《東京マラソン2018》完走レポート:3時間17分47秒で PB更新

《東京マラソン2018》完走レポート:3時間17分47秒で PB更新|ともらん


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今日は「東京マラソン 2018」に参加してきました。新宿新都心の都庁前からスタートし、浅草雷門や東京スカイツリー、銀座、皇居、東京タワーなど東京見物をしながら、ゴールの東京駅を目指します。東京見物の楽しさもさることながら、真の「おもてなし」を感じられるマラソン大会だと思いました。

結果のほうも好調でした。グロスタイムは 3時間18分20秒、ネットタイムは 3時間17分47秒。おかげさまで自己ベストを更新することができました。自分のメモとして、また今後東京マラソンを走る方の参考情報として、東京マラソンの参加レポートをまとめました。

東京マラソンに向けた準備

今シーズンは2018年4月15日に長野マラソンにも参加するため、今回の東京マラソンは通過点。現在、Stravaプレミアム会員の特典として使える「オンライン・パーソナルコーチ」を利用していますが、12週間のトレーニングメプランの目標はあくまでも長野マラソンです。

東京マラソンに向けて本格的にトレーニングを始めたのは2017年12月16日。和歌山県の高野山と熊野古道(小辺路)を合わせて1日で 30kmのトレイルを走りました。以来、毎週末欠かさずに 20km以上のロングランを継続

これが大きな自信につながり、レース前日に不安に駆られることもなかったですし、レース中も攻めの走りができたと思います。

今回、東京マラソンに向けて新しくしたものが他に二つあります。

ひとつは、レース前のドリンク。世界の一流マラソン選手が愛用する Maurten(モルテン)をレースの3時間前に飲みました。世界の一流マラソン選手が愛用する Maurtenは、2017年のワールド・マラソンメジャーズ(世界 6第マラソン)で優勝した選手の全員がスペシャルドリンクに選んでいます。

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もうひとつは、レースシューズを新調しました。昨年履いた Asics Tartherzeal 5(ターサージール 5)の後継モデルである「Tartherzeal 6」にしようか迷いましたが、最終的に選んだのは スイスのシューズブランド On(オン)のレースシューズ「Cloudflash」。

まとめると、毎週末 20km走を走る、スポーツドリンクの「Maurten」、レースシューズの「Cloudflash」の3つが東京マラソンに向けて行った工夫です。

毎週の練習日誌は 週刊ともらんでご覧いただけます。

東京マラソンのスタート会場へ

今朝のスケジュールは次のとおり。

  • 04:30 – 目覚める。ベッドの中で軽くストレッチ
  • 04:50 – 起床。身支度など
  • 05:00 – 朝食
  • 06:00 – スポーツドリンク(Maurten)を飲む
  • 06:30 – 自宅を出発、新宿へ
  • 07:30 – スタート会場到着
  • 07:50 – スタートライン整列
  • 09:05 – マラソンスタート

朝食は、白米、納豆、梅干し、ちりめん、バナナ1本、ほうじ茶。以前はガッツリ食べていましたが、今回は軽めにしてスポーツドリンクで補うことにしました。スポーツドリンクは Maurtenを 1袋分(500ml)。20分間かけてゆっくり飲みました。

東京マラソンのスタート会場は新宿新都心の東京都庁前。JR新宿駅からは歩いて15分ほどのところです。

自宅からは京浜東北線と湘南新宿ラインを乗りついで JR新宿駅まで移動。新宿駅からは南口を出て、甲州街道を西に向かって歩いていきます。大勢のランナーが歩いているので迷うことはありません。

スタート会場は複数のゲート(入口)に分かれています。今回ぼくは「ゲート3」から入りました。ちょうど新宿ワシントンホテルの地下のあたりですね。入口では事前受付の時に装着したセキュリティリストバンドをスキャンして本人確認。

それが済むと今度は手荷物検査です。セキュリティゲートはスマホを持って通れましたので、空港ほど厳しくはないのかもしれません。

手荷物検査が済んだ荷物には「SECURITY」のシールが貼られました。

さて、そろそろスタートブロックが開場となります。急いで着ているものを脱ぎ、荷物袋にまとめました。荷物袋は輸送用のトラックに直接持ち込みます。ぼくは「8番」トラックでした。

スタートブロックに入る前にトイレに行こうと思い、行列に並びますがぜんぜん動く気配がありません。その時、「スタートブロックにもトイレがあります」とのアナウンスがありました。すぐさまスタートブロックへ向かうと、こちらは空いていてすぐに用が足せました。

スタートブロックは 7時45分に開場します。その 5分後にスタートブロックへ入りました。今回ぼくは「Bブロック」。

思った以上にスタートラインから近かったです。100mもなかったと思います。ここから 1時間ほどスタートブロックで待機します。

ちなみに今朝の気温は 9度。寒くはありませんが、じっとしていると冷えるのでアルミシートを巻いていました。ちなみに服装は、半袖・半ズボン・手袋です。

暇なのでスタート地点の様子を動画で撮影しました。


8時30頃から司会者のトークが始まり、日本陸連会長と小池都知事の挨拶、招待選手紹介、国歌合唱を経てスタートのカウントダウンが始まります。9時ちょうどに車イスの部がスタートし、その 5分後にマラソンの部の号砲が鳴り響きました。

東京マラソンの 42.195km

スタート地点の紙ふぶきを浴びながら、42.195kmの長い旅が始まります。Bブロックの前方から走り始めたため、30秒ほどでスタートラインを通過。その後、混雑することなく走り始めることができました。待ち時間が長かったけど、早めにスタートブロックに到着して正解でした!

