冬のランニングウェア選びの失敗談。おすすめも紹介
マラソンブロガーのtomo.です。当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。
冬のランニングではどんな格好をすれば良いの?アウターやパンツのおすすめは?という疑問にお答えします。
寒い冬はランニングに出かけるのが億劫になりますよね。でも快適なランニングウェアを揃えておけば、走りに出かけるハードルがグッと下がります。
おすすめは、以下の条件を満たすランニングウェアです。
- 防風性能に優れている
- 吸湿速乾性能に優れている
- 保温性に優れている
- 軽量かつ柔軟で動きやすい
意外と少ないんですよね。この4つを満たすランニングウェアって。
目次と内容
- ただ暖かいだけじゃダメ
- 買って後悔したランニングウェア
- 走り始めて30分後の状態に合わせる
- まずはジャケットとパンツを手に入れよう
- 選ぶならオールインワンがおすすめ
- 冬のランニングの必需品
- 冬のマラソン大会の格好
ただ暖かいだけじゃダメ
冬はランニングウェア選びに苦戦します。
夏は基本的に涼しければOK。ランニングウェアは薄着なので、動きの妨げになりません。
冬も暖かければOK、というシンプルな話ではなく、以下の条件を満たさなければ快適なランニングウェアとは言えません。
- 防風性能に優れている
- 吸湿速乾性能に優れている
- 保温性に優れている
- 軽量かつ柔軟で動きやすい
お気づきのとおり、これらの条件は矛盾し合っています。冷たい風は遮断したいけれど、汗は効率よく発散させたい。熱を逃したくないけれど、薄くて動きやすい方がいい。
これらの条件を満たすランニングウェアって、探してみると意外と少ないんですよね……。
買って後悔したランニングウェア
後悔、は言い過ぎかもしれませんが、過去に購入した冬のランニングウェアで、使ってみてガッカリした商品を紹介します。なお、あくまでもランニングウェアとして使った場合の評価という点をご理解下さい。
パタゴニア クロストレックボトム
「クロストレックボトム」は、保温性能はダウン並みなのに、薄手のジャージのように柔軟で動きやすい。ただし風を通すので防風性能はイマイチ。そして吸湿性能は優れているものの、速乾性能が残念なため、30分ほど走ると汗でびしょ濡れになります。
サロモン ディスカバリー フルジップ
「ディスカバリー フルジップ」は、裏起毛で肌触りが良く、防風性能と保温性能が優れています。しかし生地が厚手なため柔軟性に欠け、腕振りの妨げになります。吸湿性能は優れているものの、速乾性能が微妙でこちらも30分ほど走るとびしょ濡れになります。
走り始めて30分後の状態に合わせる
難しいのは、どんなに寒くてもランニングすると汗をかくということ。
外に出た時は肌寒く感じても、しばらく走っているとカラダが温まります。つまり、最初から厚着だと30分後には汗でびしょ濡れになる。
その意味では、走り始めて30分後の状態に最適なランニングウェアを選ぶのが正解です。
まずはジャケットとパンツを手に入れよう
とりあえず最高のジャケットと、最高のパンツを1枚ずつ持っていれば、冬のランニングの快適性は保証されたようなもの。
ここでは「とも」がこれまでに購入した何十枚ものランニングウェアの中から、とっておきのものを紹介します。
パタゴニア ウインドシールドパンツ
「ウインドシールドパンツ」はソフトシェル素材のロングパンツ。防風性能と保温性能に優れ、履き心地はタイツ並みに快適。肝心の吸湿速乾性もピカイチ。いやもう最高という言葉しか思い当たりません……。
ソフトシェル素材は、基本的に冬のランニングウェアと相性がいいですね。快適な冬のランニングウェアの4つの条件をすべて満たしています。
On Trail Breaker
「Trail Breaker」は真冬の寒冷地だとちょっと寒いかもしれませんが、前面には防風性能と保温性能に優れたプロテクション機能、背面には吸湿速乾性に優れたベンチレーション機能を配置しています。
選ぶならオールインワンがおすすめ
「Trail Breaker」のもうひとつの特徴は、首まわりと手首が暖かいこと。
ハイネックタイプで首まわりをしっかり守ってくれるので、マフラーが不要です。
手首には、ランニングウォッチのディスプレイが出せる「ウォッチホール」と、手の甲を温める「サムホール」を配置。さすがに手袋は不要とは言えませんが、これ1枚でマルチな働きをしてくれます。
こういうオールインワンなランニングウェアは、準備が楽なんですよね。準備が楽だと走りに出かけるハードルも下がります。
冬のランニングの必需品
ジャケットとパンツ以外で、冬のランニングの必需品を紹介します。
ウエストウォーマー(腹巻)
お腹が冷えると下痢をしやすくなることをご存知でしょうか。一時期、真冬に外を走ると下痢が続くことがあったのですが、腹冷え対策にウエストウォーマー(腹巻)を着用するようになってから下痢が解消されました。
ソックス
最近のランニングシューズは通気性に優れたメッシュ素材のものが多く、夏場は涼しくて快適ですが、冬場は風がピューピュー入ってきて足元が冷たく感じます。厚手のランニングソックスをランニングソックスを履くとポカポカで快適ですよ。
手袋
すでにお持ちかと思いますが、手袋は体感温度を上げる効果があるので冬のランニングの必需品です。ウォッチウィンドウ付きのもの、スマホのタッチ操作ができるものを選ぶと、手袋を外さずにすみます。
帽子
ランニングキャップだと耳が冷たいので、耳まですっぽりかぶれるニット帽などがおすすめです。ただし、速乾性に優れた素材でないと、汗でびしょ濡れになりますね。
冬のマラソン大会の格好
冬は日本各地でマラソン大会が開催されますが、ランニングウェア選びには結構悩みます。
ファンラン目的で走るのであれば、上で紹介したようなランニングウェアで大丈夫でしょう。
でもガチで走ってタイムを狙うのであれば、動きやすさを重視して薄着で挑む方が良いでしょう。「とも」は真冬のレースでも半袖・短パンの格好で走っています。
以下は「さいたま国際マラソン2019」を走った時のランニングウェアです。
#さいたま国際マラソン 完走しました。ネットタイムは2時間57分34秒(PB)やりましたー!!!
— とも|マラソンブロガー (@tomorunblog) December 8, 2019
前半はサブ3ペース、後半は4’10/km前後のペースを維持。37kmまで楽に走れて、ラスト5kmは気合で走りきりました
大会関係者&応援してくれた皆さま、有難うございました😊 pic.twitter.com/cRXwKiH11h
とはいえ、レース前もレース中も寒いので、防寒クリームというものを腕や脚に塗っています。
トウガラシ成分など100%天然由来のクリームを肌に塗るだけでじんわり温かくなります。真冬のマラソン大会におすすめです。
おまけ
「とも」は毎年、ランニングシューズを10〜15足、ランニングウェアを40〜50点、すべて自費で購入しています。
どれも自分が「欲しい!」と思って買ったものばかりですが、中には使ってみて「ガッカリ……」というものもあります。
しかし、こういう失敗を繰り返すことで、良いものを見極める審美眼みたいなものが磨かれていきます。
おかげで最近は「ガッカリ……」の割合が昔に比べると減ったように思います。
最後までお読みいただき有難うございます。この記事はマラソンブロガーのtomo.が書きました。当ブログでは紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。