
Insta360 GO(インスタ360 ゴー)は、重さはわずか20gの超小型アクションカメラ。ボタンをひと押しするだけで15秒〜60秒のHD動画が撮影でき、防水・手振れ補正など激しいアクティビティにも耐えうる機能を搭載。続きを読む
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「Insta360 GO 2」は、親指サイズの超高性能アクションカメラ。ワンプッシュで2560x1440 50fpsの高画質動画が撮影でき、重さはたったの27g。
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「Insta360 GO 2」の特徴は以下のとおり。
最大の特徴は、ボタンひとつで高画質動画・写真が撮影できること。
1回に撮影する動画の長さを決めておけば、ワンプッシュで電源オン→撮影開始→撮影終了→電源オフの操作が完結する。シャッターチャンスが来たら、何も考えずにピッとボタンを押すだけ。
専用アプリを使えば、例えばワンプッシュで2560×1440 50fpsを1分間撮影、ツープッシュで2560×2560の写真を撮影、といった細かいカスタマイズも可能だ。
「Insta360 GO 2」の基本スペックは以下のとおり。前モデルの「Insta360 GO」と比較すると、ワンサイズ大きくなり、全面的にスペックアップしていることが分かる。
Insta360 GO 2 | Insta360 GO | |
---|---|---|
発売 | 2021年3月 | 2019年9月 |
サイズ(mm) | 52.9 x 23.6 x 20.7 | 49.4 x 21.4 x 14.8 |
重さ | 27g | 19g |
Bluetooth | BLE 5.0 | BLE 4.0 |
外部接続 | USB Type-C | microUSB/Lightning |
ストレージ容量 | 32GB | 8GB |
「Insta360 GO 2」には、6つの動画モードがある。
以下は動画撮影のスペック。「Insta360 GO 2」では、標準動画の最大フレームレートが25fps→50fpsに向上し、1回に撮影できる動画の長さが60秒→15分に伸びている。また、MP4形式で直接記録することでエクスポート時のファイル圧縮が不要になった。
Insta360 GO 2 | Insta360 GO | |
---|---|---|
動画ファイル | mp4 | insv(撮影)→mp4(エクスポート) |
最長クリップ尺 | プロ動画モード:10分 動画モード:15分 FPVモード:30分 | 標準:60秒 FPVモード:5分 インターバル撮影:30秒 スローモーション:30秒 |
動画モードと最高解像度 |
プロ動画モード:2560×1440@50fps 動画モード:2560×1440@50fps HDR:2560×1440@25fps タイムラプス:2560×1440@30fps タイムシフト:2560×1440@30fps スローモーション:1920×1080@120fps | 標準:2720×2720@25fps(撮影時)→1080@25fps(エクスポート) インターバル撮影:2720×2720@25fps(撮影時)→1080@25fps(エクスポート) タイムラプス:3040×3040@30fps(撮影時)→1080@30fps(エクスポート) ハイパーラプス:2720×2720@30fps(撮影時)→1080@30fps(エクスポート) スローモーション:1600×900@100fps(撮影時)→1600×900@25fps(エクスポート) |
以下は写真撮影のスペック。動画と同じく、エクスポートによる圧縮・劣化が不要になったのが良い。
Insta360 GO 2 | Insta360 GO | |
---|---|---|
写真モード | 標準写真、インターバル写真、スターラプス、ナイトショット | 標準 |
写真の解像度 | 2560×1440、2560×2560、1440×2560、2938×1088(Film Panorama) | 3040×3040(撮影時)→2560×2560(エクスポート)、2560×1440(エクスポート)、1440×2560(エクスポート) |
「Insta360 GO 2」はカメラ本体がフル充電の状態で最長30分間使用できるとのこと。しかし実際に使ってみた感じでは、「ベーシック手ブレ補正動画」モードで20分程度が限界だった。