以下、5km区切りで走りを振り返ります。ちなみに今回は走行中に写真は撮りませんでした。100%レースに集中するためです。

0km〜5km

スタート時の混雑はすぐに解消されました。スタートからしばらく緩やかな下り坂が続きます。最初の 1kmは 4分37秒。ちょっとオーバーペース気味なので目標ペースの4分40秒〜4分45秒/kmまで落としました。後ろからどんどん追い抜かれても、気にせずに自分のペースをキープしました。

靖国通り〜外堀通りのルートはどこか見覚えのある風景。そういえば東日本大震災の日、新宿駅から千葉県船橋市まで歩いて帰った時に歩いて帰ったルートでした。

5km〜10km

飯田橋で目白通りに右折し、途中で左折して専大通りへ。ここも思い出の多い場所です。社会人一年目は、文京区の自宅から九段下のオフィスまで毎日歩いて通勤していました。通勤の途中に寄ったお店を横目に見ながら走り続けます。

7km付近で再びオーバーペースになりましたが、4分40秒/km前後をキープ。調子が良いのと、周囲のペースが速いため、常に手元のGPSウォッチでペースを確認しますが、あまり正確でないようです。5分/kmから突然 4分20秒/kmになったり、またその逆も然り。結局、最後に頼りになるのは自分の感覚ですね。

10km〜15km

12キロ地点で少し息が乱れてきました。清洲橋通り、江戸通りを直進して浅草雷門を目指します。

これまで走ってきた場所は観光名所とはいえず、あるのは過去の思い出ぐらいでした。15km地点で雷門が見えた時は「おぉ!」と思いましたね。並木通りを右折すると、ビルとビルの間に東京スカイツリーがチラリと見え、もう一度「おぉ!」と声を上げました。

ようやく「東京マラソン」ぽい感じがしてきました!

15km〜20km

浅草では、妹と甥っ子たちが応援してくれるということで、沿道の人たちをじっくりと観察しながら走りました。しかし蔵前橋を渡っても見つけられず、通り過ぎてしまいました。後から聞いた話では、10時から11時まで応援に駆けつけてくれたけど、人が多すぎてよく分からなかったとのこと。確かに雷門付近は道が狭くてランナーも密集していまいまし、沿道も応援する人たちで埋め尽くされていたので、これでは分からないですよね。でも、応援に来てくれたというだけで感謝です。

両国〜清澄白河を走ります。清澄庭園のあたりで 20km地点を通過。自分でも驚くほど、まだまだ余裕があります。息をしている感覚がないほど、楽に走れています。それでもハーフ地点を越えるまではペースアップはお預け。まだまだ道のりは長いですからね。

20km〜25km

永代通りで折り返し、ハーフ地点を通過。ひたすら来た道を戻ります。22kmで少しペースを上げてみましたが、緩やかな起伏があるため、自然と元のペースに戻りました。少しずつ、足に疲れを感じるようになり、意識して走らないと4分40秒/km前後のペースがキープできなくなりました。それでも苦しいという感覚はなかったですね。

25km地点は2時間ちょうどで通過しました。

25km〜30km

さて、そろそろ東京マラソンのハイライトでもある銀座を走ります。東京マラソンでしか、世界の「ギンザ」のど真ん中を走れないですからね。

中央通りでは、思わず両手を上げてバンザイしてしまいました。理由はよくわかりませんが、とにかく高揚感に包まれていたことだけは覚えています。ランナーズハイだったのかもしれません。

日本橋高島屋や丸善、松屋、三越を通り過ぎて有楽町へ。ここからがヤマ場となります。

30km〜35km

有楽町マリオンを右手に皇居方面へ走ります。対向車線にはラスト1kmに差し掛かるランナーとすれ違います。日比谷通りを南下し、第一京浜をひたすら一直線。フラットでとても走りやすいコースでした。チラッと真っ赤な東京タワーが見えたのが印象に残っています。

ちょっと早いかなと思いましたが、ここから 4分30秒/km前後にペースアップすることにしました。不思議と苦しさはまったく感じません。ただ、右の足裏が擦れている感覚があり、少し痛みを感じるようになりました。

35km〜40km

ひたすら 第一京浜を一直線。37km地点を越えたあたりから、フィニッシュタイムの 3時間20分を意識しはじめました。35kmの通過タイムが2時間46分。残り 5.2kmを 14分で走ればギリギリ間に合う計算。ただし失速しなければですが。

