テムズ川だけじゃない。ロンドンを流れる「リージェンツ・カナル」が地元ランナーに人気沸騰中

旅ラン

ロンドンの水路といえばテムズ川。古くから交通の要所であり、タワーブリッジやロンドン塔、国会議事堂(ビッグベン)など、ロンドンを象徴する建物がテムズ川沿いに建てられています。

そんなロンドンに、もうひとつ重要な水路があることを知っていましたか?ロンドン北部を流れるリージェンツ・カナル(Regent’s Canal)です。たまたまGoogleマップで見つけて走ってみたら穴場的なコースで、地元ランナーもたくさん走っていました。

そもそも「カナル」って何?

カナルとは、イギリスでは主に細長い運河のことを指します。イギリス全土に川幅が20メートルほどの細い運河が張り巡らされ、18〜19世紀の産業革命の物流を支えてきました。

かつては運河沿いの曳船道(Towpath)を馬が歩いてナローボートを引いていましたが、今はガソリンやディーゼルで動きます。趣味でナローボーロに乗る人もいれば、ボートを住処としている人もいます。

リージェンツ・カナル

テムズ川に並行して流れている細長い川がリージェンツ・カナルです。よく見ると、ロンドン市内で最大規模の敷地を持つリージェンツ・パークを流れていますね。

今回は、地図上の2番(カムデン・タウン)から3番(セント・パンクラス駅)までの曳船道を走ってきました。

カムデン・タウン

リージェンツ・カナルに潜入すべく、ロンドン北部のカムデン・タウンへ向かいます。ここはロンドンの原宿(?)とも呼ばれるパンクな街で、駅周辺の建物がとってもユニークです。

しばらく走るとリージェンツ・カナルに差し掛かりました。人がひとり通れるぐらいの階段を降りていきます。

カナルの曳船道を走る

それにしても狭い!!場所にもよりますが、ここなんかは川幅が10メートルもないんじゃないでしょうか。橋も低いので、かがんで走らないと頭をゴツンします。

意外と、と言ったら失礼ですが、カナル沿いにはお洒落なマンションが建っています。ロンドン市内でリバービューだと家賃も驚くほど高いんだろうな。

ナローボート出現!

しばらくリージェンツ・カナルの曳船道を走っていると、ついにナローボートを見つけました。本当に言葉通り、細い(ナロー)ボートですね。幅が2メートルもありません。

さらに進むと、停泊地らしく場所に出ました。ナローボートで暮らしている人は、こういう場所で何日か(あるいは何週間か)過ごしてはまた旅に出るそうです。

と、いきなりアバンギャルドな建造物が目に飛び込んできました。案内板を見ると「GASHOLDER PARK」と書いてあります。よく見ると、かつてのガスタンクを再利用して、ビルを作っているみたいですね。ガスタンクの骨組みだけを残して、中に円柱のビルが建っています。なんだか息が苦しくなりそう…。

こちらは閘門(こうもん)。水位の違う運河で船を上下させるための装置です。イギリスでは決して珍しい光景ではないですよ。

古くからの交通の要所

セント・パンクラス周辺は、再開発で大規模な工事が進行中で、一部仮の歩道を走りました。

この辺りはセント・パンクラス駅、キングス・クロス駅、ユーストン駅など、ロンドンの主要なターミナル駅が集まるエリアで、古くから交通の要所として栄えてきました。

リージェンツ・カナルが流れているのも決して偶然ではなさそうですね。ここから西へ行けば、ロンドンの西の玄関口であるパディングトン駅につながっていますし、東へ行けば、テムズ川やロンドン北東部への水路へとつながっています。

こちらはセント・パンクラス駅。早朝にもかかわらず、通勤客でごった返していました。ここからレスターやリーズなどイギリス中東部、パリ・ブリュッセル行きのユーロスターが発着します。

お隣にあるのがキングス・クロス駅。ここからケンブリッジやヨークなどイギリス北東部、スコットランドのエジンバラやグラスゴー行きの列車が発着します。

まとめ

以上、ロンドンの知られざる新ランニングスポット、リージェンツ・カナルを紹介しました。セントパンクラス周辺は、再開発でこれからますます発展していくので将来が楽しみですね。

関連記事:旅行や出張に使える「ロンドンの走り方」をまとめました

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