜南部

こちらは現地で見つけた水原華城の鳥瞰図。城内の中心を「水原川」が南北に流れ、標高200メートルの高台が連なる西部を除き、基本的にフラットな地形が特徴です。

1周5.7キロの城壁には数百メートル毎に石造りの門楼や水門、砲台などが設置されています。今回レポートするのは、水原華城の北西部の「華西門」から南部の「八達門」まで。

鳥瞰図をもう少し拡大して見ると、それぞれの見所ポイントがわかります。文字が小さいですが、有難いことに日本語表示もありました。まず最初のハイライトは、西側高台エリアの頂上にある「西将門」です。ここからは城内だけでなく、水原の街全体が一望できました。

高台から階段を一気に駆け下りると、円形の石造建築「八達門」が姿を現します。水原華城のシンボルとも言える「八達門」は絶対に外せないポイント。

八達山を駆け上る

それでは水原華城の旅ランを続けましょう。華西門を後にすると、いきなり上り坂が立ちはだかります。。

えいやと一気に駆け上がると、少し開けたスペースに出ました。すると小人たちが何やら忙しそうに仕事に励んでいるではありませんか。

こちらは水原華城の建築現場の様子を再現したミニチュアになります。

水原華城は城郭の「ハード面」だけでなく、築城計画や工事日誌などの「ソフト面」がほぼ完全な状態で残っているというから驚きです。

築城後1801年に発刊された『華城城役儀軌』には築城計画、製図、方式だけではなく動員された人員の人的事項、材料の供出地及び用途、予算と賃金計算、施工機械、材料加工法、工事日誌などが詳細に記録されており、城郭築城など建築史に大きな足跡を残しているだけでなく記録としても歴史的価値が大きい。(韓国文化財庁より)

ちなみに手前で臼のようなものを囲んでいる人たちは何をやっているのでしょう?現地の案内板によると、こちらの道具は「石杵」と呼ばれ、縄で縛られた大石を皆で上下させて地面を固めているそうです。

さて、ランニングを再開します。高台の中腹に近くにつれ、段々と傾斜がきつくなってきました。歩道もあるのかないのか、よく分かりませんが、「巡視」と書かれた白旗を目印に進んでいきます。

うわーっっ!?と声を上げたくなるような階段。。先が見えません。でも日頃の練習の成果なのか、意外とスムーズに上り切ることができました。

頂上からの絶景

八達山の頂上に到着!何も知らずに長い階段を上り切ると、こんな絶景が見れるとは夢にも思いませんでした。水原華城の場内はもとより水原市の街並みが一望できました。

こちらの建物は「西将台」と呼ばれるかつての総司令所です。水原華城には二箇所の将台があり、もうひとつは東部にあった「東将台」です。

西将台の横にある「西弩台」にも登って見ました。

弩台とは、弩(横倒しにした弓)を射るための高台です。

城の中央から多連発式の射撃用武器である弩を射るため、比較的高い位置に設けられた軍事施設を言います。華城には西弩台と東北弩台の2箇所があり、西弩台は、八達山の頂上に位置しています。四方を見渡すことができるため見張りに最適で、レンガ造りの独特な八角形の形が印象的です。(現地案内板より)

下山

さて、ここから下り坂になるので楽に走れます。

しばらく走り続けると、巨大な鐘を発見しました。こちらは「孝園の鐘」と呼ばれ、観光客向けに近年設置されたものになります。

現地の案内板には、

  1. 親の恩恵を思い、孝について考え
  2. 家族の健康と和合を願い
  3. 自己の発展と念願成就を祈願

しながら、鐘を3回鳴らすようにと書いてありました。ちゃんと儒教の教えを汲んでいるわけですね。あ、こちらは有料です。1〜2人で1000ウォン(約100円)、3〜4人で2000ウォン(約200円)という料金設定で、結構ざっくりしていますね。隣の売店で支払うそうなんですが、昼時だったからか店員は不在でした。

「世界遺産」と書かれたのモニュメントを発見。せっかくなのでモニュメントのツーショット写真を、通りすがりの韓国人のおじさんに撮影してもらいました。身振り手振りでお願いしたら、気持ちが通じました!

が、写真は見るに耐えない出来栄えだったので、ツーショットの掲載は控えておきます。。

こんな感じで、どんどん坂を下っていきます。

坂の途中に「西南暗門」というところを通過しました。なぜかそこだけ木に覆われ、静まりかえっていたのが印象に残りました。水原華城の秘密の出入口ですね。

暗門は城郭の奥まった場所に、敵の目に付かないよう造られた出入口です。人や家畜が出入りし、軍需品を調達するために設けられたもので、甬道(堀を両側に積み上げて造った道)造りの出入口でもあります。(現地案内板より)

坂の傾斜がどんどんきつくなり、最後は長い階段を下っていきました。

もうすぐ南部の「八達門」に到着です。「巡視」と書かれた赤い旗が目に焼き付きました。

走りたくなる!ポイント

水原華城の最高地点、八達山の山頂は標高200メートル。ここからは城内はもとより水原市の街全体が一望できます。山頂までの坂はきついですが、一見の価値ありです!

こちらはガーミンGPSウォッチで計測した水原華城1周のアクティビティ。ランナーなら、この坂の辛さがわかると思います(笑)。

以上、ソウル近郊の世界遺産「水原華城」の様子を走って紹介しました。

B!

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