tomo.run

【TRX GO】レビュー:場所を取らないサスペンショントレーナー

【TRX GO】レビュー:場所を取らないサスペンショントレーナー

今回紹介するのは「TRX GO」というアメリカ生まれのトレーニング器具です。ドアや梁に固定すれば場所を選ばずにサスペンショントレーニングができ、持ち運びも簡単。我が家ではクローゼットの中に設置した懸垂バーに「TRX GO」を固定し、使わない時はクローゼットの中に保管しています。

当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

更新日: 公開日:

目次と内容

TRXとは?

TRX(ティーアールエックス)は、元米国海軍特殊部隊のランディ・へトリックが開発したサスペンショントレーニングのシステムです。器具を固定できるアンカーポイントさえあれば、場所を選ばずに筋力・体幹トレーニングが行えるのが特徴です。

へトリック氏は任務で世界中を飛び回る中、どこにでもある「ドア」をアンカーポイントにするトレーニング器具を思いつきました。工事不要で設置でき、使わない時は片付けられます。出張や旅行での宿泊先でもドアさえあれば簡単に設置できます。

主な特徴

「TRX GO」はTRXサスペンショントレーニングの最軽量モデルです。主な特徴は次のとおり。

  • TRX初心者向けのモデル
  • 旅行や出張にも携帯しやすい
  • ドアアンカー・収納バッグ付き
  • 重さは800g以下
  • 定価は16,500円

最大の魅力はトレーニング器具一式をコンパクトに収納できること。バッグやスーツケースに入れても場所を取らず、出張や旅行にも携帯できます。

同梱物は、サスペンショントレーナー、ドアアンカー、トレーニングガイド、収納バッグ。自宅でも場所を取らないので、狭い部屋でも使えます。

TRXの優れているポイントは、器具を固定できるアンカーポイントさえあればどこでも使えること。TRX GOにはドアアンカーが付属しており、ドアに固定することもできます。ドアは屋内であればどこにでもありますからね。もちろん、ドアだけでなく、梁やポール、樹木などにも固定できます。

ドアに設置する方法

TRXの設置は非常に簡単で固定できるアンカーポイントさえあれば1分もかかりません。

手順は次のとおり。

  • アンカーポイントに固定する
  • ストラップをアンカーポイントに接続する
  • ストラップの長さを調整する

ここでは、ドアアンカーを使ってドアに固定する方法で設置します。

こちらが付属するドアアンカー。

こちらのドアにサスペンショントレーナーを設置します。

ドアアンカーをドアの上部挟みます。ポイントは出来るだけヒンジの近くに寄せること。

ドアアンカーにサスペンショントレーナーを接続します。

最後にストラップの長さを調整して設置完了!

ストラップは黄色いタブを摘んで長さが調整できます。

長さが足りない時は、付属のサスペンションアンカーを使います。

トレーニングメニューが豊富

アンカーポイントにサスペンショントレーナーを取り付けただけのシンプルな構造ですが、腕立て伏せやプランクをはじめ300種類以上のトレーニングプログラムを実施可能。基本的に体重と重力を活用しており、自重トレーニングだと物足りないという方におすすめです。

TRXを使った基本的なトレーニングメニューは、付属のワークアウトポスターで解説しています。例えば、自分がよくやる「TRX LOW ROW」のトレーニングは次のとおり。

  • ストラップを短くして肘を直角にする
  • 身体を後ろに傾けて腕を伸ばす
  • 肘を再び直角に戻す
  • これを45秒繰り返し、15秒の休憩を挟む

他にも、TRXの公式サイトでは目的別のトレーニングメニューをブログや動画で紹介しています。

ドアが壊れないか心配…

一方で、すべてのドアが設置に適しているわけではありません。

例えば自宅のこちらのドアは、ガラスのシースルーが入っているため、耐久性の観点から不安が残ります。

また、ドアアンカーはドアのヒンジ側に寄せるべきなのですが、ヒンジ側に壁がある場合、腕を広げるトレーニングができません。

同じことが宿泊先のホテルにも言えます。それこそドアを壊してしまったら損害賠償が大変なことになります。そもそもアメリカと違い、日本のビジネスホテルは部屋の中にドアがない場合が多いです(トイレのドアはあっても作りが強固ではない)。かといって、ドアアンカーを廊下に出したら怪しまれそうですし…。

TRXを懸垂バーにマウント

そんな不安を解消すべく、自分が出した結論は「懸垂バー」をアンカーポイントに使うことでした。懸垂バーは、壁と壁の間に設置して懸垂をするための棒です。

今回、TRX GOのパートナーに選んだのは「STEADY 懸垂バー」。最大耐荷重が200kg、幅90cmに広げても100kgあります。

設置するのは幅75cmのクローゼットの中。耐荷重は150kgあるので安心です。

高さが2m以上あるため、アンカーサスペンションを使用します。

アンカーサスペンションにサスペンショントレーナーを接続して設置完了!腕を広げるスペースもギリギリ確保できました。

クローゼットの中にサスペンショントレーナーを保管できるスペースがあったのは、嬉しい誤算でした。

トレーニングが終わったらクローゼットのドアを閉めるだけ。設置や片付けの手間も省けて一石二鳥です!

総合評価:非常に満足

「TRX GO」を購入して普通に満足しています。自宅で場所を取らず簡単に設置でき、ランニングのパフォーマンス向上を目的としたコアトレーニングが好きな時に行えます。我が家のドアはアンカーポイントに適していませんでしたが、懸垂バーを設置したことで使わない時はクローゼットの中に保管できます。

最後までお読みいただき有難うございます。この記事はマラソンブロガーのtomo.が書きました。当ブログでは紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

この記事で紹介した「TRX GO サスペンショントレーナー」の最新価格・在庫状況は以下の通販サイトで確認できます。

TRX GO サスペンショントレーナー