【レビュー】おたふく手袋 FUBAR 防水ソックス:1時間の雨ランでもサラサラ快適
雨の日のランニング用に防水仕様の靴下が欲しくて、おたふく手袋の「FUBAR 防水ソックス」を購入。防水シューズと組み合わせれば、雨の中を1時間走ってもサラサラ快適でした。

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おたふく手袋の靴下
最近「おたふく手袋」というメーカーのグッズにハマっています。
100年以上の歴史を持つ作業手袋・作業靴下専門の会社なんですが、公式サイトによると、安全靴、スニーカー、長靴などの履物部門も強化しており「ワーク商品の総合メーカー」を目指しているそうです。
ポジショニング的にはワークマンに似ており、ランニングにも使える高コスパなウェアやギアが特徴です。以前、おたふく手袋のビーニーと腹巻きを当ブログで紹介したところ、大きな反響がありました。

今回新たに購入したのは「FUBAR 防水ソックス」。名前のとおり、防水機能を持った靴下です。ちなみに「FUBAR(フーバー)」は、おたふく手袋が展開しているカジュアルウェアのブランド。
FUBAR 防水ソックスの特徴
それでは早速「FUBAR 防水ソックス」の機能を見ていきましょう!主な特徴は次のとおり。
- 三層の袋状の防水シートを搭載した靴下
- 履き口にズレ落ち防止のゴムを採用
- M・Lの2サイズ展開
- 定価は3,400円

最大の特徴は、靴下本体に防水機能を持たせていること。表生地は摩耗に強いナイロン素材、真ん中にポリウレタン製の防水シート、裏生地に吸汗性の高い綿素材を採用し、三層構造で水や風の侵入を防ぎます。

見た目は普通の靴下ですが、三層構造のため生地に厚みがあります。そして履き口には高さ5cmほどのゴムを配置することで、ズレ落ちを防ぎます。ちなみに履き口の部分は防水仕様ではないのでご注意ください。

つま先はラウンドタイプで縫目がしっかり密閉されています。ここの作りが弱いと水が侵入してしまいますからね。

履き口の内側にはアルファベットのサイズ表記がプリントしてありました。
サイズとフィット感
「FUBAR 防水ソックス」のサイズ展開は、男女共通仕様で、Mサイズ(24.0-26.0cm)とLサイズ(26.0cm-28.0cm)の2サイズから選べます。

自分は通常、25.5cm〜26.0cmがジャストフィットになりますが、今回はMサイズでちょうど良いサイズ感でした。生地が厚い割には伸縮性と柔軟性があり、足の形にぴたりとフィットします。
ただ、足を動かすと生地が軋むというか、三層構造ならではの感触があります。1時間程度のジョギングなら気になるレベルではありませんが、これでフルマラソンを走るのは勇気が入りますね。
ファーストインプレッション
ここからは実際に「FUBAR 防水ソックス」を履いて気づいたことを忖度なしでコメントしていきます。
ズリ落ちにくい

履き口のゴムがしっかりしており、ランニング時にズリ落ちる心配はありません。履き口は防水仕様ではなく、ズリ落ちると靴下の防水性能が低下するため、これは結構重要なポイントなんですよね。
フィット感は悪くないけど

全体的なフィット感は悪くありませんが、唯一、足の甲の上の方で生地がダブついています。多少なりとも個人差があると思いますが。
足裏の滑り止めが欲しかった

一方で、足裏には滑り止め加工がなく、生地も乾いた状態でも濡れた状態でもツルッとしているため、シューズの中で僅かなズレを感じます。1時間程度のジョギングなら問題ありませんが、2〜3時間以上走り続けると、水ぶくれになりそうです。
雨天のランニングでの使用感
さて、ここからは「FUBAR 防水ソックス」の防水性能を検証します。ちょうどこの日は地元さいたま市で「さいたまマラソン2025」が開催されました。天気はあいにくの雨。スタート周辺の視察を兼ねて、大粒の雨が降る中を1時間ほど走ってきました。
今日は #さいたまマラソン2025 5kmあたりの北浦和交差点付近で応援します📣 pic.twitter.com/eJlwyQPaXW
— tomo. @ともらん (@tomorunblog) March 15, 2025
ちなみにシューズも防水仕様です。ロングパンツを履き、靴下の履き口が雨に濡れないようにして走りました。水溜りの中にも積極的に入りました。
1時間なら足がサラサラ

結論を言うと、1時間程度なら防水シューズと「FUBAR 防水ソックス」の組み合わせで足が濡れません。湿った感じもなく内側はサラサラ。上の写真では撮影のため履き口(FUBARのロゴの部分)を出していますが、ここは防水仕様ではないため、しっかり覆う必要があります。
その後「さいたまマラソン2025」の応援をするために、さらに1時間ほど雨の中を歩き回りました。雨にさらされてから1時間半ほど経つと、つま先の方から湿気を感じ始め、2時間が経つと靴下全体が湿ってきました。ただ濡れて足が不快に感じるレベルではありません。
一応、目安としては使用し始めてから4〜6時間すると水の侵入が始まるようです。
寒い日も足がポッカポカ
この日の最低気温は5℃。風もあり体感温度はもっと低くかったのですが「FUBAR 防水ソックス」は風の侵入を防いでくれるため、足元が温かく感じました。これは意外なメリットでしたね。
評価まとめ
おたふく手袋の「FUBAR 防水ソックス」の良い点、気になる点をまとめると次のとおり。
良い点
- 防水仕様で水と風の侵入を防いでくれる
- 三層構造の割にはフィット感は悪くない
- 1時間程度なら雨の中でも足が湿らずにサラサラ
気になる点
- 足裏に滑り止めがない
- 1時間以上雨にさらされると湿ってくる
雨の日のランニングで防水シューズを履いても、履き口から水が侵入して結局足が濡れちゃうんですよね。でも「FUBAR 防水ソックス」を履けば水と風の侵入をしっかり防いでくれます。1〜2時間程度のランニングなら足が濡れずに走れるので、雨ランで活躍してくれそうです。
他にも海外の防水ソックスを比較検討しましたが、価格が4〜5,000円台となかなか手が出しづらいのが現状。一方で「FUBAR 防水ソックス」は定価3,400円ですが、自分が購入した時はネット通販で2,400円台でしたので、約半分の価格で手に入ります。
1足持っておくと、雨の日のランニングはもちろん、通勤や通学で重宝すること間違いなし!
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