「feetures ELITE」レビュー:米国No.1のランニングソックス
フィーチャーズ(feetures)という、アメリカで人気のランニングソックスを履いてみました。
アーチサポートや速乾性・通気性といった機能面で優れているだけでなく、肌触りやフィット感も素晴らしいですね。
特にくるぶしの部分をくり抜いた独特な構造が、未だかつてない絶妙な履き心地を生み出しています。
当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。
目次と内容
米国トップシェアのランニングソックス
フィーチャーズ(feetures)は、アメリカ・ノースカロライナ州で設立されたランニングソックスのブランドです。
主な特徴は以下のとおり。
- アメリカでトップシェアのランニングソックス
- 「エリート」と「メリノ10」の2シリーズを展開
- 丈の長さ、厚さの組み合わせを選べる
- 左右非対称構造
- 特許技術「Targeted Compression」によるアーチサポート
- 価格は税込1,870円〜
日本では「タビオ」や「アールエル」、「フットマックス」や「CW-X」がテクニカル・ランニングソックス市場でしのぎを削っていますが、アメリカのブランドはあまり聞いたことがありません。
ファッション雑誌でたまたまフィーチャーズのランニングソックスを見かけたので、試しに一足買ってみました。
今回選んだのは、フィーチャーズの「エリート ノーショウタブ ライトクッション(ELITE NO SHOW TAB LIGHT CUSHION)」。
「ELITE」と「MERINO10」の違い
フィーチャーズのランニングソックスには2つのシリーズがあります。
- ELITE(エリート・シリーズ)
- MERINO10(メリノ10・シリーズ)
エリート・シリーズは「Targeted Compression」と呼ばれる特許技術を使用し、足裏のアーチのサポートを高めています。
初心者から上級者まで、幅広い層のランナーにおすすめのテクニカル・ランニングソックスです。
メリノ10・シリーズは、メリノウールとTENCEL(木材パイプから作られた素材)を使用し、快適性と耐久性を高めたモデルです。
ランニングにも使えますが、トレイルランニングやウォーキングにおすすめのソックスです。
丈の長さは3つ
メリノ10・シリーズは、丈の長さが以下の3つから選べます。エリート・シリーズは「NO SHOW TAB」か「MINI CREW」の二択。
- NO SHOW TAB(くるぶし丈)
- QUARTER(あしくび丈)
- MINI CREW(ふくらはぎ丈)
自分に合った丈を選ぶのが良いですが、おすすめは最も短い「ノーショウタブ(NO SHOW TAB)」タイプ。くるぶしの周りをくり抜いた独特な構造が、絶妙なフィット感を生み出しています。
厚さも3段階から選べる
ランニングソックスの厚さは、以下の3段階から選べます。
- ULTRA LIGHT(クッション最薄、最軽量・通気性に優れている)
- LIGHT CUSHION(高密度クッションでかさばらない。軽量では着心地も快適)
- MAX CUSHION(クッション最厚。衝撃の強い場所でも快適)
初心者なら厚い方を、上級者なら薄い方を選ぶのがおすすめです。迷ったら中間の「ライトクッション(LIGHT CUSHION)」を選ぶと良いでしょう。
ELITEの特徴
というわけで、今回僕が選んだフィーチャーズの「エリート ノーショウタブ ライトクッション(ELITE NO SHOW TAB LIGHT CUSHION」を詳しく紹介します。商品名が、シリーズ、丈の長さ、厚さを表していることが分かります。
- シリーズ → ELITE
- 丈の長さ → NO SHOW TAB
- 厚さ → LIGHT CUSHION
パッケージの裏側には商品の特徴が書かれています。
- 左右非対称の構造
- 速乾性に優れた素材を使用
- つま先は継ぎ目のないシームレス構造
くるぶしの部分をくり抜いたような構造がユニークですね。
丈の部分が裂けているので、くるぶしの周りを包むようにしてピタリとフィットします。また、履きやすいというメリットもあります。
左右非対称なので、どちらを履けば良いか分かるように「L(左)」と「R(右)」がプリントされていました。
履いてみた感想
まず、足裏のアーチのあたり(縦線の模様の部分)が圧着するため、サポートを強く感じます。これなら長距離を走っても痛みや疲れを和らげてくれそうです。
つま先は厚みがある割には伸縮性に優れています。守られている感じが強いが、圧迫感は感じません。
アッパーの一部にメッシュ素材(肌が透けて見える部分)を採用しており、空気の通り道もしっかり確保しています。
くるぶしを覆わないランニングソックスを履くのは今回が初めてですが、これが意外と快適でした。
アキレス腱の高さは、ランニングシューズのアンクルパッドよりも高い位置にくるように設計されているので、肌がランニングソックスに当たる心配はありません。
くるぶしを覆わない「ノーショウタブ(NO SHOW TAB)」タイプは、なんだかクセになりそうです。