&Medical「マロウ」レビュー:場所を取らないバランスボール
@MEDICAL(アンドメディカル)の楕円形バランスボール「マロウ」を紹介します。
一般的な球体のバランスボールよりも座りやすくて場所を取らないため、デスクワークにもおすすめです。主な特徴は以下のとおり。
- 楕円型バランスボール
- 自立して座りやすい
- デスクワークで体幹が鍛えられる
- 横向きでストレッチにも使える
- グッドデザイン賞(2022年受賞)
- 定価は税込18,800円
椅子に座るよりも姿勢が良くなり、体幹も鍛えられます。「tomo」は1日に最大12時間デスクワークをするので、これがあれば1日の1/2を体幹トレーニングに充てられます。
当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。
目次と内容
場所を取らないバランスボール
以前、当ブログで「カモレグ(KAMOLEG)」という美脚スリッパを取り上げたら大きな反響がありました。
企画・販売しているのは名古屋に本社を置く株式会社ドリーム。「おうちで健康」をテーマにした健康グッズを&MEDICAL(アンドメディカル)というブランドで展開しています。
今回紹介するのは、2022年10月に発売された&MEDICALのバランスボール「マロウ(MALLOW)」。主な特徴は以下のとおりです。
- 楕円型バランスボール
- 自立して座りやすい
- デスクワークで体幹が鍛えられる
- 横向きでストレッチにも使える
- グッドデザイン賞(2022年受賞)
- 定価は税込18,800円
最大の特徴は楕円形のフォルム。バランスボール=球体という常識を覆し、これまでにない価値を生み出しています。
デザインとスペック
それでは「マロウ」を詳しく見ていきましょう。
今回はAmazonで注文しました。大きな段ボール箱で届きましたが、パッケージは思ったよりコンパクトでした。
パッケージ裏の製品概要。高さは56cmですが、座ると約45cmまで沈み込みます。幅は48cmと一般的なバランスボールよりも約10cmコンパクトです。
一般的なバランスボールは球体ですが「マロウ」は楕円形(オーバル)。座りやすくて場所を取らず、デスクワークに最適。また縦・横と使い分けることで、様々なストレッチや体幹トレーニングができます。
パッケージの中にはバランスボール本体、空気入れ、付属品、取扱説明書が入っていました。
バランスボールはカバーが装着された状態で届きます。カバーの色は「カーキ」と「ネイビー」があり、今回はカーキ色を選びました。カバーは外して洗濯することもできます。
バランスボールの底には空気を入れる穴があり、ピンで留めてあります。素手では外せないので、付属の道具を使います。
空気入れを差し込み、膨らませていきます。取扱説明書には「周囲が151cmになるまで」空気を入れると書いてありましたが、実際には145cmくらいでパンパンでした。ちなみに周囲を測るためのメジャーも付属します。
周囲はあくまでも目安。空気の量で弾力や高さが調整できるので、最初はパンパンにして、少しずつ空気を抜きながら座り心地を確認するのがおすすめです。
使ってみた感想
ここからは実際に「マロウ」を使ってみた感想をまとめます。
座りやすくて場所を取らない
バランスボールの底はフラットになっており、楕円形ながらも自立します。
デスクの前に置くとこんな感じ。一般的なバランスボールよりも幅が約10cm狭いため、座りやすくなっています。
これが球体だと足を大きく開いたり、前に伸ばしたりしないと座れないのですが、楕円形だと椅子に座るのと変わりありません。
また、物理的に場所を取らないのでデスク周りがずいぶんスッキリしました。
デスクワークで体幹トレーニング
過去5年間「tomo」はマラソンブロガーとして、1日平均1〜2時間、多い時は3〜4時間デスクに向かって作業していました。
コロナ禍では本業もリモートワーク中心になり、1日平均10時間、多い時は24時間のうち半分はデスクワークという日も珍しくありません。
そんな中「マロウ」を使い始めて、長時間同じ姿勢で座ることはなくなりました。「マロウ」は自立するとはいえ、座って体重をかけると少しフラつきます。そしてバランスを取るために身体が自然と動きます。
この動き自体は体幹を鍛える運動にもなります。デスクワークで抱えていた課題を解消しつつ、ランニングのパフォーマンス向上に欠かせない体幹トレーニングができて一石二鳥。
座り心地は快適ではない
ただし「マロウ」の座り心地は快適とは言えません。空気圧によって座った時の沈み込み方が変わりますが、一般的なバランスボールに比べて接触面積が狭くなるため、その分、お尻にかかる圧力は高くなります。
逆の発想をすれば、デスクワークを素早くこなしたり、こまめに休憩を取ったり、長時間座り続ける週間がなくなるので、それはそれで良いことだと思います。
縫い目は微妙
一点だけ、欠点ではないのですが、購入前に想像していたことと違うのは、カバーの縫い目の部分。正直、見た目は美しくないです。離れた場所から見ると結構目立ちます。
製品ページの写真はそこが目立たないように撮影しています。
おまけ
「マロウ」を買わない理由があるとすれば、価格ですね。定価で18,800円。一般的なバランスボールは2,000円台から買えます。
とはいえ、座りやすくて場所を取らない楕円形のフォルムは「マロウ」しかないので、刺さる人には刺さると思います。
ベッドを売り込むセールストークに「人生の1/3はベッドで寝る」というものがありますが、「tomo」の場合は人生の1/2をデスクワークに費やしています。その意味では「マロウ」は安い買い物だと思いました。
&MEDICALの製品は「カモレグ」を愛用していますが、機能性とデザイン性に優れ、プロダクトとしての完成度は高いと感じます。