【IROTEC バーベル・ダンベルセット レビュー】単品で買えば良かった…と後悔
今回紹介するのは、IROTEC(アイロテック)というブランドのバーベル・ダンベルセット。1.25kgから10kgまでのプレートを組み合わることで、自分に適したバーベルとダンベルをカスタマイズできます。自宅でマラソントレーニングの筋トレをするために購入しました。
当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。
目次と内容
- IROTEC(アイロテック)とは?
- 主な特徴
- ラバーリングを装着
- バーベルをカスタマイズ
- ダンベルをカスタマイズ
- 単品で買えば良かった…と後悔
- なぜマラソンに筋トレが必要なのか?
- 総合評価:普通に満足
IROTEC(アイロテック)とは?
IROTEC(アイロテック)はボディビルトレーニング器具のブランド。大阪に本社が株式会社スーパースポーツカンパニーが展開しています。ブランド名には「鉄のような心や身体を創るテクノロジー」の意味が込められており、IRO(アイロ)は鉄を意味する英語「IRON」に由来します。
自分はボディビルトレーニングに関しては全くの素人。特にこだわりのブランドもなくAmazonで探していたら、IROTECにたどり着きました。全般的に高評価だったのと、販売元が日本の会社という安心感が購入の決め手となりました。
主な特徴
IROTECの「バーベル・ダンベルセット」は、シャフト(棒)とプレート(重り)がセットになり、自分好みのバーベルとダンベルがカスタマイズできるセット商品です。主な特徴は次のとおり。
- バーベルシャフト1本、ダンベルシャフト2本
- バーベルシャフトの長さは160cm・180cm・200cmから選択できる
- プレートの重さと枚数はセット内容によって異なる
- プレートの重さは1.25kg・2.5kg・5kg・10kg・15kg・20kg
- プレートを固定する留め具付き
ちなみにセット商品は30kgから140kgまで選べます。
プレート枚数 | 30kgセット | 50kgセット | 70kgセット | 100kgセット | 140kgセット |
---|---|---|---|---|---|
1.25kg | 4枚 | 4枚 | 4枚 | 4枚 | 4枚 |
2.5kg | 4枚 | 4枚 | 4枚 | 4枚 | 4枚 |
5kg | – | 4枚 | 4枚 | 4枚 | 4枚 |
10kg | – | – | 2枚 | 2枚 | 2枚 |
15kg | – | – | – | 2枚 | 2枚 |
20kg | – | – | – | – | 2枚 |
自分は本格的なボディビルを目指しているわけではなく、マラソンの補強トレーニングをやる程度なので、一番下の「30kgセット」で十分すぎます。でも「大は小を兼ねる」的な、今考えるとよく分からない理由で「70kgセット」を注文してしまいました。
そして届いたのがこちら。段ボールを持ち上げて、鉄の塊がこんなに重いものなのか…と驚きました。
こちらはバーベルシャフトとダンベルシャフト。バーベルシャフトは一番短い160cmを選びました。これだけで重さが10kgあります。ダンベルシャフトは長さ40cmで重さは2.5kgあります。
ラバーリングを装着
「バーベル・ダンベルセット」は、ラバー付きタイプも選べます。自宅で使う場合、鉄の塊のプレートを床に直置きしたらフローリングが傷みますよね。それを防ぐためにプレートの上にラバーリングを装着します。
プレートと同じ枚数分のラバーリングが同梱されていました。
1枚ずつ装着していくわけですが、なかなか簡単にはハマらず苦労しました。
しかしこの赤色がどうも好きになれませんね…。ラバーリングもプレートと同じ黒だったら良かったのに。公式サイトによると「世界と戦える強靭な精神と肉体の創造を目指すIROTECは赤+黒のスパルタンカラー」らしく、ブランドカラーなので仕方ありません。
バーベルをカスタマイズ
ここからバーベルを組み立てていきます。
プレートの穴にバーベルシャフトを差し込み、外側から専用の留め具でプレートを固定します。
