【レビュー】On Elite Run Socks：アキレス腱の保護パッドが秀逸

Onの新作ランニングソックス

今やランニング界のメジャーブランドとなったOn（オン）。凹凸のあるソールが特徴のランニングシューズが有名ですが、ランニングウェアも多数展開しており、自分は長年Onのシャツやパンツなどを愛用しています。

ランニングソックスも何足か履いてきましたが、リピ買いしたい！と思えるものには未だに出会ったことがありません。靴下は消耗品で買い替えるものですが、Onは基本的に価格が高いので、気軽に手が出せないんですよね。

しかし今回、長距離走やテンポ走のトレーニングに最適な新作「Elite Run Socks」がラインアップに加わり、試しに購入してみることにしました。丈の長さは「High」「Mid」「Low」の3種類あり、真ん中の「Mid」を選びました。

今回購入した「Elite Run Socks」の主な特徴は次のとおり。

まずは外観から見ていきましょう。上が裏面、下が表面の様子。表面の足首には「On」のロゴを配置。土踏まずはキュッと絞られ、つま先に向かって広がる設計。左右独立仕様で裏面に「R」「L」の表記があります。

構造を詳しく見ていくと、ゴム口には反射剤素材を使用しており、夜道でもあんしん。足の甲と足首周りは軽量で通気性に優れた素材を使用。つま先とアキレス腱周りはクッションを厚めにして足を衝撃や摩擦から守ります。

「Elite Run Socks」のサイズ展開は次のとおり。

自分の足のサイズは25.5〜26.0cmなので、SかMにするかで迷いました。しかしOnのランニングソックスは着圧が高い傾向にあるため、迷ったら大きい方のサイズを選ぶのが無難。結果、カカト周りに少し余裕を感じますがちょうど良いサイズ感でした。

ここからは実際に「Elite Run Socks」をランニングで使ってみて気づいた点を忖度無しでコメントしていきます。

フィット感は控えめに言って最高ですね。特に甲周りと土踏まずの部分がキツすぎず、ユルすぎず、絶妙な着圧が気に入りました。

最も気に入ったのは、アキレス腱を覆うように配置されたクッションパッド。自分はアキレス腱を痛めやすく、日頃からテーピングなどで保護しているのですが、ランニングソックスに保護機能が内蔵されているのは嬉しいですね。

過去に履いたOnのランニングソックスは、つま先周りがタイトで詰まる感じが苦手でしたが、こちらは程よい伸縮性があり、幅広の足でも快適です。また接地する部分にはクッションパッドが配置されており、フォアフットをしっかり保護してくれます。

長距離走やテンポ走向けのランニングソックスであれば、滑り止め加工を施してグリップ力がもっと高かったら良かったと思いました。

先日参加した「八戸うみねこマラソン2025」で「Elite Run Socks」を履いてハーフマラソンを走りました。記録を狙わないレースでしたが、1時間27分台のフルマラソン・サブスリーペースで完走。5月にしては蒸し暑さを感じる気候でしたが、通気性が高く、走った後も足がサラサラしていました。

シューズはAdidasの「アディゼロアディオスプロ4」を着用。ハイペースで走るとアキレス腱が擦れることがありますが、アキレス腱のクッションパッドのおかげで全く問題ありませんでした。

八戸うみねこマラソン（ハーフ）の装備はこちら。On新作のPace Mesh TとElite Run Socksを初めて使用します pic.twitter.com/Tn3X5WXwLl
— ともらん！マラソンブログ (@tomorunblog) May 18, 2025

Onの高機能ランニングソックス「Elite Run Socks」の良い点、気になる点のまとめは次のとおり。

これまで履いたOnのランニングソックスの中で最も満足度の高いソックスでした。主に長距離走やスピード練習など、足への負荷を軽減したい時に履こうと思います。

On公式オンラインストアなら送料無料。30日間の返品・返送料も無料なので、自宅で気軽に試着ができます。