
オールスポーツ(All Sports)でマラソン大会の写真を閲覧・ダウンロードする方法
→マラソン大会に出たことある人なら「オールスポーツ」の名前は聞いたことあると思います。コースの沿道で「撮影」のビブスを着て撮影しているカメラマン。メジャーなマラソン大会だと、ほとんどが「オールスポーツ」がマラソンフォトを管理しています。
今回初めて、オールスポーツで《長野マラソン》の写真を購入・ダウンロードしてみました。
オールスポーツとは?
正式名称は、オールスポーツコミュニティ。マラソン、サッカー、チアダンス、新体操、野球など、あらゆるスポーツの写真を販売しています。
運営会社は、株式会社フォトクリエイト(本社:東京都新宿区)。経営理念は、ITを最大限活用した「フォトライフ構想」の実現とあり「写真 × IT」を強みにしています。
その一例が、マラソン大会の写真をナンバーカードの番号で自動的に仕分けするシステム。ぼくが「1111」のナンバーカードを付けていたとすれば、何万、何十万枚もの写真の中から「1111」の入った写真をコンピューターが自動的に選び出してくれます。さすがに目視だと無理ですからね。
写真の種類と値段
基本的に写真はデジタルデータとして、オールスポーツが保管しています。
気に入った写真があれば、1)データ、2)プリント、3)その他(キーホルダーなど)の形式で購入が可能。
値段はイベントやサイズ・種類によって異なるとのこと。自分の写真のページを開くと、価格表が確認できます。
また、掲載期間が終了し、再掲載期間に購入すると値段が1.5倍〜になります。購入するなら掲載期間中がお得ですね。
参考までに、長野マラソンの場合(掲載期間中)と東京マラソンの場合(再掲載期間中)の値段を比べてみました。
写真タイプ | 長野マラソン | 東京マラソン |
---|---|---|
2L判 プリント | 1,620円 | 3,240円 |
A4判 プリント | 3,240円 | 4,860円 |
データCD(1カット) | 2,980円 | 6,480円 |
ダウンロード(1カット) | 2,980円 | 6,480円 |
スペシャルデータセット | 8,980円 | 32,400円 |
値段を見て思うのは「高っっ!!!」。一応、まとめ買いの割引制度はあります。
- 10枚以上ご購入の方 → 10%OFF
- 20枚以上ご購入の方 → 15%OFF
- 30枚以上ご購入の方 → 20%OFF
一番安いやつでも10枚買ったら1万5000円ぐらいですよね。一生に一度のマラソン大会だったら、わからなくもないですが、自分が写っているマラソンフォトにこの値段は高すぎます…。
購入の流れ
でも今回は写真を有効活用する方法を思い付いたので、試しに購入してみることにしました。
ぼくは写真をすべてデジタルデータで管理しているのですが、ダウンロード版は1カットで2980円!それよりも、全部の写真がダウンロードできる「スペシャルデータセット」を選びました。値段は8980円。ぼくの場合、写真が64枚あるので1枚あたり145円。
スペシャルデータセットは、ナンバーカード(ゼッケン)番号検索で表示されたすべての写真データとイメージカット(風景写真)を収録した商品です。
❶ イベントのページへ
オールスポーツコミュニティーのサイトでイベントを検索します。イベントによっては、閲覧パスワードを求められる場合があります。
❷ ナンバーカードで検索
イベントで着用したナンバーカードを入力して検索します。
❸ 写真を選択
ナンバーカードにひもづく写真が表示されます。ぼくの場合は全部で62枚。
購入したい写真と、写真の種類を選びます。今回ぼくはデジタルデータが全部ダウンロードできる「スペシャルデータセット」を選択。
❹ 料金の支払い
必要な情報を記入して料金を支払います。会員登録をしなくても購入できます。
❺ 写真のダウンロード
すぐにダウンロードできるのかと思いきや、ダウンロードの準備ができるまでに1日〜3日かかるそうです。
ダウンロードデータお届けの準備ができ次第、ダウンロードURL・ダウンロードキーのお知らせメールをお送りします。
お届けには、1~3営業日ほどお時間がかかります。しばらくお待ちください。状況によっては前後する場合がございますのでご了承ください。
3営業日が経っても届かない場合は、お手数ですがお問い合わせ窓口までご連絡ください。
※ダウンロード可能期間は、ダウンロードURLメールのお届けから90日間です。
※期間内にダウンロードし、必ずご自身のパソコンに保存してください。
注文日の翌日朝、「【オールスポーツコミュニティ】ダウンロードURL・ダウンロードキーのお知らせ」と題したメールが届きました。
メールに記載されているダウンロードキーと電話番号(注文時に登録したもの)を入力すると、ダウンロード画面にアクセスできます。ダウンロードの有効期限はダウンロードURLのお届けから90日間なので注意が必要です。
写真の利用
写真は一括または個別にダウンロードできます。ちゃんと64ありました。
データサイズは写真によって異なりますが、長辺のサイズは2000〜3000px、ファイル容量は2〜5MB。
ダウンロードした写真の利用については、以下の説明書きがありました。
個人的な利用の範囲内であれば、お近くの写真店やご家庭のプリンターなどでプリントができます。また、ご自分のみが写っている写真に限り、個人的なホームページやブログにアップロードして使用することが可能です。その際には、必ず写真の周囲に「(C)allsports.jp」と記載し、可能であれば当サイトのリンクを貼ってください。なお、販売後も写真の著作権は(株)フォトクリエイトに帰属します。
要するに、
- ブログでの掲載は可能
- ただしコピーライトの記載が必要
- 著作権はフォトクリエイトが持つ
長野マラソンの写真公開
ということで、長野マラソンの写真を3枚掲載します。自分以外の人が写らないように、サイズ加工・クロップしています。
こちらは30kmあたりかな。まだ元気な頃です。
(C)allsports.jp
40km地点。ここは一番しんどいところでした。写真を撮られていることも気づかず。
(C)allsports.jp
ゴール直前。もう脚が上がっていないですね。
(C)allsports.jp
写真を購入した本当の理由
以上、オールスポーツコミュニティーで写真を購入・ダウンロードする方法を紹介しました。
今回、8980円を出してまで《長野マラソン》の写真を購入したのには、ちゃんと理由があります。それは、自分のランニングフォームの分析に役立てるため。
自分が走っている姿を写真で撮影するのは難しいですよね。「全力」で走っている姿を撮るのはなおさらです。今回ぼくは《長野マラソン》で「全力」を出し切りました。自己ベストを大幅に更新できましたが、自分なりに「課題」も発見できたレースでした。
(C)allsports.jp
その課題を深堀りするために、62枚の写真をじっくり観察しようと思います。何か役立つことがわかったら記事にして紹介します。
ワンポイントアドバイス
オールスポーツコミュニティのマラソンフォトは「高い」。というか「高すぎる」。
まあ、1〜2枚くらいなら今後も「記念」に購入することはあるかもしれませんが、「スペシャルデータセット」を買うのは恐らく今回限りでしょう。