【ロンドン世界陸上2017】試走したマラソンコースは、究極の観光ルートだった

8月のロンドン世界選手権まであと5ヶ月。男子マラソンの代表選考会を兼ねた「東京マラソン2017」では、井上大仁や設楽悠太など日本人若手選手が活躍しましたが、内定条件の「2時間7分以内」に満たなかったため、今後の代表選考に注目が集まります。

ロンドン世界陸上のマラソンコースは、公式サイトで詳細が開示されています。タワーブリッジ〜ビッグベン(国会議事堂)の往復コースで、ロンドン塔やセントポール大聖堂などロンドンの観光名所が盛りだくさん。

ちょうど仕事でロンドンに滞在しているので、週末にロンドン世界選手権のマラソンコースを試走してきました。

マラソンコースの特徴

基本的にはテムズ川沿いを往復するフラットコースです。往路は、タワーブリッジからスタートし、折り返し地点のビッグベンまではテムズ川沿いのほぼ直線コース、復路は、途中まで往路と同じ道を走り、ギルドホール、シティなどエリアを抜けて、再びタワーブリッジに戻ります。

タワーブリッジ

土曜日。前日は遅くまで仕事をしていたので、起きるのが遅くなってしまいました。滞在4日にして時差ボケは完全に解消されています。急いでランニングウェアに着替えて外に出ます。

地下鉄に乗ってタワーブリッジへ。最寄駅はCentral線またはDistrict線のTower Hills駅。

こちらがロンドンのシンボル、タワーブリッジ。1894年に完成した2階建の橋で、1階の部分が蒸気の力で跳開する構造になっています。「ロンドン世界陸上2017」のフルマラソンは、このタワーブリッジがスタート・フィニッシュ地点です。

橋の上からはテムズ川が見えます。いつ見ても汚いですね、、テムズ川の水は。そして意外と流れが速いです。

早速走り始めると、進行方向の左手にはロンドン塔が姿を現します。約900年前に造られた要塞で、世界文化遺産にも登録されています。

ロンドン塔はイギリス国内有数の監獄でもあり、王族を含む数多くの人がこの中で処刑されています。近年では第二次世界大戦の敵国スパイなんかも処刑されています。

そんな血みどろの黒歴史を後にして、ロンドンの中心街へ入っていきます。

Victoria Embankment

ロンドン世界陸上のマラソンコースの大部分を占めるのが、Victoria Embankmentと呼ばれるテムズ川沿いの道路です。

2階建バスの渋滞?珍しい光景です。

遥か遠くにビッグベンが見えてきました。世界陸上を走る選手は、ビッグベンを目指して走るわけですね。

おっと、こんなところにスフィンクスが!

この辺りは高級住宅街が軒を連ねています。こちらのマンションはお城みたいです。

こちらはロンドンの新名所のLondon Eye。ロンドンの街を一望できる大観覧車です。しかし料金が日本円で約3,000円もするので、行く気がしません…。

もう間もなくマラソンコースの折返し地点です。週末なのでものすごい数の観光バス。

こちらが折返し地点のビッッグベン。レース当日は、観光客の応援で賑わいそうですね。

ここからはブラックフライアーズまで走ってきた道を戻ります。

金融の中心「シティ」

ブラックフライアーズからは、往路から逸れて街中の細い道を駆け抜けます。あ、セントポール大聖堂の丸い屋根が見えました!

マラソンコースではセントポール大聖堂の横を通ります。

こちらが正面からの写真。グッドタイミングで2階建バスとのツーショット。

途中、廃墟と化した教会を再利用した公園をみつけました。

余談ですが、イギリス人は赤信号でも平気で道路を渡ります。赤信号イコール「車が通るので注意しましょう」的な感覚なんでしょうね。横断歩道にも、注意文言が書かれています。

ロンドンの市庁舎、ギルドホールの前を差し掛かります。博物館や歴史的建造物など見所満載なのですが、日本人にはあまり馴染みのない隠れ観光スポットのひとつです。

そろそろロンドンの金融街「シティ」に入ります。前方はイングランド銀行。右手は中国銀行。この辺りには世界の名だたる金融機関が一堂に集まっています。

イングランド銀行の正面の写真。

イングランド銀行のある交差点は、コースの設計上、2回も通過します。

シティの細い道を通り抜けて、再びタワーブリッジを目指します。

そしてタワーブリッジのフィニッシュラインへ。レース当日は、この辺りにフィニッシュラインがあるんでしょうね。

まとめ

以上、ロンドン世界陸上のマラソンコースを試走したので、写真とともに紹介しました。

タワーブリッジ、ロンドン塔、ビッグベン(国会議事堂)、セントポール大聖堂、ギルドホール(市庁舎)、シティ(金融街)など、ロンドンの主役級の観光スポットを見ながら走れる贅沢なコースでした。

別にフルマラソンのコースを忠実に走らなくても、往復する部分をカットして走れば、10〜15キロぐらいで走れるので、旅ランにもおすすめです。

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