Insta360 GO 2 | Insta360 GO | |
---|---|---|
駆動時間(本体) | 30分(ベーシック手ブレ補正動画) 20分(FlowState手ブレ補正動画) | 非公開 |
駆動時間(ケース装着時) | 150分(ベーシック手ブレ補正動画) 110分(FlowState手ブレ補正動画) | 60分 |
充電時間(本体) | 23分で80%、35分で100% | 30分 |
充電時間(ケース) | 47分で80%、65分で100% | 90分 |
「Insta360 GO 2」は付属の充電ケースも進化している。遠隔操作の機能が追加されただけでなく、物理的な構造も見直されて握り棒や三脚としても機能する。後ほど詳しく紹介する。
左が前モデルの「Insta360 GO 」、右が「Insta360 GO 2」。
それでは、「Insta360 GO 2」を詳しく見ていこう。
まずは同梱物から。付属品が充実しており、後から買い足す必要がない。
カメラ本体は、前モデルからひと回りサイズアップしているが、アクションカメラのカテゴリでは最小級であることに変わりはない。レンズの横の小さな穴はLEDのインジケーター。
裏側には充電用の端子と磁石を配置。
カメラ本体の重さは実測値で27g。前モデルから8g重くなっているが、誤差の範囲と言って良い。
付属する充電ケースは、カメラ本体の保護と充電に使用する。
外側にはUSB Type-C充電端子と標準1/4ボルト用の穴がある。
パカっと開けると、カメラ本体が収納できるスペースがある。近づけると磁石でピタッと張り付く。
ケースの内側にはボタンと小さな液晶ディスプレイがあり、カメラ本体の簡易的な遠隔操作も可能だ。
充電ケースは、三脚としても使える。
充電ケース装着時の重さは実測値で91g。
他にも、付属のピボットスタンドに装着して撮影する方法もある。こちらなら自由に角度調整ができるし、ヘルメットなどにマウントすることも可能だ。
ランニングキャップなどに装着して撮影したい時は、簡易クリップを使うと便利だ。こちらもカメラ本体と磁石でピタッと張り付く。
カメラのアングルが調整できる。
そのおかげで、キャップのつばにも装着できるようになった。前モデルはアングルが固定だったため、キャップを後ろ向きにかぶる必要があった。
簡易クリップ装着時の重さは実測値で42g。
磁気ストラップはネックレスのように着用して、円盤にカメラ本体を装着する。磁気が強力なので、洋服を挟んで着用しても落とす心配はない。
「Insta360 GO 2」は、カメラ本体と充電ケースを組み合わせて使う。ここでは、動画・写真撮影の基本的な流れを紹介する。
まずはカメラ本体を「Insta360」アプリに連携する必要がある。Bluetooth接続で連携が開始すると、アプリからカメラ本体の設定が可能となる。
設定では動画撮影の解像度や画角、アスペクト比を選択したり、カメラのボタン操作をカスタマイズしたりできる。
次にカメラ本体で撮影する。カメラ本体には、ボタンがひとつしかない。ボタンの押し方を変えて操作するので、慣れるまでには時間がかかる。以下はデフォルトの操作方法だが、これは専用アプリで自分好みにカスタマイズできる。
電源オフの状態 | 電源オンの状態 | |
---|---|---|
1回押す(ワンプッシュ) | 起動→標準動画撮影→電源オフ | プロ動画撮影→スタンバイ→2分後に電源オフ |
2回押す(ツープッシュ) | 起動→写真撮影→電源オフ | ハイパーラプス→スタンバイ→2分後に電源オフ |
1秒間押す | 電源オン | – |
2秒間押す | – | 電源オフ |
僕は覚えやすいように、電源オフの状態でしか使用せず、ボタン操作は以下のように設定している。これならシンプルに、ワンプッシュで動画撮影、ツープッシュで写真撮影、と覚えれば良い。
なお、他にも充電ケースやアプリから遠隔操作で撮影することも可能だ。
撮影した動画・写真ファルをスマートフォンに取り込むには、カメラ本体とアプリを連携する必要がある。Bluetooth接続で連携が開始すると、カメラのアルバムにアクセスできる。取り込みたいファイルを選択し、画像サイズや圧縮の有無などを指定してスマートフォンにエクスポートする。
1分間の動画ファイルをエクスポートするのに20〜30秒かかった。