あと 5kmなら気合いで走りきれる。そう自分に言い聞かせ、ここで勝負に出ることにしました。ペースを 4分10秒/km台まで上げてフィニッシュを目指します。

周りのランナーをじわじわと追い抜きながら、意外と苦しまずに走れちゃいました。日々の練習に取り入れていたインターバル走やファートレック走が功を奏したのかもしれません。自分でも驚くほど気持ちよく走れました。苦しいという感覚はなかったですね。

40km〜ゴール

40km地点を3時間8分で通過。フィニッシュタイム 3時間20分切りを確信しました。あとはどこまで自己ベストを縮められるか。最後まで気を抜かずに走ろうと誓いました。

「あと2km」 と書かれたか看板を目にすると、思わず「あと 2kmだ!」と叫んでしまいました。すると隣を走っていたランナーが「あと 2kmですね、頑張りましょう!」と声をかけてくれました。ぼくは走行中、なるべくこういうことを口にするようにしています。自分に言い聞かせるためでありますが、周囲にとってもプラスになっているのかもしれませんね。

ふと左手を見ると煉瓦造りの重厚な建物が目に入りました。日比谷公園に建つ日比谷公会堂です。ということは、ゴールの東京駅まであとわずか!

最後は有楽町マリオンの手前を丸の内通りに入り、ひたすら一直線を走ります。ラスト 1kmでは妻と娘たちが応援に来てくれているので、沿道の人だかりを「スクリーニング」しながら走ります。いつもマラソン大会では娘たちとはハイタッチするようにしていますが、今回は人だかりも多く、警備が厳しいので難しいかなと思った矢先、ゴール500m手前で見つけました。が、気づいた時はすでに通り過ぎてしまいました。

最後に左折し、ラスト200mは皇居に向かって全力スパート。気持ちよくゴールできました。すぐに帽子を脱いで、ゴールに向かって一礼。ここまで来れたのも、家族や友人、大会関係者や沿道の人たちのおかげです。ただただ感謝の気持ちしかありません。

東京マラソンのゴール会場

ゴール後のことはあまり覚えていません。スマホをチェックしたら、仕事で1件返信が必要なものがあり、すぐさまメールを書きました。が、手が震えて思うように文字が打てませんでした。

一応、写真は撮っていたようです。

こちらは完走メダル。

東京マラソンの走行データ

公式サイト(ランナーアップデート)に載っている参考タイムは次のとおり。

グロスタイムは 3時間18分20秒、ネットタイムは 3時間17分47秒、自己ベストです!

地点名 スプリット (ネットタイム) ラップ 通過時刻
5km 00:24:14 (0:23:41) 0:23:41 09:34:14
10km 00:48:37 (0:48:04) 0:24:23 09:58:38
15km 01:12:38 (1:12:05) 0:24:01 10:22:39
20km 01:36:43 (1:36:10) 0:24:05 10:46:44
25km 02:00:33 (2:00:00) 0:23:50 11:10:33
30km 02:24:27 (2:23:54) 0:23:54 11:34:28
35km 02:47:04 (2:46:31) 0:22:37 11:57:04
40km 03:09:05 (3:08:32) 0:22:01 12:19:06
Finish 03:18:20 (3:17:47) 0:09:15 12:28:21

これまでの自己ベストは2017年6月に富山県で走った「黒部名水マラソン」。グロスタイムが 3時間21分41秒、ネットタイムは 3時間21分21秒でしたので、ネットタイムを 3分34秒短縮できた計算になります。

そういえば先日、東京マラソン EXPO 2018のセイコーさんのブースでこんな写真を撮っていました。


目標タイムを「宣言」すると、オフィシャルタイマーに点灯してもらえるというもの。正直 3時間20分がいいとこかなと思いましたが、強気の 3時間15分を宣言しました。目標には到達できなかったものの、やはり目標は大きく持つべきだなと思いました。

こちらは Stravaの「レース分析」より。ぼくが理想とするネガティブスプリットの走りができました。

自己ベストの代償?

最高のコンディションでレースに挑み、自己ベストも更新できた東京マラソン。しかしひとつだけ、レース後に問題が発覚しました。

30km地点を過ぎてから右足の足裏が擦れるような違和感を感じており、レース後は歩くのが困難なほど腫れていました。家に帰ってランニングソックスを脱いでみるとビックリ!親指ぐらいの真っ赤な水疱が出来ていました。

捻挫とか骨折ではないのでケガではありませんが、着地するとモロに当たるため歩くのもままならない感じです。明日一日様子を見て、どうにもならないようなら病院へ行って来ようと思います。

ワンポイントアドバイス

水疱という要らぬお土産が付いたものの、自分としては満足いく走りが出来ました。自己ベストが出せたのは、家族や友人、大会関係者や沿道の人たちのおかげだと思っています。日本のメジャーなマラソン大会はどこも行き届いたサービスに驚きますが、東京マラソンの「おもてなし」は別格だと思いました。

また、自分にとっては毎週末続けた 20km走が功を奏したのかなと思います。身体能力はもちろんのこと、精神面でも自信がつきました。レース前に緊張しなかったのも、レース中に攻めの走りができたのも、「自分は毎週末 20kmを走ってきたじゃないか」と思えたのが大きいと思います。

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