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Allbirds「ツリーダッシャー」レビュー

当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入しています。

Allbirds「ツリーダッシャー」レビュー

天然素材で作られたオールバーズのランニングシューズ「ツリーダッシャー(TREE DASHER)」を紹介します。

長距離には不向きですが、ランニングでも日常生活でも同じくらい快適に使えます。主な特徴は以下のとおり。

  • 天然素材で作られたカーボンニュートラルシューズ
  • ドロップは7mm
  • 重さは303g(27cm)
  • 定価は税込16,250円

早速履いてみたので詳しく紹介しますね。

更新日: 公開日:

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目次と内容

サステナブルなのに、履き心地も最高

物欲を刺激する月刊誌『Begin(ビギン)2022年2月号』を読んでいたら、オールバーズの「ツリーダッシャー」が目に留まりました。

シャープなフォルムと「世界一快適な履き心地」の謳い文句に惹かれ、迷わずにポチりました。

今回紹介する「ツリーダッシャー」の主な特徴は以下のとおり。

  • 天然素材で作られたカーボンニュートラルシューズ
  • ドロップは7mm
  • 重さは303g(27cm)
  • 定価は税込16,250円

最大の特徴は、サステナビリティ(持続可能性)と履き心地を両立させていること。

「ツリーダッシャー」は天然素材で作られています。アッパーにはユーカリの繊維、ミッドソールにはサトウキビ、インソールにはヒマシ油製、アウトソールには天然ゴム製を使用。

しかも、排出量から吸収量と除去量を差し引いた合計をゼロにする「カーボンニュートラル」を実現しています。

そして履き心地が最高に素晴らしい。サステナビリティは目的ではなく、最高の履きやすいランニングシューズを作るための手段にすぎないのです。

オールバーズのランニングシューズ

オールバーズ(Allbirds)は2016年に米シリコンバレーで生まれたスポーツブランド。メリノウールを使ったスニーカーから始まり、米タイム誌から「The World’s Most Comfortable Shoes(世界一快適な履き心地)」と評されています。

ランニングシューズは以下の3種。

ツリーダッシャーウールダッシャーTrail Runners SWT
特徴通気性の良いユーカリの繊維を使用したランニングシューズ柔らかいメリノウールとバイオベースの撥水シールドを使用したランニングシューズオールバーズ初のトレイルシューズ
アッパーユーカリの繊維ZQメリノウール+撥水素材ZQメリノウール+リップストップ素材
ミッドソールサトウキビ由来サトウキビ由来サトウキビ由来
アウターソール天然ゴム天然ゴム天然ゴム

ベーシックなランニングシューズが欲しいなら「ツリーダッシャー」と「ウールダッシャー」が選択肢に入ります。

違いはアッパーに使われている素材です。通気性重視なら「ツリーダッシャー、耐水性重視なら「ウールダッシャー」がおすすめです。

今回「とも」が選んだのは「ツリーダッシャー」のメンズ26.0cm。カラーは黒系の「Obsidian(Black)」です。

デザインとスペック

それでは「ツリーダッシャー」を詳しく見ていきましょう。

まず、箱の形状が通常のランニングシューズとは異なり、収納の仕方もユニークです。

「made from the world around us」。つまり、我々の身近なサステナブルな素材で作られていることを強調しています。

シューズ本体はこちら。

横から見た様子。ミッドソールは全体的に弧を描くようなカーブのあるデザインですが、ミッドフットの部分が少しだけ窪んでいます。

ミッドソールが黒光りして高級感があります。

アウターソールには天然ゴムを使用。

アッパーは通気性と耐久性に優れたユーカリの繊維で作られています。

拡大するとこんな感じ。ニット素材よりも繊維が荒いです。

シューレース(紐)にもこだわりを感じます。

特に、シューズに直接縫い付けられたシューレースホールは独特なデザインですね。

足首周りには、フィット感を高めるために伸縮性に優れた素材を使用。まるで靴下のようにピタリとフィットします。

そして柔らかいウール素材がアキレス腱を守ってくれます。

ロゴは控えめにシューズの後方に配置。

重さは、メンズ26.0cmの実測値で295gでした。

サイズ感

ツリーダッシャー」のサイズ展開は以下のとおり。

  • メンズ:25.0cm〜32.0cm
  • レディース:22.0cm〜26.5cm

ランニングシューズのサイズはいつも25.5cmか26.0cmで悩みます。今回「とも」はメンズ26.0cmを選びました。

若干作りが大きめなので25.5cmでも良かったかなと感じますが、アッパーがピタリとフィットするので、まったく問題ありません。

耐久性

以下は10km走った後の様子。硬めの素材で耐久性は高そう。

後日、経過報告をアップデートしますね。

ツリーダッシャーの評価

ここからは実際に「ツリーダッシャー」を履いて気づいた点をまとめます。

超高反発

サトウキビ由来のミッドソールは、丈夫で硬かった。反発力が極めて強く、ソール自体がバネのように機能して推進力を生み出します。

名前の由来でもあるダッシュするのに向いており、ランニングだとジョギングから4:00/kmくらいまでは余裕で走れます。

長距離走には向いていない

一方でクッション性が弱く、長時間走っていると足に負担がかかります。5km前後が適度な距離。10kmを超えてくるとちょっと厳しそう。

ナイキのリアクトに近い

着地の感覚は、ナイキのリアクトフォーム(REACT FOAM)が近く、僕が持っているランニングシューズだと、ナイキの「エピックリアクト フライニット」と似ています。

安定感抜群

耐圧分散が秀逸なので「ツリーダッシャー」を履いて長時間立ちっぱなしでも疲れない。

週末、娘たちのピアノの発表会に履いて行き、1時間近く立ちっぱなしでしたが、疲労感が全くないのには驚きました。

もちろん、ランニングでの走行安定性も文句なし。

普段履き〜10kmラン

落ち着いたカラーとデザインなので、職場にも履いていけるし、通勤時間も快適に過ごせます。

あるいは旅行に履いて行き、そのまま旅先で走るのも良さそうです。日常生活とランニングの境目が曖昧になります。

この記事はマラソンブロガーの「tomo.」が書きました。気に入ったらしてもらえると嬉しいです。X/TwitterStravaでも発信しています。

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購入ガイド

Allbirds「ツリーダッシャー」レビュー

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