【チューリッヒ】湖と旧市街、リンデンホーフをめぐるランニングコース

チューリッヒ(Zürich)はスイス連邦最大の都市。古い街並みが現存する旧市街や、自然豊かなチューリッヒ湖が主な観光名所となっている。今回は欧州出張のついでにチューリッヒ市内で一泊し、観光を兼ねて街中を走ってきた。おすすめの見どころ、ランニングコースを紹介する。

アクセス

日本からチューリッヒまでのフライト時間は直行便だと12時間。空の玄関口のチューリッヒ空港からチューリッヒ中央駅までは、電車で15分ほどでアクセスできる。空港〜市内がこれだけ近いと便利だ。

今回は空港からスイス国鉄の電車でチューリッヒ中央駅へ向かった。スイス国鉄といえば、この時計。日本でも有名な「モンディーン(MONDAINE)」。ミニマルデザインがカッコいい。

チューリッヒ中央駅には改札がない。電車を降りたら歩いて5秒で駅の外に出られるのが衝撃的だった。

コース

今回は半日かけてチューリッヒの街中を走ってきた。以下の3つを順番に紹介したい。

  1. チューリッヒ湖(Zürichsee)
  2. 旧市街(Altstadt)
  3. リンデンホーフ(Lindenhof)

チューリッヒ湖(Zürichsee)

チューリヒ湖は、チューリッヒの南に位置し、チューリッヒ中央駅から2kmほど、走って15分でアクセスできる。地図で見ると全長が40km近くあり、1周すると100kmを超える。今回はチューリッヒ湖の北側の湖畔を少しだけ走ってみた。

こちらがチューリッヒ市街地から見たチューリッヒ湖だ。この日は天気が悪くて水が濁っているように見えるが、実際には清流のように透き通っていた。

湖に浮かぶ面白い家を発見。カフェなのか、レストランなのか、美術館なのか、結局何なのか分からなかった。

こちらは湖畔の遊歩道。何とも殺風景で、しかもカモメが多い。

湖畔には、世界の名だたる芸術家・建築家の作品が点在している。例えばこちらのオブジェは、イギリスの彫刻家ヘンリー・ムーアの作品「Sheep Piece(1971-72)」。

こちらは地元スイスの芸術家ジャン・ティンゲリーの作品「Heureka(1964)」。巨大なミシンのように見える。

ルービックキューブのような建築物を発見。近寄ってみると、現代建築の巨匠、ル・コルビュジェが設計した建物であることが分かった。しかも、彼が手がけた建物としての最後の作品らしい。

旧市街(Altstadt)

チューリッヒの市街地に戻り、今度は旧市街を走ってきた。旧市街はどこも道が狭く、一方通行や進入禁止エリアが多い。ランニングだと細い路地でもサクサク進めるのが良い。

こちらの緑色のとんがり屋根の建物は、フラウミュンスター教会(Fraumünster)。フラウミュンスター教会の歴史は9世紀まで遡る。もともと上流貴族の女性のための礼拝堂だったことから、フラウ(若い女性)のためのミュンスター(教会)と命名された。しかし建物自体は1898年に再建されている。

フラウミュンスター教会の前には、ミュンスターホフ広場(Münsterhof)がある。広場を囲むように、個性的な建物が軒を連ねているが、個性を主張しながら街並みとしての統一感を失っていない。

ミュンスターホフ広場の近くで素敵なスイーツ屋さんを発見。ショーウィンドウがバラの花で埋め尽くされていた。

旧市街はまるで迷路のようで、方向感覚が失われる。とりあえず人の流れに沿って進むことにする。

リンデンホーフ(Lindenhof)

旧市街から坂道を上っていく。

坂の途中に、ラテン語の標石が置いてあった。実はこれ、チューリッヒ(Zürich)の語源となるラテン語「Turīcum」の文字が書かれている。

坂の上は、リンデンホーフと呼ばれる、チューリッヒでも最も古い地区だローマ時代には今でいう税務署があったと伝えられている。何だか殺風景な広場にしか見えない

しかし丘の上なので景色は抜群だ。川沿いの街並みが一望できる。

広場の一角には雨の中、傘をさしながらゲートボールを楽しむご老人たちを発見。と思ったら、ゲートボールではなく、チェスだった。

その後、チューリッヒ中央駅を目指して走り続けると、こんな細い道を発見。私道かと思ったら、ちゃんと標識もあった。

実際に走ってみると、自宅の廊下の方が広いんじゃないかと思うくらい細い道だった。

お役立ち情報

スイス国鉄の乗り方

チューリッヒ空港の出国ゲートの横にあるインフォメーションカウンターでチューリッヒの地図をもらった。スマートフォンでも調べられるが、紙の地図は何だかんだ役に立つ。

ついでにカウンターのおばちゃんに電車の乗り方について尋ねると、「ここでも往復の切符を買えるよ」と教えてくれたので。初乗車から24時間利用可能な「1日乗車券」を購入。日本円で約1800円。

駅には基本的に改札がない。その代わり、駅のホームにオレンジ色の改札機があるので、1日乗車券を利用する場合は初乗りの際に機械に通す必要がある。