組み立てるのに30秒もかかりませんでした。この状態で重さは30kg(10kgのプレート2枚とバーベルシャフト10kg)になります。さらに負荷を上げたければプレートを追加できます。例えばここに5kgのプレートを2枚追加すれば重さ40kgのバーベルにカスタマイズできます。
実際にバーベルトレーニングで使用しましたが、特に不満はありません。バーベルシャフトは丈夫ですし、手を握る部分は滑り止め加工が施されていて安定感があります。ラバーリングも色が好きになれませんが、床に置く際に静かですしフローリングを傷つける心配はありません。
ダンベルをカスタマイズ
次にダンベルを組み立てていきます。
バーベルと同じようにプレートの穴にダンベルシャフトを差し込みますが、留め具はナットにボルトを固定するような形で固定します。
これで重さは10kg(1.25kgと2.5kgのプレートを2枚ずつとダンベルシャフト2.5kg)になります。
実際にダンベルとレーニンで使用しましたが、正直に言うと使いづらいですね…。手で握る部分が狭い上に、プレートが大きく突き出ているため、反復動作がやりづらい印象です。しかもラバーリングを顔に近づけると、若干ですがゴム特有の臭いが気になります。バーベルの方は適度な距離感があるので問題ありませんが。
結果、3回ほど使用して以来、クローゼットの奥に眠っています。
単品で買った方が良かったかも
結局、バーベルのみを使い続けています。しかも自分は上半身の筋力がヨワヨワなので、今のところ15kg(2.5kgプレートを2枚とバーベルシャフト10kg)で十分。今後筋力がついても、20〜25kgを超えることはないでしょう。1.25kgと2.5kgのプレートが4枚ずつ入った30kgセットにしておけば良かった…と今更ながら後悔しています。
幅160cmもあると我が家には保管する場所がなく、こんな感じで本棚の前に置いています。少し邪魔に感じますが、常にバーベルを目にすることでトレーニングを忘れないですし、すぐに始められるメリットもあります。
なぜマラソンに筋トレが必要なのか?
2019年にフルマラソン3時間切りの「サブ3」を達成した後、しばらく記録更新が停滞していた時期がありました。ちょうどその頃、国内外のトップマラソン選手に密着したドキュメンタリー番組を観て、選手たちが筋トレに励んでいるシーンが印象に残りました。
自分がマラソンランナーとして次のステージに行くには、走ること以外もやならないとダメだ。そのように思い立ち、2021年からパーソナルトレーニングに通い始めます。そこでマラソントレーニングにおける筋力トレの重要性を学びました。
ランニングは下半身の運動と思われがちですが、実は全身を使って走っています。そして、より長い距離をより速いペースで走るには全身を使った走りが求められます。
下半身はランニングだけでも鍛えられますが、走っているだけで上半身を鍛えるのは難しい。また上半身と下半身を連動させる体幹を鍛えるのも難しい。そこでバーベルを使った筋トレが有効になります。
ちなみにパーソナルトレーニングに通い始めて2年ほどで、フルマラソンの自己ベストを10分ほど更新することができました。筋トレのおかげで体幹が鍛えられてランニングフォームが安定しましたし、レース終盤の粘り強さが増して失速しにくくなりました。
さいたまマラソン2024を2時間47分21秒で完走しました!自己ベスト&2度目のサブエガ。ペースは基本4:00/km、19-36kmは3:50/kmまで攻めの走り。我が地元さいたま市の皆さん有難う!
— tomo. (@tomorunblog) February 12, 2024
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最近はランニング前のウォームアップとして筋トレをやっています。10分ほどかけて練習メニューをこなすと、いい感じに身体の緊張がほぐれ、関節の可動域が広がり、その後のランニングのパフォーマンスが見違えるように向上します。
総合評価:普通に満足
IROTECの「バーベル・ダンベルセット」を購入して普通に満足しています。ただしバーベルのみ満足しており、ダンベルは使いづらいのでおすすめしません。また、いきなりセットを買うのではなく、単品で買い揃えていくのが良いと思います。
この記事で紹介した「IROTEC バーベル・ダンベルセット」の最新価格・在庫状況は以下の通販サイトで確認できます。