以下はベーシック手ブレ補正モード(動画モード)、2560×1440@50fpsで撮影。ちなみにペースは4:30/km前後。このクオリティなら、フル充電で1分間動画を20本程度撮影できる。
「Insta360 GO 2」で撮影。ベーシック手ブレ補正モード(動画モード)、2560×1440@50fps pic.twitter.com/SRyo0gX1lG
— ともらん✈︎マラソンブロガー (@tomorunblog) May 16, 2021
看板の文字もちゃんと読める。
「Insta360 GO 2」で撮影。ベーシック手ブレ補正モード(動画モード)、2560×1440@50fps、看板の文字もクッキリ! pic.twitter.com/ssJDT5qJjG
— ともらん✈︎マラソンブロガー (@tomorunblog) May 16, 2021
逆光でもきれいに撮影できる。
「Insta360 GO 2」で撮影。ベーシック手ブレ補正モード(動画モード)、2560×1440@50fps、逆光でも大丈夫! pic.twitter.com/vNnEx9QYjF
— ともらん✈︎マラソンブロガー (@tomorunblog) May 16, 2021
縦長でも撮影可能。
「Insta360 GO 2」で撮影。ベーシック手ブレ補正モード(動画モード)、2560×1440@50fps、縦型 pic.twitter.com/bLrD8Uyhht
— ともらん✈︎マラソンブロガー (@tomorunblog) May 16, 2021
以下は標準写真モード、2560×1440で撮影。参考までに圧縮前のファイルも載せておく(ファイル1、ファイル2)。
ここからは、実際にランニング動画の撮影で「Insta360 GO 2」を使ってみて気づいたことをまとめていく。
まず、軽さという点において「Insta360 GO 2」は負担が少ない。以前は、GoProやソニーのアクションカメラをランニングキャップに装着していたが、長時間使用しているとカメラの重さで首が痛くなる。「Insta36 GO 2」は、装着しているのを忘れほど軽い。
操作の手軽さという点においても、「Insta360 GO 2」は、他のアクションカメラとは一線を画する。カメラ本体から動画撮影に不要な機能を削ぎ落としたことで、機能も操作も「撮る」ことだけにフォーカスしている。
「Insta360 GO 2」は、スマートフォンとスムーズに連携できる。カメラの設定変更や撮影した動画の確認は専用アプリを通して行う必要があるが、アプリを起動してから10秒ほどで安定して連携できる。前モデル「Insta360 GO」は接続に失敗してイライラすることが多かったので、問題が解消されてよかった。
ランニングしながら撮影すると、上下動が加わるため動画がどうしてもブレてしまう。そこで「手ぶれ補正」の出番だが、「Insta360 GO 2」の手ぶれ補正は「GoPro Hero 9」並みにヌルヌルした滑らかな動画が撮れる。
今やアクションカメラでは高画質が当たり前だが、「Insta360 GO 2」は圧倒的な軽量性と高画質を両立している。前モデル「Insta360 GO」はエクスポート時に動画・写真を圧縮していたため、スマートフォンに取り込む際に劣化が生じていた。「Insta360 GO 2」は動画をMP4形式で直接記録できる。
公式サイトには、標準動画(ベーシック手ブレ補正動画)なら30分間使用できると書いてあるが、実際には1分間の動画なら20本までが限界だ。前モデル「Insta360 GO」は10本程度が限界だったので、ずいぶん改善されている。それでも欲を言えば、フルマラソンや長丁場の旅ランでは、40〜50本は撮りたい。
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当ブログ「ともらん」について、よくある質問のまとめ。
マラソンブロガーの「とも」が個人運営するウェブメディア。2016年の開設以来「読めば走りたくなるマラソンブログ」をコンセプトに、ランニング関連情報を発信している。
マラソンをライフワークにしているアラフォー男性。埼玉県に在住し、都内IT企業に勤めながらマラソンブロガーとして活動中。本名は桑原智彦。プロフィール詳細へ
マラソンブロガーの活動を通して得られた実体験をもとに、徹底レビュー、徹底解説、レース攻略、旅ランニング、練習日誌の5つのテーマで執筆している。
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