パワーブリーズ レビュー:ランニングの肺活量を鍛える呼吸筋トレーナー

パワーブリーズ(POWERbreathe)は、口にくわえて1日30回息をするだけで腹筋・背筋・横隔膜が効率的に鍛えられる。芸人ランナー・猫ひろしさんがマラソンのトレーニングに取り入れているそうだ。今回は最も負荷レベルの高い「パワーブリーズ プラス」を使ってみたので、使い方や洗い方などを詳しく紹介する。

パワーブリーズ プラス

負荷レベルが最も低いのが緑色の「ウェルネス」モデル。日常的に運動習慣がある人なら青の「フィットネス」モデルがおすすめ。 赤の「スポーツ」モデルは負荷レベルが最も高い。

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この記事の目次

肺活量を鍛える呼吸筋トレーナー

パワーブリーズ」の特徴は以下のとおり。

  • 横隔膜・腹筋・背筋が鍛えられる
  • 負荷レベルに合わせて3モデル展開
  • 各モデルは強度を10段階で調整可能
  • 英国製

最大の特徴は、呼吸筋と言われる横隔膜・腹筋・背筋を強化し、肺活量が鍛えられること。肺活量が増えれば酸素をより効率的に取り込むことができ、マラソンでの息切れが軽減するが、走っているだけで呼吸筋を鍛えるのは難しい。

パワーブリーズ」は、口に加えて呼吸を繰り返すだけで簡単に呼吸筋が鍛えられるし、ながらトレーニングも可能。

強度は3段階から選べる

パワーブリーズ」は、負荷のレベルに合わせて3つのモデルを展開している。

ウェルネスフィットネススポーツ
カラー
負荷レベル低負荷中負荷重負荷
主な対象者中高齢者、運動不足気味の人ジョギング、トレッキング、スイミング、登山、サイクリングなどスポーツを楽しむ人プロスポーツ、サッカー、マラソン、競泳水泳など本格的にスポーツに取り組んでいる人

負荷レベルが最も低いのが緑色の「ウェルネス」モデル。普段あまり運動しない人はここから始めた方が良い。

日常的に運動習慣がある人なら、負荷レベルが標準的な青の「フィットネス」モデルがおすすめだ。

今回、本格的にマラソンに取り組んでいるの僕が選んだのは、負荷レベルが最も高い赤の「スポーツ」モデル。

商品パッケージの中には、パワーブリーズ本体の他、取扱説明書、ノーズクリップ、収納袋、洗浄用タブレット(トライアルパック4個)が同梱されている。

メイド・イン・イングランド。開発・設計・製造はイギリスで行われている。

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キャッチコピーは「Make every breath count」。日本語だと「ひと息も無駄にしない」というところか。

口にくわえて呼吸するだけ

ここからは、「パワーブリーズ」の使い方を解説しながら、7日間使用して気づいた点をまとめていく。

1日目:まずやってみる

朝6時起床。まずは歯を磨いてからパワーブリーズを取り出す。使い方は直感的にわかる気もするが、一応、取扱説明書を読んでみた。

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下部をクルクル回すと、強度が10段階で調整できる。初日なので、まずは「強度0」で試してみる。

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最初は息がまったく吸い込めなかったが、10回目くらいでコツがつかめた。横隔膜を使って息を吸い込まないと、通気口の弁が開かない設計になっているらしい。正しく呼吸すると「カポッ」と弁が開く音がする。

思ったより時間がかかるなという印象。呼吸を30回繰り返すのに5分ぐらいかかった。最後にマウスピースを外して、水道水できれいに洗浄する。

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2日目:コツがつかめた

朝6時起床。パワーブリーズを取り出して、昨日と同じく呼吸を30回繰り返す。もうコツはつかめたので結構楽にできた。でも、やっぱり5分くらいかかる。

横隔膜に筋肉痛などの異変は全く感じない。普段と違うことと言えば、朝の通勤電車の中で頭が異様に冴えていたことぐらい。

3日目:夜ランの準備運動に

朝はパワーブリーズをやり忘れて出勤。危うく3日坊主になるところだったので、夜ランの前に30回。

パワーブリーズをやれば、理論上、ウォームアップが短くてもスピードランができるはず。調子に乗って普段よりキロ10秒早いペースで走り出したが、お腹が痛くなり途中で歩く羽目に。そんなすぐに効果がでるわけないか…。

4日目:就寝前に

就寝前に30回。強度を0から1に上げてみたら、まったく吸い込めない…。結局、また強度を0に戻した。

5日目:ノーズクリップ装着

朝6時起床。今日はノーズクリップを初めて装着してみた。鼻から空気が漏れなくするためのものだが、ぼくの鼻の形に合わなかったのか、すぐに外れてしまった。欧米人の鼻の形に合わせて設計してあるのかもしれない。とにかく使えない。

6日目:負荷レベルを1にアップ

強度を0から1に上げて再度チャレンジ。目盛りを見ながら調整できる。

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最初の10回は苦しかったが、徐々に慣れた。横隔膜を使っている感覚がダイレクトに伝わってくる。

7日目:呼吸の変化 + 洗浄

朝6時に目覚める。ベッドの中でウトウトしていると、ふと、呼吸のしかたが変わっていることに気づいた。

パワーブリーズで呼吸しているときと同じように、横隔膜を使って息を吸い込んでいる感覚です。初めて変化を感じられたので嬉しかった。ただし、ランニングで呼吸が楽になったとかはまだない。

負荷レベルは1のまま、午前中に30回。やはり、まだ苦しい。

今日は付属品の洗浄用タブレットを使って洗ってみた。

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洗浄用タブレットを水に入れると、シュワシュワっと溶け始める。これはプールの消毒液のにおいだ。

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取扱説明書には以下の注意点が書いてある。

  • パワーブリーズの本体部分は水に浸さないでください
  • バルブヘッドを洗浄液に完全に浸し、内部に空気が入り込んでいないか確認してください
  • 最低30分間、パワーブリーズを洗浄液に浸します
  • 30分後、パワーブリーズを水道水でよく流してください
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パワーブリーズの評価

意外と時間を取られる

自宅で簡単にトレーニングできるのは良いが、30回呼吸するのに僕の場合は5分近くもかかった。

ランニングの補強トレーニングに

パワーブリーズを使っていると、走るだけでは強化できない横隔膜を鍛えられているなという実感がある。

スポーツ以外にもおすすめ

パワーブリーズを使うことで正しい呼吸法がマスターできる。歌手や吹奏楽者などにも人気があるらしい。

関連情報

パワーブリーズ プラス

負荷レベルが最も低いのが緑色の「ウェルネス」モデル。日常的に運動習慣がある人なら青の「フィットネス」モデルがおすすめ。 赤の「スポーツ」モデルは負荷レベルが最も高い。